きょく‐ちょうおんそく【極超音速】
音速を大きく上回る速度。ふつうマッハ数5以上を指す。航空機や大気圏再突入時の人工衛星などの飛行物体の場合、空力加熱...
きょくちょう‐おんそくへいき【極超音速兵器】
音速の5倍(マッハ5)以上の速度で飛行するミサイル兵器。弾道飛行と異なり、なんらかの飛行制御をするため経路を予測し...
きょく‐ちょうしんせい【極超新星】
通常の超新星に比べ、10倍以上の爆発エネルギーをもつもの。太陽の40倍以上という大質量の恒星が、進化の最終段階で超...
きょく‐ちょうたんぱ【極超短波】
波長が0.1〜1メートル程度、周波数300〜3000メガヘルツの電波。直進性が強く、地上デジタルテレビの放送、レー...
きょく‐ちょうちょうは【極超長波】
波長が100〜10万キロメートル、周波数3〜3キロヘルツの電波。地中や水中を伝播する性質があるため、潜水艦通信や鉱...
きょくちょうていこうがい‐しゃ【極超低公害車】
⇒スーパーユーレブ(SU-LEV)
きょくちょうていはいしゅつガス‐しゃ【極超低排出ガス車】
⇒スーパーユーレブ(SU-LEV)
きょく‐ちょく【曲直】
1 形や線が曲がっていることと、まっすぐなこと。「線の—が此気合の幾分を表現して」〈漱石・草枕〉 2 不正なことと...
きょく‐づき【曲搗き】
うたいはやしながら、おかしな身ぶりをして餅(もち)をつくこと。また、その人。
きょく‐ていおん【極低温】
絶対零度(セ氏零下273.15度)に近い、極めて低い温度。ふつう、ヘリウムの沸点である4K(セ氏零下約268度)以...
きょくていおん‐あんこくぶっしつたんさく【極低温暗黒物質探索】
⇒シー‐ディー‐エム‐エス(CDMS)
きょくていおん‐ダークマターたんさく【極低温ダークマター探索】
⇒シー‐ディー‐エム‐エス(CDMS)
きょくてい‐ばきん【曲亭馬琴】
[1767〜1848]江戸後期の読本作者。江戸の人。本姓は滝沢。名は興邦(おきくに)。別号、大栄山人・著作堂。山東...
きょくていばきんいこう【曲亭馬琴遺稿】
森田誠吾の長編小説。昭和56年(1981)刊行。曲亭馬琴の晩年を描く。第85回直木賞の候補作。
きょく‐てん【極点】
1 物事が到達できる最終的な点。物事の度合いの最も高まったところ。「緊張が—に達する」 2 北極点または南極点。 ...
きょくてん‐しゃかい【極点社会】
地方から都市部への人口の流出が進み、大都市圏に人々が凝集して生活している社会。大都市での結婚・出産・子育ては地方に...
きょくてん‐せきち【跼天蹐地】
《高い天の下でからだを縮め、厚い大地の上を抜き足で歩く意》肩身がせまく、世間に気兼ねしながら暮らすこと。ひどくつつ...
きょく‐とう【極東】
東の果て。 ヨーロッパから見て、最も東方にある、日本・中国・朝鮮半島・シベリア東部の称。
きょくとう‐いいんかい【極東委員会】
日本を占領管理するため、1945年12月ワシントンに設けられた連合国の最高政策決定機関。拒否権をもつ米国・英国・ソ...
きょくとう‐こくさいぐんじさいばん【極東国際軍事裁判】
第二次大戦後、ポツダム宣言に基づき、東京に置かれた極東国際軍事裁判所で、日本の主要な戦争犯罪人に対して行われた裁判...
きょくとう‐じょうこう【極東条項】
米軍の日本駐留の目的を極東の平和維持に限定する条項。日米安全保障条約第6条に、極東における国際の平和および安全の維...
