こうじつ‐せい【向日性】
植物の茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質。向光性。屈日性。⇔背日性。
こうじつ‐びきゅう【曠日弥久】
《「戦国策」燕策から》「曠日持久」に同じ。
こうじ‐づけ【麹漬(け)】
魚や野菜を塩漬けの後、米麹に漬けたもの。
こうじ‐な【小路名】
1 書状の宛名に官名や姓名などを書かないで、その人の住む所の名を書いて敬意を表すこと。一条に住む人にあてて「一条殿...
こうじ‐のうきのう【高次脳機能】
人間の脳がもつ高度な働き。学習した知識に基づいて行動を計画し実行する脳の作用で、知覚・注意・学習・記憶・概念形成・...
こうじ‐のうきのうしょうがい【高次脳機能障害】
脳の損傷により生じる認知機能の障害。事故や脳血管障害など、さまざまな原因により生じ、失語・失行・失認などの症状がみ...
口耳(こうじ)の学(がく)
「口耳四寸の学」に同じ。
香餌(こうじ)の下(もと)必(かなら)ず死魚(しぎょ)あり
《「三略」から》よい匂いの餌の下には必ず死んだ魚がかかっているように、利益の影には必ず危険がある。利益に誘われて身...
こうじ‐ばな【麹花】
1 蒸した穀類や豆類にコウジカビが繁殖して胞子がつき、薄い黄色になったもの。こうじのはな。 2 ハハコグサの別名。
こうじ‐ほうていしき【高次方程式】
未知数の次数の高い方程式。ふつう、三次以上の方程式をいう。
こう‐じま【幸島】
宮崎県南部、串間市の石波海岸沖合にある小島。ニホンザルが生息、芋洗い行動などがみられ、生態研究が行われている。猿島。
好事(こうじ)魔(ま)多(おお)し
《「琵琶記」幾言諫父から》よいことにはじゃまが入りやすい。 [補説]「好事、魔、多し」と区切る。
こうじまち【麹町】
東京都千代田区の地名。もと東京市の区名で、現在の千代田区の西半部を占めた。江戸時代は武家屋敷の地。
こうじまち‐の‐いど【麹町の井戸】
《麹町は高台のため井戸がみな深いところから》非常に深いこと、底が知れないことのたとえ。「欲の深い事は—よ」〈浄・矢口渡〉
こうじ‐むろ【麹室】
麹をねかす室。コウジカビを繁殖させるための温室。
好事(こうじ)も無(な)きに如(し)かず
《「巌棲幽事」から》たとえよいことでも、それがあれば煩わしいので、むしろ何事もないほうがよい。
好事(こうじ)門(もん)を出(い)でず
《「北夢瑣言(ほくむさげん)」から》よい行いは、なかなか世間に伝わらない。 [補説]「悪事千里を行く(走る)」と対...
こう‐じゃく【黄雀】
スズメ、またはアオジのこと。
こうじゃく‐ふう【黄雀風】
陰暦5月に吹く東南の風。この風の吹くころ海魚が変じて黄雀になるという中国の言い伝えによる。《季 夏》「鶴去って—の...
こう‐じゅ【口入】
[名](スル) 1 「くにゅう(口入)1」に同じ。「今は何事も—に及ばず」〈盛衰記・一八〉 2 「くにゅう(口入)...
こう‐じゅ【口受】
[名](スル)その人の口から直接に教えを受けること。くじゅ。
こう‐じゅ【口授】
[名](スル)口で言って直接に教えを授けること。くじゅ。「秘伝を—する」
こう‐じゅ【坑儒】
中国で、秦の始皇帝が儒者を生き埋めにしたこと。→焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
こう‐じゅ【紅樹】
1 紅葉した樹木。もみじ。紅葉。《季 秋》 2 赤い花の咲いている樹木。 3 オヒルギなど、ヒルギ科の常緑樹。マン...
こう‐じゅ【高寿】
長生き。高齢。長寿。
こう‐じゅ【講授】
[名](スル)講義し教授すること。
こう‐じゅ【鴻儒】
儒教の大学者。転じて、学問の深い人。大儒。
こう‐じゅ【皇寿】
1 天子の年齢。 2 《「皇」が、百の字から一を引いた形の「白」と、分解すると二と十になる「王」の組み合わせである...
こう‐じゅう【講中】
1 講を作って神仏にもうでたり、祭りに参加したりする信仰者の集まり。 2 頼母子講(たのもしこう)・無尽講などの仲間。
こう‐じゅうごうたい【高重合体】
高度な重合によって巨大分子となった化合物。ハイポリマー。
こう‐じゅうじ【紅十字】
中国の赤十字社。紅十字会。
こうじゅうじんたい‐こっかしょう【後縦靭帯骨化症】
椎骨(ついこつ)を連結している靭帯が骨化する病気。指定難病の一つ。進行すると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、知覚...
こう‐じゅく【紅熟】
[名](スル)木の実などが熟して赤くなること。「柿が—する」
こう‐じゅく【黄熟】
[名](スル)⇒おうじゅく(黄熟)
こうじゅ‐さん【香薷散】
ナギナタコウジュの茎・葉を干して作った暑気払いや解毒などの粉薬。《季 夏》「—犬がねぶって雲の峰/其角」
こう‐じゅつ【口述】
[名](スル)口頭で述べること。「事件について—する」
こう‐じゅつ【公述】
[名](スル)公聴会などで意見を述べたり、文書で意見を発表したりすること。「代理人により—する」
こう‐じゅつ【後述】
[名](スル)あとで述べること。「詳細は—する」⇔前述。
こうじゅつ‐しけん【口述試験】
口頭で問題を出し、口頭で答えさせる試験。口頭試問。
こうじゅつ‐にん【公述人】
公聴会で、利害関係者または学識経験者として意見を述べる人。
こうじゅつ‐ひっき【口述筆記】
[名](スル)他の人が述べることを、その場で書き記すこと。また、そのもの。「原稿を—する」
こうじゅ‐ほうしょう【紅綬褒章】
自分自身の危難を顧みず人命を救助した者に授与される褒章。綬(リボン)は紅色。明治15年(1882)制定。
こうじゅ‐りん【紅樹林】
⇒マングローブ
こう‐じゅん【公準】
1 科学的または実践的理論にとって、基本的前提として必要とされる命題。公理と同じく証明不可能ではあるが、公理のよう...
こう‐じゅん【交詢】
《「詢」はまことの意》互いに誠意を尽くして交際を親密にすること。
こう‐じゅん【孝順】
[名・形動]親に孝行を尽くし、その意に逆らわないこと。父母によくしたがうこと。また、そのさま。「—な心」
こう‐じゅん【降順】
《descending order》 1 数を大から小へ数えた順序。逆順。 2 コンピューターで、あるデータを並べ...
こう‐じゅんかん【好循環】
ある事柄がよい状態を生んで、それがまたよい結果につながり、好ましい関係が繰り返されること。「経済の—を生み出す」
こう‐じゅんけん【黄遵憲】
[1848〜1905]中国、清(しん)末の詩人・外交官。広東省嘉応州の人。字(あざな)は公度。初代駐日公使の書記と...
こうじゅん‐こうごう【香淳皇后】
[1903〜2000]昭和天皇の皇后。名は良子(ながこ)。久邇宮邦彦(くにのみやくによし)王の第1王女。大正13年...