きせつ‐れっしゃ【季節列車】
季節によって増加する利用客のために、時期を限って運転される列車。
きせつ‐ろうどう【季節労働】
1 季節によって仕事の量に大きな差のある業種での労働。農業・北洋漁業など。 2 農閑期などに、本業以外の労働に従事...
き‐せと【黄瀬戸】
安土桃山時代に美濃で焼かれた瀬戸系の陶器。淡黄色の釉(うわぐすり)をかけたもの。意匠の特色から、あやめ手、ぐいのみ...
きせ‐なが【着背長】
鎧(よろい)・具足の美称。特に、大将の着るものをいう。「新院、左府、御—を召されたり」〈保元・上〉
キセニア
被子植物が受粉した際に、花粉の顕性遺伝子が、その胚乳(はいにゅう)の形質を支配する現象。重複受精によるもので、胚乳...
きせのさと‐ゆたか【稀勢の里寛】
[1986〜 ]力士。第72代横綱。茨城県出身。本名、萩原寛。平成29年(2017)横綱に昇進。優勝2回。平成31...
キセノン
希ガス元素の一。無色無臭の気体。空気中に微量が存在し、希ガス中でも最も少ない。化学的にきわめて不活性であるが、弗化...
キセノン‐ランプ
《(和)xenon+lamp》キセノンを石英管に封入した放電灯。自然昼光に近い光を発する。人工太陽灯・映写・投光照...
キセル【煙管】
《管の意》 1 刻みタバコを吸う道具。ふつう、雁首(がんくび)・吸い口に金属を用い、途中の管(くだ)である羅宇(ラ...
き・せる【着せる】
[動サ下一][文]き・す[サ下二] 1 衣服などを身につけさせる。「着物を—・せてもらう」 2 上からかぶせる。「...
キセル‐がい【キセル貝】
キセルガイ科の陸生の巻き貝の総称。腐った木や落ち葉の下にすむ。貝殻は左巻きで、キセルの形に似る。ナミギセルガイ・オ...
キセル‐づつ【キセル筒】
キセルを入れておく筒。または、キセルのこと。
キセル‐とおし【キセル通し】
キセルの中にたまったやにを取り除くためにその中に通す、こよりや針金。
キセル‐はり【キセル張り】
キセルを作ること。また、それを職業とする人。
きせ‐わた【着せ綿/被せ綿】
1 物の上にかぶせてある綿。 2 「菊の被(き)せ綿」に同じ。 3 シソ科の多年草。山地・丘陵地の草原に生え、高さ...
きせわた‐がい【着綿貝】
腹足綱キセワタガイ科の巻き貝。海岸の砂泥底にすむ。体は白くナメクジ状で、頭部は盾状。貝殻は半透明で薄く、体内に埋も...
き‐せん【木銭】
「木賃(きちん)」に同じ。
き‐せん【汽船】
蒸気の力を動力として動く船。蒸気船。船舶法では、機械力を利用して推進する船をいう。
き‐せん【帰泉】
黄泉(こうせん)におもむくこと。死ぬこと。「—の霊魂は九夜の夢に迷ひにき」〈海道記〉
き‐せん【帰船】
[名](スル) 1 下船していた船員や乗客がもとの船に帰ること。 2 港に帰ってくる船。
き‐せん【帰線】
1 電気回路を構成する導線のうち、アースに帰るほうの線。 2 テレビの画面で、走査が1回の終点から次の始点まで戻る...
き‐せん【基線】
1 三角測量の基準になる三角形の一辺。これをもとにして三角網を広げていく。 2 ⇒界線2 3 領海および接続水域・...
きせん【喜撰】
平安初期の歌人。六歌仙の一人。山城の人。古今集に「わが庵(いほ)は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人は言ふなり」の...
き‐せん【棋戦】
囲碁または将棋の勝負。
き‐せん【貴賤】
貴いことと、卑しいこと。また、身分の高い人と低い人。「職業に—なし」「—貧富」
き‐せん【機先】
物事が起ころうとする、また、事を行おうとするその直前。
き‐せん【機船】
発動機を動力とする船。発動機船。
き‐せん【騎戦】
馬に乗って行う戦闘。
き‐せん【饋線】
《多く「き線」と書く》通信事業者の最寄りの基地局から利用者の建物近くの分岐点(饋線点)までを結ぶ、地下管路に敷設さ...
きせん‐いでん【帰先遺伝】
⇒先祖返(せんぞがえ)り1
きせんしき【喜撰式】
平安時代の歌学書。1巻。喜撰の著と伝えるが未詳。仁和年間(885〜889)の成立とも。和歌の病、分類などを論じる。...
きせん‐スペクトル【輝線スペクトル】
原子がエネルギーの高い状態からもとの状態へと遷移するときに放射する光のスペクトル。元素により固有の単色光の明るい線...
きせん‐せいうん【輝線星雲】
散光星雲のうち、電離したガスが光を放射する星雲。近傍にある高温の星からの紫外線によって励起される場合が多く、若い大...
きせん‐そくりょう【基線測量】
三角測量のもとになる基線の長さと方位角を正確に測定すること。繰り返しの測定で変化がわかるので、地殻変動の調査にも利...
きせんそこびきあみ‐ぎょぎょう【機船底引(き)網漁業】
1隻または2隻の機船で、トロール網以外の底引き網を引いて操業する漁業。
きせん‐だけ【喜撰岳】
京都府宇治市東部の山。喜撰が歌に詠んだ宇治山のこと。きせんやま。
きせん‐ほうし【喜撰法師】
⇒喜撰
きせん‐やど【木銭宿】
「木賃宿」に同じ。
きせん‐やど【汽船宿】
汽船の乗降客や積み荷などの取り扱いを業とする宿。
機先(きせん)を制(せい)・する
相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。「—・して攻勢に出る」 [補説]「機先を征する」と書くのは誤り。