きょ‐しつ【虚室】
1 何もない部屋。人の住んでいない部屋。あきべや。空室。 2 《「荘子」人間世から》わだかまりのない心。虚心。
きょし‐てき【巨視的】
[形動] 1 人間の感覚で直接に識別しうる程度の大きさを対象とするさま。「—な世界」⇔微視的。 2 事物を全体的に...
きょし‐もん【鋸歯文】
のこぎりの歯の形をした文様。弥生時代から古墳時代にかけての土器・銅鐸(どうたく)・銅鏡、古墳の壁画、また飛鳥・奈良...
きょ‐しゅ【挙手】
[名](スル)合図や意思表示のために片手を高くあげること。「賛成の—を求める」
きょ‐しゅう【去秋】
去年の秋。昨秋。
きょ‐しゅう【去就】
1 背き離れることと、つき従うこと。 2 どう身を処するかの態度。進退。「今後の身の—に迷う」「—を決する」
きょ‐しゅう【虚舟】
1 客も積み荷もない舟。からぶね。 2 心に何のわだかまりもないこと。
きょ‐しゅう【醵集】
[名](スル)金品を出し合って、集めること。「寄付を—する」
きょ‐しゅつ【醵出/拠出】
[名](スル)金品を出し合うこと。「災害の見舞金を—する」 [補説]「拠出」は当て字。
きょしゅ‐の‐れい【挙手の礼】
右手を曲げて帽子のひさしの高さにあげ、相手に注目する礼。
きょ‐しゅん【去春】
去年の春。昨春。
きょ‐しょ【居所/居処】
1 居住する場所。いどころ。すみか。「—が定まらない」 2 法律で、住所ではないが、人がある程度継続して住む場所。
きょ‐しょ【居諸】
《「詩経」邶風・柏舟の「日居月諸」から。「居」「諸」は助辞》日月。光陰。「馬に乗りて—を送ること能わざれば」〈鴎外...
きょ‐しょう【去声】
1 漢字の四声(しせい)の一。発音の最初が強く、最後が低く弱まるもの。きょせい。→四声 2 日本漢字音や国語アクセ...
きょ‐しょう【巨匠】
その方面、特に芸術の分野で際立ってすぐれた人。大家。「画壇の—」
きょ‐しょう【巨商】
大商人。豪商。
きょ‐しょう【挙証】
[名](スル)証拠をあげること。事実の存否につき、裁判所に心証を得させるために証拠をあげ示すこと。「占有権を—する」
きょ‐しょう【虚証】
漢方で、体力・気力が衰え、顔色も悪く、疲れやすく、脈も弱々しい状態。→実証
きょ‐しょう【裾礁】
島あるいは大陸周囲の海岸に形成される珊瑚礁(さんごしょう)。
きょしょう‐かこうがん【巨晶花崗岩】
⇒ペグマタイト
きょしょう‐じっし【虚掌実指】
書道で、筆を持つときに、手のひらの力を抜いて指先に力を入れること。
きょしょう‐せきにん【挙証責任】
訴訟上、証拠によって事実の存否が確認できない場合、裁判所はその事実は存在しないと仮定するが、それによって当事者の一...
きょ‐しょうてん【虚焦点】
軸に平行な入射光線が凸面鏡や凹レンズによって発散光線となるとき、その光線を逆方向に延長して得られる点。発散光線があ...
きょ‐しょく【炬燭】
たいまつ。かがり火。
きょ‐しょく【虚飾】
実質を伴わない外見だけの飾り。みえ。「—に満ちた生活」
きょしょく‐しょう【拒食症】
神経性無食欲症に同じ。→過食症
きょ‐しん【虚心】
[名・形動]心に何のこだわりももたずに、すなおであること。また、そのさま。「忠告を—に聞く」 [派生]きょしんさ[名]
きょ‐しん【許慎】
中国、後漢の学者。召陵(河南省)の人。字(あざな)は叔重。経書に通じ、儒教経典の諸解釈を比較検討した「五経異義」や...
きょ‐しんせい【巨新星】
⇒キロノバ
きょしん‐たんかい【虚心坦懐】
[名・形動]何のわだかまりもないすなおな心で、物事にのぞむこと。また、そのさま。「—に話し合う」
きょしん‐へいき【虚心平気】
[名・形動]「虚心坦懐(きょしんたんかい)」に同じ。「彼はその女のためにどんなことでも—にやってのけたに違いない」...
きょ‐じ【虚字】
中国古典語法において、言葉を実字と虚字に2分類する場合、概念を表さず文法的な関係を示す文字。例えば、前置詞・助動詞...
きょ‐じ【虚辞】
うそ。虚言。
きょ‐じく【虚軸】
⇒虚数軸(きょすうじく)
きょ‐じつ【虚日】
何事もない平穏な日。ひまな日。
きょ‐じつ【虚実】
1 実質・実体のあることとないこと。 2 うそとまこと。虚構と事実。「—とりまぜて語る」 3 「虚虚実実」の略。
きょじつ‐ひにく【虚実皮膜】
《「きょじつひまく」とも》近松門左衛門の芸術論で、芸の真実は虚構と現実との微妙なはざまにあるとするもの。穂積以貫(...
きょじつ‐ひまく【虚実皮膜】
⇒きょじつひにく(虚実皮膜)
きょ‐じゃく【虚弱】
[名・形動]力や勢いが弱いこと。特に、からだが弱いこと。また、そのさま。「—な体質」 [派生]きょじゃくさ[名]
きょじゃく‐こうれいしゃ【虚弱高齢者】
介護保険法に基づく要介護認定で自立と判定され、要介護・要支援の状態ではないが、心身機能の低下や病気などのため、日常...
きょじゃく‐じ【虚弱児】
病気にかかりやすかったり、あるいは軽度の慢性疾患があったりして、からだの弱い児童・生徒。
きょ‐じゅ【巨儒/鉅儒】
すぐれた儒者。また、学識の深い大学者。大儒。碩儒(せきじゅ)。
きょ‐じゅ【巨樹】
きわめて大きな立ち木。巨木。
きょ‐じゅう【巨獣】
大きなけもの。
きょ‐じゅう【居住】
[名](スル)住むこと。すまい。「—者」
きょ‐じゅう【据銃】
小銃射撃のとき、目標をねらうために銃床を肩につけて構えること。
きょじゅういてん‐の‐じゆう【居住移転の自由】
日本国憲法上の基本的人権の一。公共の福祉に反しないかぎり、自由に居住・移転することができること。国外への移転の自由...
きょじゅう‐くうかん【居住空間】
1 住宅などの屋内で、人が生活する空間。また、屋外の庭やベランダ、さらに公園や学校・病院など身近な生活施設を広く含...
きょじゅう‐けん【居住権】
家屋の居住者が継続して居住できる権利。根拠は生存権にある。
きょじゅう‐しゃ【居住者】
税法で、国内に居住する個人や、国内に所在する法人・外国法人の支店などをいう。