かこう‐ちょうこつきょく【下後腸骨棘】
腸骨稜(ちょうこつりょう)の後縁にある上後腸骨棘(じょうこうちょうこつきょく)の下方に位置する突起部。
かこう‐にく【加工肉】
主に、保存のための処理をほどこした肉製品をいう。ハム・ソーセージ・ベーコンの類、あるいは味噌漬け肉・乾燥肉・肉の缶...
かこう‐にゅう【加工乳】
クリーム・脱脂粉乳・全粉乳などの乳製品を原料として、成分を調整して復原した牛乳。加工乳の表示が必要とされる。
かこう‐はんえん【可航半円】
移動する熱帯低気圧の進行方向に対し、北半球では左側、南半球では右側の半円。風が比較的弱く、航行中の船を熱帯低気圧の...
かこう‐はんがん【花崗斑岩】
花崗岩と同じ組成をもつが、石英・正長石などが斑晶(はんしょう)をなす岩石。
かこう‐ひん【火工品】
ある使用目的に適するように火薬や爆薬を加工・成形したもの。信管・雷管・実包・空包・花火など。
かこう‐へき【火口壁】
火口を囲む急峻(きゅうしゅん)な壁。
かこう‐ぼうえき【加工貿易】
原料・半製品を輸入し、これを自国内で加工後、製品として輸出する貿易。
かこう‐ゆにゅう【加工輸入】
加工して輸出するために原料または半製品を輸入すること。
かこう‐らい【火口瀬】
⇒かこうせ(火口瀬)
かこ‐かんりょう【過去完了】
《past perfect》英語・ドイツ語などの文法で、時制の一。過去のある時までの動作・状態の完了・結果・経験・...
かこ‐かんりょう【過去官僚】
《「過去完了」のもじり》官僚出身の政治家を言い表す言葉。政治主導で政策を推し進めるにあたり、官僚経験に裏打ちされた...
かこかんりょう‐けい【過去完了形】
文法で、過去完了を表す語形や文型。
かこ‐がしら【鉸具頭】
鐙(あぶみ)の頭部にある、革緒を通す刺鉄(さすが)を受け留める鉄輪。蛸頭(たこがしら)。
かこ‐がわ【加古川】
兵庫県中南部を流れる川。上流は佐治川とよばれる。高砂(たかさご)市と加古川市との境で播磨灘(はりまなだ)に注ぐ。長...
かこがわ‐し【加古川市】
⇒加古川
かこがわ‐ほんぞう【加古川本蔵】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」などの登場人物。桃井家の家老で、主君若狭之助が高師直(こうのもろなお)を討とうとするのを止...
か‐こきゅう【過呼吸】
過剰な呼吸を行うこと。体内の炭酸ガスの必要量が減り、アルカローシスの状態をきたす。過換気。
か‐こく【下刻】
河川の水流が川底を浸食する作用。底面がしだいに低下する。下方浸食。
か‐こく【禾穀】
稲のこと。また、稲・麦・稗(ひえ)・粟(あわ)などの穀物の総称。「此日は—豊熟の為めに、セレスの神祭を、執り行う事...
か‐こく【河谷】
川の流れで浸食されてできた谷。
か‐こく【家国】
1 家と国。 2 国家。 3 故郷。
か‐こく【過刻】
先ほど。先刻。「我は—の戦いに、些か微傷を被れども」〈竜渓・経国美談〉
か‐こく【苛酷】
[形動][文][ナリ]きわめてむごいさま。扱い方などが厳しくて容赦ないさま。無慈悲。「—な労働」「—なレース」 [...
か‐こく【過酷】
[形動][文][ナリ]厳しすぎるさま。ひどすぎるさま。「—な手段」「—な条件」 [派生]かこくさ[名]
かこく‐じこ【過酷事故】
原子力発電所などの原子炉施設において、設計時に考慮した範囲を超える異常な事態が発生し、想定していた手段では適切に炉...
