かれ‐がし【彼某】
[代]三人称の人代名詞。名を知らぬ人、また、知っていても名を言わないでいう場合に用いる。多く、「それがし」と並べて...
かれ‐がた【離れ方】
親しかった者、特に男女の気持ちが、疎遠になりがちなこと。「相知れりける人の漸(やうや)く—になりける間に」〈古今・...
かれ‐がれ【枯れ枯れ】
[形動][文][ナリ]草木が今にも枯れそうなさま。「激しい霜のために—になった桑畠の間を通して」〈藤村・家〉
かれ‐がれ【涸れ涸れ】
[形動][文][ナリ]水の乾いていくさま。川の水などがなくなっているさま。「水の—な池」
かれ‐がれ【嗄れ嗄れ】
[形動][文][ナリ]声がかすれるさま。声がかれ衰えるさま。「余命のなさそうな虫が…—に鳴いている」〈三重吉・小鳥の巣〉
かれ‐がれ【離れ離れ】
[形動ナリ]男女の交際がとだえがちなさま。疎遠なさま。「—におはせしをだに、飽かず胸いたく思ひ侍りしを」〈源・葵〉