かちょう‐ふうえい【花鳥諷詠】
近代俳句の理念の一。俳句は、四季による自然の現象とそれに伴う人事とを、先入観念を排して純粋に叙景的に詠むのが理想で...
かちょう‐ふうげつ【花鳥風月】
1 自然の美しい風物。「—を友とする」 2 風雅な趣を楽しむこと。風流韻事。風流。
かちょう‐まい【加徴米】
公領や荘園で、一定の年貢以外に徴収する米。鎌倉時代には地頭の収入となった。
かちょうよじょう【花鳥余情】
室町時代の源氏物語注釈書。30巻。一条兼良(いちじょうかねら)著。文明4年(1472)成立。「河海抄」を補正したも...
カチョカバッロ
南イタリアで生産されるチーズ。牛乳から作られる半硬質チーズで、ひもでぶら下げて熟成するため、ひょうたん形をしている。
か‐ちょく【価直/価値】
「かち(価値)」に同じ。
か‐ちょくきん【下直筋】
外眼筋の一つ。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の下部から起こり、眼球上面で強膜の下部につく。眼球を...
かち‐よこめ【徒横目】
「徒目付(かちめつけ)」に同じ。
かち‐より【徒より】
[連語]《「より」は動作の手段を表す格助詞》徒歩で。歩いて。「他夫(ひとづま)の馬より行くに己夫(おのづま)し—行...
かちり
[副]金属性の堅い物がふれあって発する小さい音を表す語。「—とかぎをかける」
かち‐ろん【価値論】
1 価値の本質、価値と事実との関係、価値判断の妥当性などについて哲学的に考察する学問。狭義には、19世紀後半からド...
かち‐わたり【徒渡り】
[名](スル)歩いて川を渡ること。徒渉(としょう)。「馬蹄型の入江は…—されそうにすべすべと青かった」〈野上・迷路〉
かち‐わり【搗ち割り】
関西で、口に含めるくらいの大きさに砕いた氷のかけら。欠き氷。《季 夏》
勝(か)ちを制(せい)・する
勝利を自分のものとする。勝利を決める。「首尾よく—・する」
勝(か)ちを千里(せんり)の外(そと)に決(けっ)す
《「史記」高祖本紀から》戦場に赴くことなく、いながらにして、はかりごとをめぐらして勝利を収める。
かちん
《「かちいい(搗ち飯)」の音変化という》「餅(もち)」をいう女房詞。おかちん。
かちん【褐】
《「かち」の音変化》「かち(褐)1」に同じ。「—の直垂(ひたたれ)に小桜を黄に返したる鎧(よろひ)着て」〈保元・上〉
カチン
ミャンマー北部のカチン州や中国雲南省などに居住する少数民族。ジンポー(景頗)。 [補説]広義には、ミャンマー北東辺...
かちん
[副] 1 小さな堅い物が他の堅い物にぶつかるときの音を表す語。「石は鉄管に—と当たった」 2 (多く「かちんと来...
かちん‐かちん
[副]堅い物が連続してぶつかるときの、軽く澄んだ音を表す語。「あちこちで—とグラスを合わせる音がする」 [形動] ...
かちん‐こ
映画で、撮影の始まりを合図するのに用いる拍子木。下につけた黒板にシーン・カット番号などを書いて撮影し、編集時の目印...
か‐ちんせい【過鎮静】
抗精神病薬などの向精神薬が必要以上に効きすぎて、眠気やふらつきが起こる状態。
かちんと◦来(く)る
他人の言動が神経に障って、不愉快に思う。癇(かん)に障る。「無遠慮な発言に—◦来る」
カチン‐の‐もり【カチンの森】
《Katïn'/Катынь》ロシア連邦西部、スモレンスク市西郊にある森。第二次大戦中の1943年、この地に侵攻し...