きょく‐ど【極度】
[名・形動] 1 物事の程度の限界のところ。極限。「此孔雀の舌の料理は…豪奢風流の—と」〈漱石・吾輩は猫である〉 ...
きょく‐どめ【局留(め)】
郵便物や荷物を発信人指定の郵便局に留めておく扱いのこと。また、その郵便物。→留置郵便
きょく‐ない【局内】
郵便局・放送局など、局のつく機関の管轄に属している範囲。局の内部。⇔局外。
きょく‐のみ【曲飲み】
変わった飲み方で酒などを飲むこと。また、曲芸をしながら酒などを飲むこと。
きょく‐のり【曲乗り】
[名](スル)馬・玉・自転車などに乗って曲芸をすること。また、変わった乗り方でそれらに乗ること。
きょく‐ば【曲馬】
馬の曲乗りや、馬に曲芸をさせる見世物。
きょくば‐し【曲馬師】
曲馬を演じる芸人。
きょくば‐だん【曲馬団】
曲馬・軽業・奇術などを興行しながら、各地を回る芸人の一座。サーカス。
きょく‐ばち【曲撥】
ばちを使った曲芸。また、曲打ちの太鼓や曲弾きの三味線のばちさばき。
きょく‐ばん【局版/局盤】
煎茶(せんちゃ)の席で、風炉(ふろ)の下に敷く木製・金属製・陶器製の板。
きょく‐ばん【局番】
電話で、地域指定の呼び出し番号。「市外—」
きょく‐ばん【極板】
電極に用いる導体板。また、アルカリ電池などの電極板。
きょく‐ひ【曲庇】
[名](スル)事実を偽ったり法律を曲げたりして、人をかばうこと。「伯が心中にて—者なりなんど思われんは」〈鴎外・舞姫〉
きょく‐ひつ【曲筆】
[名](スル)事実を曲げて書くこと。また、その文章。「史実を故意に—する」「舞文(ぶぶん)—」⇔直筆(ちょくひつ)。
きょくひ‐どうぶつ【棘皮動物】
動物界の一門。体は五方向に放射相称で、石灰質の骨片か殻をもち、骨板上にさまざまの形のとげをもつ。運動器官として管足...
きょく‐び【極微】
[名・形動]きわめて小さいこと。また、そのさま。ごくび。「—の世界」「—な生物」
きょく‐びき【曲弾き】
三味線・琴などを特殊な技巧で弾いたり、非常な速さで弾いたりすること。
きょくふ【曲阜】
中国山東省中部の都市。周代の魯(ろ)国の都。また、孔子の生地として知られ、孔子廟(びょう)がある。チュイフー。
きょく‐ふ【曲譜】
楽曲の譜。楽譜。
きょく‐ふ【局譜】
囲碁の対局の経過を図譜にまとめたもの。
きょく‐ふう【極風】
⇒極偏東風(きょくへんとうふう)
きょく‐ぶ【局部】
1 全体の中の限られた一部分。局所。 2 陰部。局所。
きょくぶ‐ぎんがぐん【局部銀河群】
太陽系の属する銀河系付近の直径約500万光年の範囲に分布する、約30個からなる銀河の集団。マゼラン雲など。
きょくぶ‐こうせいけい【局部恒星系】
銀河系の中で太陽付近にあると考えられていた恒星の集団。
きょくぶしょう‐ぎし【局部床義歯】
⇒部分入れ歯
きょくぶ‐ちょうぎんがだん【局部超銀河団】
⇒乙女座超銀河団
きょくぶ‐てき【局部的】
[形動]ある限られた部分だけに関係しているさま。「—な雨」
きょくぶ‐でんち【局部電池】
電解質溶液中に浸した金属や合金に局部的な電位差があることで形成される電池。電食という金属腐食の原因となる。局所電池。
きょくぶ‐はっしんき【局部発振器】
入力周波数を別の周波数に変換するときに、二つの周波数の差に等しい周波数をつくりだすための発振器。スーパーヘテロダイ...