く‐じゅ【口受】
[名](スル)直接に口頭で教えを受けること。こうじゅ。
く‐じゅ【口授】
[名](スル)直接に口で言って教え授けること。こうじゅ。「秘伝を—する」
く‐じゅう【久住】
長くとどまること。また、久しく定住すること。「一には娑婆(しゃば)に—して、常に説法して」〈盛衰記・一八〉
く‐じゅう【旧住】
仏語。古い昔から住みついていること。
く‐じゅう【苦汁】
1 にがい汁。 2 つらい経験。「—を飲まされる」
く‐じゅう【苦渋】
[名・形動] 1 にがくてしぶいこと。 2 苦しみ悩むこと。また、そのさま。「—を味わう」「—の色を浮かべる」「彼...
くじゅう‐がわ【九十川】
《江戸時代、増水したとき、肩車で90文の渡し賃を取ったところから》増水した、大井川また天竜川の異称。
くじゅうく‐しま【九十九島】
長崎県北部、北松浦半島西岸沿いに散在する大小二百余の小島群。西海国立公園に属する。
くじゅうくりにあそびて【九十九里に遊びて】
伊藤左千夫による連作7首の短歌。九十九里浜の自然を詠んたもの。明治42年(1909)の作。正称は「二月二十八日九十...
くじゅうくり‐はま【九十九里浜】
千葉県東部の弧状の砂浜海岸。北は刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東崎(たいとうざき)まで、長さ約60キロ。1里を6町(...
くじゅうくり‐へいや【九十九里平野】
千葉県東部、太平洋に臨む海岸平野。北の刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東崎(たいとうざき)間約60キロメートル、幅6〜...
くじゅう‐こうげん【久住高原】
大分県南西部、久住山・大船(たいせん)山両火山群の南麓に広がる高原。竹田市に位置する。東西約20キロメートル、南北...
くじゅう‐さん【九重山】
大分県中西部にある火山群。主峰は久住(くじゅう)山。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園の一部で、山麓(さんろく)に飯田(...
くじゅう‐さん【久住山】
九重(くじゅう)山の主峰。標高1787メートル。山頂付近に御池(おいけ)、空池(からいけ)など、三つの火口跡がある。
くじゅう‐しゃ【久住者】
長い期間、山寺にこもって修行する人。特に、比叡山に長くこもって修行する人。くじゅうさ。「山(=比叡山)の—円応」〈...
くじゅう‐の‐ぼさつ【旧住の菩薩】
仏語。新しく浄土に往生した菩薩(新往の菩薩)に対し、久しい以前から浄土に住んでいる菩薩。
く‐じゅう‐めつ‐どう【苦集滅道】
仏教の根本教理を示す語。「苦」は生・老・病・死の苦しみ、「集」は苦の原因である迷いの心の集積、「滅」は苦集を取り去...
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。