かこく‐だこう【下刻蛇行】
⇒穿入蛇行
かこくふうみ【華国風味】
中国文学者、青木正児による随筆集。中国の食文化をテーマとする。昭和24年(1949)刊行。
か‐こくほう【華国鋒】
[1921〜2008]中国の政治家。山西省出身。1937年中国共産党に入党。抗日遊撃戦に参加。中華人民共和国成立後...
かこく‐ぼん【家刻本】
個人が刊行した書物。家塾本。私家版。
かこく‐るい【禾穀類】
穀物の収穫を主要な目的として栽培されるイネ科の作物。
かこ‐けい【過去形】
1 文法で、過去の動作・状態を表す語形や文型。→過去4 2 (比喩的に)昔の出来事。終わったこと。「かつての名優も...
かこげんざいいんがきょう【過去現在因果経】
仏伝を述べた経典。4巻。宋に渡ったインド僧求那跋陀羅(ぐなばつだら)が444〜453年ごろ漢訳。釈迦(しゃか)の自...
かこ‐さとし【加古里子】
[1926〜2018]絵本作家・児童文学者。福井の生まれ。本名、中島哲(さとし)。朗らかでユーモラスな絵柄の作品で...
かこ‐しちぶつ【過去七仏】
釈迦と、その以前にこの世に現れたという、毘婆尸(びばし)・尸棄(しき)・毘舎浮(びしゃぶ)・拘留孫(くるそん)・拘...
かこ‐しょうりょう【過去精霊】
この世を去った死者の霊。過去幽霊。「いつしか経よみ念仏して、—一仏浄土へ、と回向しけるこそあはれなれ」〈平家・一〇〉
かこ‐じもの【鹿児じもの】
《「じもの」は接尾語》鹿の子のように。鹿の子は1年に1回、1頭だけ生まれるところから、あとに「ひとり」「ひとり子」...
かこ‐ぜ【過去世】
仏語。過ぎ去った世。前世。
かこ‐そう【夏枯草】
ウツボグサの別名。また、その枯れた花穂。漢方で、抗炎症・利尿薬とする。
かこち【託ち】
他にかこつけて恨み嘆くこと。「実体(じってい)の女房の—も恋なれば」〈露伴・露団々〉
かこち‐がお【託ち顔】
[名・形動]他に事寄せ、そのせいにして恨み嘆く顔つき。また、思いわびているさま。「嘆けとて月やは物を思はする—なる...
かこち‐ぐさ【託ち種】
1 そのことのせいにするためのたね。口実。「百に一つも世にある事もあらば、—にもし候へ」〈盛衰記・二六〉 2 恨み...
かこち‐なき【託ち泣き】
恨み嘆いて泣くこと。「歯切りきりきり口惜し涙、内に小春が—」〈浄・天の網島〉
かこ‐ちょう【過去帳】
寺で、檀家(だんか)・信徒の死者の俗名・法名・死亡年月日・年齢などを記入しておく帳簿。鬼籍(きせき)。点鬼簿(てん...
かこち‐よ・す【託ち寄す】
[動サ下二]無理に関係づけて言う。こじつける。「いかにして朝(あした)のまをも—・せてあかぬ名残をしばし留めん」〈...
かこち‐よ・る【託ち寄る】
[動ラ四]かこつけて言い寄る。「言ひ寄るたよりもいとはかなければ、この君をぞ—・りけれど」〈源・蛍〉
か‐こつ【化骨】
⇒骨化
か‐こつ【仮骨】
骨折や骨の欠損が起きた部分に、新しくできる不完全な骨組織。
かこ・つ【託つ】
[動タ五(四)] 1 心が満たされず、不平を言う。ぐちをこぼす。嘆く。「不運を—・つ」 2 他の事のせいにする。口...
かこつ・く【託く】
[動カ下二]「かこつける」の文語形。