かく‐じゅん【恪遵/恪循】
[名](スル)つつしんでそれに従うこと。「そが命令に—するよりは他事なかるべし」〈中村訳・自由之理〉
かく‐じょう【各条】
それぞれの箇条。
かく‐じょう【角状】
獣の角(つの)に似た形。「—突起」
かく‐じょう【客情】
旅行中の思い。旅ごころ。旅情。客意。きゃくじょう。
かく‐じょし【格助詞】
助詞の種類の一。体言または体言に準ずるものに付いて、それが文中で他の語とどんな関係にあるかを示す助詞。現代語では、...
かく‐じん【各人】
ひとりびとり。めいめいの人。各自。
かくじん‐かくせつ【各人各説】
人によって、それぞれ違う説をとなえること。
かくじん‐かくよう【各人各様】
人によって、それぞれやり方などが違うこと。人さまざま。
かく・す【隠す】
[動サ五(四)] 1 人の目に触れないようにする。物で覆ったり、しまい込んだりする。「姿を—・す」「両手で顔を—・...
かく・す【画す/劃す】
[動サ五]「かく(画)する」(サ変)の五段化。「一線を—・そうとする」 [可能]かくせる [動サ変]「かく(画)す...
かく・す【角す】
[動サ変] 1 比べる。「彼は少年なり、安(いづく)んぞ能く我輩に—・せんや」〈織田訳・花柳春話〉 2 競う。争う...
かく・す【嚇す】
[動サ変]強くしかる。また、おどかす。威嚇する。「屏風岩の屹然(きつぜん)として人を—・する如き」〈蘆花・自然と人生〉
かく・す【馘す】
[動サ変]首を切る。職を辞めさせる。馘首(かくしゅ)する。
かく‐すい【角錐】
一つの多角形を底面とし、その各辺を底辺として平面外の一点と結ぶ三角形を側面とする立体。
かく‐すう【画数/劃数】
漢字を構成する、線や点の数。例えば、「画」は8画、「劃」は14画、「数」は13画。
かく‐すけ【角助】
江戸時代、武家の下男、奴(やっこ)の通称。中間(ちゅうげん)。角内(かくない)。「年季の—杖(つゑ)ひっさげ、露地...
隠(かく)すより現(あらわ)る
隠そうとすると目立って、かえって外へ知れやすい。
かく・する【画する/劃する】
[動サ変][文]くゎく・す[サ変] 1 線を引く。「俯(ふ)して砂上(しゃじょう)に字を—・するものもある」〈魯庵...
かく‐ずきん【角頭巾】
「すみずきん」に同じ。
かく‐ずひょう【核図表】
原子番号(陽子の数)を縦軸、中性子の数を横軸とする座標平面上に原子核の核種を配した図表。ふつう安定核・不安定核が色...
かく‐せい【客星】
常には見えず、一時的に現れる星。彗星(すいせい)や新星など。きゃくせい。きゃくしょう。
かく‐せい【革正】
[名](スル)改めて正しくすること。
かく‐せい【覚醒】
[名](スル) 1 目を覚ますこと。目が覚めること。「昏睡状態から—する」 2 迷いからさめ、過ちに気づくこと。「...
かく‐せい【隔世】
時代・世代がへだたっていること。時代が違うこと。かくせ。
かく‐せい【廓清】
[名](スル) 1 悪いものをすっかり取り除くこと。「宗教—の一新時代はそこから開けて来た」〈藤村・夜明け前〉 2...
かく‐せい【鶴声】
相手を敬って、その言葉をいう語。多く「御鶴声」の形で手紙に用いられる。
かくせい‐いでん【隔世遺伝】
1 「先祖返り」に同じ。 2 祖先、特に、祖父または祖母に似ること。祖先のもつ潜性の形質が、子孫の世代で分離して現れる。
かくせいか‐しゅじゅつ【覚醒下手術】
⇒アウエークサージェリー
かくせい‐き【拡声器】
音声を拡大する装置。メガホンやラウドスピーカーなど。→スピーカー
客星(かくせい)御座(ござ)を犯(おか)・す
《「後漢書」逸民伝から。「御座」は、天子の位》身分の低い者が、天子の位をねらうこと。客星帝座を犯す。
かくせい‐こうしん【覚醒亢進】
⇒過覚醒
かくせい‐ざい【覚醒剤】
強い中枢神経興奮作用をもち、疲労感や眠けがなくなり、思考力や活動力が増す一群の薬物。塩酸メタンフェタミン(ヒロポン...
かくせいざいとりしまり‐ほう【覚せい剤取締法/覚醒剤取締法】
覚醒剤の用途を医療・学術研究に限定し、濫用を防止するために定められた法律。覚醒剤を取り扱うことができる者を限定し、...
客星(かくせい)帝座(ていざ)を犯(おか)・す
「客星御座(ござ)を犯す」に同じ。
かくせい‐の‐かん【隔世の感】
変化が激しく、まるで世代が変わってしまったような感じ。「—を禁じ得ない」
かく‐せつ【確説】
たしかな説。根拠のある説。「書毎に異同あるをもて何(いず)れを—とするを知らず」〈染崎延房・近世紀聞〉
かく‐せん【角銭】
「撫(な)で角銭」の略。
かく‐せん【客船】
⇒きゃくせん(客船)
かく‐せん【角栓】
皮膚のはがれかけた角質が、毛穴をふさいで固まったもの。皮脂とともにコメドを形成する。
かくせん‐せき【角閃石】
1 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・アルミニウムなどを含み、組成が変化に富む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜...
かく‐せんそう【核戦争】
核兵器を用いた戦争。特に、複数国が核兵器を主力兵器として互いに使用しあう戦争。→終末時計
かくせんそうぼうし‐こくさいいしかいぎ【核戦争防止国際医師会議】
⇒アイ‐ピー‐ピー‐エヌ‐ダブリュー(IPPNW)
かくせん‐ほう【画線法】
線を引いて、数を数える方法。日本では漢字の「正」の字、欧米では縦に4本、それらを斜めに横切る1本の線を引いて、5の...
かく‐せんりゃく【核戦略】
核戦争の勃発を防止し、核抑止力のもとで世界平和を維持しようとする方策。
かく‐せんりゃくへいき【核戦略兵器】
⇒戦略核兵器
かくせんりゃく‐みなおし【核戦略見直し】
⇒エヌ‐ピー‐アール(NPR)
かく‐ぜつ【隔絶】
[名](スル)かけ離れていること。遠くへだたっていること。「社会から—した存在」
かく‐ぜん【画然/劃然】
[ト・タル][文][形動タリ]区別がはっきりとしているさま。「—とした違い」「—たる区別」
かく‐ぜん【廓然】
[ト・タル][文][形動タリ]心が晴れわたり、わだかまりのないさま。かくねん。「貴い古(いにしえ)の聖者の如く—と...
かく‐ぜん【赫然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はげしく怒るさま。「顔色忽ち変じ、—として曰く」〈織田訳・花柳春話〉 2 輝く...