きた‐ざま【北様/北方】
北の方。北の方角。「その川より渡りて、—にさして行きて」〈宇津保・俊蔭〉
きたざわ‐らくてん【北沢楽天】
[1876〜1955]漫画家。埼玉の生まれ。本名、保次(やすじ)。日本初の職業漫画家であるとともに「日本の近代漫画...
きた‐しぐれ【北時雨】
北の方から降ってくる時雨。《季 冬》
きた‐しちだゆう【喜多七大夫】
[1586〜1653]江戸初期の能役者。喜多流の祖。堺の人。名は長能(ながよし)。幼名、六平太。金春(こんぱる)流...
きたしらかわ‐の‐みや【北白川宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮智成(さとなり)親王が一家を興したのに始まる。昭和22年(1947)廃止。
きたじま【北島】
姓氏の一。 [補説]「北島」姓の人物北島見信(きたじまけんしん)北島雪山(きたじませつざん)
きたじま‐けんしん【北島見信】
江戸中期の天文学者。長崎の人。長崎奉行天文方。「紅毛天地二図贅説(ぜいせつ)」を訳述。日本を中心に東アジア・南方諸...
きたじま‐せつざん【北島雪山】
[1636〜1697]江戸前期の書家。肥後の人。名は三立(さんりゅう)。長崎で中国人兪立徳(ゆりつとく)や黄檗(お...
きた‐じゅうじせい【北十字星】
白鳥座のこと。大きな十字形を、南十字星に対していう。
きた・す【来す】
[動サ五(四)] 1 結果として、ある事柄・状態を生じさせる。招く。「支障を—・す」「からだに変調を—・す」 2 ...
きた・する【北する】
[動サ変][文]きた・す[サ変]北に向かって行く。北進する。
きた‐せきどうかいりゅう【北赤道海流】
赤道の北側を、東から西へ流れる海流。北東貿易風によって生じる。太平洋ではフィリピンの東方で二分し、その一方が北上し...
きた‐たいせいよう【北大西洋】
大西洋の赤道以北の水域。
きたたいせいようきょうりょく‐りじかい【北大西洋協力理事会】
⇒ナックシー(NACC)
きたたいせいよう‐こうきあつ【北大西洋高気圧】
⇒アゾレス高気圧
きたたいせいよう‐しんどう【北大西洋振動】
北大西洋のアイスランド低気圧とアゾレス高気圧の勢力が連動して変動する現象。テレコネクションの一つで北極振動とも関わ...
きたたいせいようじょうやく‐きこう【北大西洋条約機構】
⇒ナトー(NATO)
きたたいへいよう‐こうきあつ【北太平洋高気圧】
「太平洋高気圧」に同じ。
きたたいへいよう‐ごみベルト【北太平洋塵ベルト】
⇒太平洋ごみベルト
き‐たたき【木啄/木叩】
キツツキ科の鳥。全長46センチくらい。全体に黒で腹と腰が白く、雄では頭頂部とほおが赤い。東南アジア、朝鮮半島に生息...
きたたんご‐じしん【北丹後地震】
昭和2年(1927)3月7日、京都府北部の丹後半島に発生したマグニチュード7.3の地震。京都を中心に福井・岡山・大...
きただいとう‐くうこう【北大東空港】
沖縄県島尻郡北大東村にある空港。地方管理空港の一。昭和53年(1978)開港。北大東島の東部に位置する。
きただいとう‐じま【北大東島】
沖縄県、大東諸島の一つで最東端にある隆起サンゴ礁の島。面積約12平方キロメートル。沖縄本島の東方360キロメートル...
きた‐だけ【北岳】
山梨県北西部、赤石山脈北部にある日本第2の高峰。標高3193メートル。南に連なる間(あい)ノ岳・農鳥(のうとり)岳...
