かん‐ぎょ【鹹魚】
塩漬けにした魚。しおざかな。
かん‐ぎょう【官業】
政府が直接いとなむ営利事業。現在では、国有林野のみ。
かん‐ぎょう【寒行】
寒中に、寒苦に耐えて行う修行。寒念仏・寒参り・寒垢離(かんごり)など。《季 冬》
かん‐ぎょう【勧業】
農業・工業などの産業を奨励すること。
かん‐ぎょう【観行】
仏語。自分の心の本性を観照する修行。観心(かんじん)の行法。
かん‐ぎょう【観経】
経文を読むこと。看経(かんきん)。 「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」の略。
かんぎょう‐はくらんかい【勧業博覧会】
産業を奨励し振興する目的で開く博覧会。
かんぎょくしゅう【寒玉集】
俳誌「ホトトギス」に掲載された写生文の作品集。第一篇は明治33年(1900)、第二篇は明治34年(1901)の刊行...
かん‐ぎん【閑吟】
[名](スル)静かに詩歌などを口ずさむこと。「山中で独り—する」
かん‐ぎん【感吟】
[名](スル) 1 物事に感動して詩歌を作ること。また、その詩歌。 2 よい詩歌に感動して、それを口ずさむこと。 ...
かんぎんしゅう【閑吟集】
室町後期の歌謡集。1巻。編者未詳。永正15年(1518)成立。小歌(こうた)や猿楽など当時の歌謡311首を収める。
かん‐く【甘苦】
1 あまいことと、にがいこと。 2 楽しいことと、苦しいこと。苦楽。「—を共にする」
かん‐く【冠句】
⇒冠付(かむりづ)け
かん‐く【寒九】
寒に入ってから9日目。1月13日ごろ。《季 冬》
かん‐く【寒苦】
寒さによる苦しみ。凍えるような寒さ。「—に責められる」
かん‐く【管区】
管轄している区域。
かん‐く【艱苦】
悩み苦しむこと。つらく苦しいこと。艱難辛苦。「—に耐える」
かん‐くう【関空】
関西国際空港の通称。
かん‐くう【管腔】
「かんこう(管腔)」の慣用読み。医学でいう。
かんく‐かいじょうほあんほんぶ【管区海上保安本部】
海上保安庁の地方機構。第一管区海上保安本部から第十一管区海上保安本部まであり、全国を11の管区に分け、その地域の沿...
かんく‐きしょうだい【管区気象台】
気象庁に所属する地方機関で、気象・地震・火山の観測、気象予報などを担当する。また、管内の地方気象台・測候所などを監...
かんく‐ちょう【寒苦鳥】
インドのヒマラヤにすむという想像上の鳥。夜に雌は寒苦を嘆いて鳴き、雄は夜が明けたら巣を作ろうと鳴くが、太陽が出ると...
かんく‐の‐あめ【寒九の雨】
寒九に降る雨。豊作の兆(きざし)として喜ばれる。《季 冬》
かんく‐の‐みず【寒九の水】
寒九に汲(く)む水。薬を飲むのによいといわれる。《季 冬》
カンクン
メキシコ東部、キンタナロー州の観光・保養都市。ユカタン半島北東端に位置し、カリブ海に面するリゾート地として発展。周...
カンクン‐ごうい【カンクン合意】
2013年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み。2010年12月にメキシコのカンクンで開催された国連気候変動枠組み...
かん‐ぐう【甘遇】
相手の気に入るように待遇すること。「豊臣氏は…—優待して以て一時を苟且(こうしょ)せしのみ」〈田口・日本開化小史〉
かん‐ぐり【勘繰り】
かんぐること。「下種(げす)の—」
かん‐ぐ・る【勘繰る】
[動ラ五(四)]あれこれ気を回して悪い意味に考える。邪推する。「何か裏があるのではないかと—・る」
かん‐ぐん【官軍】
朝廷・政府側の軍隊。「勝てば—」
かん‐ぐん【監軍】
軍隊を監督する役職。いくさめつけ。軍監。
かん‐け【官家】
1 《天子の意から》朝廷・国家のこと。 2 官位の高い家。貴人の家。 3 ⇒屯倉(みやけ)2
かん‐け【菅家】
菅原氏の家系。また、特に菅原道真(すがわらのみちざね)のこと。
かん‐げ【勧化】
[名](スル)《「かんけ」とも》 1 仏の教えを説き、信心を勧めること。「衆生を—する」 2 僧が仏寺・仏像を造営...
かん‐けい【奸計/姦計】
悪いはかりごと。悪だくみ。「—をめぐらす」「敵の—に陥る」
かん‐けい【寒閨】
独り寝の寂しい寝所。空閨(くうけい)。
かん‐けい【換刑】
罰金または科料を納めることのできない者を、一定期間、労役場に留置すること。
かん‐けい【寛刑】
寛大な刑罰。⇔厳刑。
かん‐けい【関係】
[名](スル) 1 二つ以上の物事が互いにかかわり合うこと。また、そのかかわり合い。「前後の—から判断する」「事件...
かん‐けい【関契】
律令制で、非常の場合に軍隊が三関を通過するときに使用された割符(わりふ)。
かん‐けい【還啓】
[名](スル)皇太子・三后などが出先から帰ること。
かん‐けい【簡勁】
[名・形動]言葉・文章などが、簡潔で力強いこと。また、そのさま。「—な筆遣い」
かんけい‐えんざんし【関係演算子】
二つの値の大小を比較する演算子。多くのプログラミング言語で、「AはBより大きい」場合はA>B、「AはBより小さい」...
かんけいかい【菅家遺誡】
教訓書。2巻。著者未詳。室町時代の成立といわれる。公家で守るべきことを菅原道真に仮託して33条にまとめたもの。神事...
かんけい‐かくりょうかいぎ【関係閣僚会議】
内閣で、重要な案件の検討のために随時設置される協議機関。その問題に関係の深い省庁の大臣によって構成される。「経済対...
かんけい‐がく【関係学】
ドイツの社会学者ウィーゼの理論で、社会学の対象を絶えず生起する社会関係に限定しようとする主張。ジンメルなどと共に形...
かんけい‐しき【関係式】
二つ以上の量または文字の間の相互関係を表す式。
かんけい‐しゃ【関係者】
ある事柄に関係がある人。「—以外立ち入り禁止」 [補説]新聞放送関係で、情報源を公表しないときや、情報の信頼度が高...
かんけい‐しゅうだん【関係集団】
⇒準拠(じゅんきょ)集団
かんけい‐じんこう【関係人口】
その地域と何らかの関わりがある人の数。以前住んでいた、ふるさと納税制度を通じて寄付をしたなど、さまざまな形でその地...