きただに‐りゅう【北谷竜】
⇒フクイラプトル
きた‐ちょうせん【北朝鮮】
朝鮮民主主義人民共和国の通称。
きたちょうせん‐ぐん【北朝鮮軍】
⇒朝鮮人民軍
きたちょうせん‐じんけんしんがいたいしょ‐ほう【北朝鮮人権侵害対処法】
《「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」の略称》拉致問題など北朝鮮当局による人権侵害に...
きたちょうせん‐じんけんほう【北朝鮮人権法】
⇒北朝鮮人権侵害対処法
きたちょうせん‐じんみんぐん【北朝鮮人民軍】
⇒朝鮮人民軍
き‐たつ【既達】
文書などで、すでに通達したこと。
き‐た・つ【来立つ】
[動タ四]来て、そこに立つ。「鹿(しし)待つと我が居(を)る時にさ雄鹿の—・ち嘆かくたちまちに我は死ぬべし」〈万・...
きたティラドゥンマティ‐かんしょう【北ティラドゥンマティ環礁】
《Northern Thiladhunmathi Atoll》⇒ハーアリフ環礁
き‐たては【黄蛺蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅は黄褐色の地に黒斑が散在し、裏面は枯れ葉模様。夏から秋に...
きた‐とうほく【北東北】
東北地方の北部地域をいう語。多く、青森・岩手・秋田の3県をさす。→南東北
きたドイツ‐れんぽう【北ドイツ連邦】
普墺(ふおう)戦争ののち、1867年、マイン川以北の22のドイツ諸邦がプロイセンを中心に結成した連邦。1871年の...
きた‐どの【北殿】
1 北側にある殿舎。「—の桟敷にて」〈増鏡・むら時雨〉 2 北隣に住んでいる人の敬称。「—こそ、聞き給ふや」〈源・...
きたな・い【汚い/穢い】
[形][文]きたな・し[ク] 1 よごれていて、それに触れたくない気持ちを起こさせるさま。不潔である。「床(ゆか)...
きたない‐ばくだん【汚い爆弾】
放射性廃棄物などに火薬を取り付けて爆発させる爆弾。放射性物質を飛散させ、生体や環境を汚染する。核爆弾のような核分裂...
きだ‐なか【段半】
《「きたなか」とも》田畑の面積で、一段(いったん)の半分。半段。五畝(せ)。〈運歩色葉〉
きたながとかいがん‐こくていこうえん【北長門海岸国定公園】
山口県北部、日本海沿岸の国定公園。高山(こうやま)岬・須佐湾・青海島(おうみしま)・竜宮の潮吹などの海食地形を主と...
きたなげ‐な・し【汚げ無し/穢げ無し】
[形ク]きたならしい感じがしない。見苦しくない。「—・き女、いとをかしげなる児を抱きて」〈大和・一六九〉
きたなごや【北名古屋】
愛知県西部、名古屋市の北西にある市。市制施行前から同市のベッドタウンとして発展。平成18年(2006)3月に師勝(...
きたなごや‐し【北名古屋市】
⇒北名古屋
きたな‐び・る【汚びる/穢びる】
[動ラ下二]見苦しい、また、卑怯(ひきょう)な振る舞いをする。「—・れて敵に笑はるな」〈太平記・五〉
きたな・む【汚む/穢む】
[動マ四]きたないと思う。けがらわしいもの、つまらないものとして嫌い、軽蔑する。「この病者に至りては、厭ひ—・む人...
きたな‐らし・い【汚らしい/穢らしい】
[形][文]きたなら・し[シク]いかにもきたなく見える。いかにもきたない感じである。「しみだらけの—・い壁」
きた‐にほん【北日本】
日本列島の北部の地域。北海道と東北地方。きたにっぽん。
きたニューヘブリディーズ‐かいこう【北ニューヘブリディーズ海溝】
南太平洋西部、ニューヘブリディーズ諸島に沿ってのびる海溝。最深部9175メートル。サンタクルーズ海溝。
きたの【北野】
京都市上京区北西部の地名。北野天満宮がある。名は大内裏の北の野の意。