こく‐がく【国学】
1 江戸中期に興った、文献学的方法による古事記・日本書紀・万葉集などの古典研究の学問。儒教・仏教渡来以前の日本固有...
こくがくいん‐だいがく【国学院大学】
東京都渋谷区に本部のある私立大学。明治15年(1882)創立の皇典講究所によって明治23年(1890)に設立された...
こくがく‐しゃ【国学者】
江戸時代、国学を研究した学者。和学者。
こくがく‐の‐したいじん【国学の四大人】
江戸時代の国学の四大家。荷田春満(かだのあずままろ)・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤(ひらたあつたね)をいう。
こくがそうさく‐きょうかい【国画創作協会】
美術団体。大正7年(1918)日本画の土田麦僊(つちだばくせん)・村上華岳らが結成。同14年第二部(洋画)を新設、...
こくが‐りょう【国衙領】
平安後期以後、国衙の支配下にあった土地。国領。国衙。
こく‐がん【黒雁】
カモ科の鳥。全長約61センチ。頭から胸が黒く、背は黒褐色でのどに白斑がある。北半球北部で繁殖し、冬に北日本の海岸に...
こく‐ぎ【国技】
その国を代表する特有の武芸・競技・技芸。また、競技人口の多いスポーツをその国の国技とすることもある。日本では一般に...
こく‐ぎ【国儀】
国家の儀式。
こく‐ぎ【国議】
国家の重要な会議。国の最高機関での議論。「四十九万の人は最初より—に与(あずか)るを得ざる訳(わ)けなり」〈福沢・...
こくぎ‐かん【国技館】
東京都墨田区横網(よこあみ)にある日本相撲協会の常設館。明治42年(1909)両国に設立され、昭和29年(1954...
こく‐ぎゃく【酷虐】
残酷にあつかい苦しめること。
こく‐ぎょく【黒玉】
樹木の化石。黒色で光沢があり、研磨して宝石の代用とする。ジェット。
こく‐くじら【克鯨】
クジラ目コククジラ科の哺乳類。中形のヒゲクジラで、全長12〜15メートル。全身灰色で、背びれがなく、背中の後方にこ...
こく‐ぐう【酷遇】
[名](スル)人に対して、むごい扱いをすること。きわめてひどい待遇。
こく‐ぐら【穀倉】
穀物を蓄えておく倉。こくそう。
こく‐ぐん【国軍】
国家の軍隊。自分の国の軍隊。
こく‐ぐん【国郡】
国(くに)と郡(こおり)。
こくぐん‐ぼくじょう【国郡卜定】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、新穀を奉る悠紀(ゆき)・主基(すき)の国郡を亀卜(きぼく)により占って決定すること...
こくぐんり‐せい【国郡里制】
律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2...
こく‐げ【国解】
律令制で、諸国の国司が太政官(だいじょうかん)または所管の官庁に提出した公文書。
こく‐げき【国劇】
その国特有の伝統的な演劇。日本の能楽や歌舞伎、中国の京劇など。
こく‐げき【轂撃】
《車の轂(こしき)と轂とがぶつかり合う意》車馬の通行がきわめて多いこと。人が多く、こみあうこと。「肩摩(けんま)—...
こく‐げつ【黒月】
古代インドの暦法で、満月後の16日から月末までの称。こくがつ。⇔白月(びゃくげつ)。「白月—のかはり行くを見て」〈...
こく‐げん【刻限】
1 定められた時刻。定刻。「約束の—に遅れる」 2 とき。時刻。「まだ—の早いうちに出発する」
こくげん‐づけ【刻限付け】
至急の文書などに、その取り扱いの刻限を記入すること。刻付け。
こく‐こう【国交】
⇒こっこう(国交)
こっこう‐ほう【国公法】
「国家公務員法」の略称。
こく‐こく
[副] 1 居眠りのために上体が前後に揺れ動くさま。こくりこくり。こっくりこっくり。「爺さんは相変らず—居睡りを続...
こく‐こく【刻刻】
[副]⇒こっこく(刻刻)
こく‐ご【国語】
1 一国の主体をなす民族が、共有し、広く使用している言語。その国の公用語・共通語。 2 日本の言語。日本語。 3 ...
こくご【国語】
中国の歴史書。21巻。左丘明の著といわれるが未詳。春秋時代を中心とする周・魯(ろ)・斉・晋・鄭(てい)・楚(そ)・...
こく‐ごう【国号】
国の称号。国名。
こく‐ごう【黒業】
仏語。悪い行為。悪い果報を受ける、悪い行い。⇔白業(びゃくごう)。
こくご‐か【国語科】
学校の教科の一。国語の理解・表現などの学習を目的とする。
こくご‐かなづかい【国語仮名遣い】
和語を仮名で書くときの表記法。漢語に関する字音仮名遣いと区別していう。
こくご‐がく【国語学】
日本語を研究対象とする学問。日本語の音韻・文法・語彙・文字・文体・方言などについて歴史的・地理的に、また、個別的・...
こくご‐きょういく【国語教育】
日常生活に必要な国語を正しく理解し、表現する能力を養うことを目的とする教育。
こくご‐けん【国語研】
「国立国語研究所」の略称。
こくごこくじ‐もんだい【国語国字問題】
⇒国語問題2
こくごしがいせつ【国語史概説】
吉沢義則の著作。昭和6年(1931)刊行。
こくご‐しんぎかい【国語審議会】
文部大臣の諮問に応じて、国語の改善、国語教育の振興、ローマ字に関する事項などを調査・審議し、また、国語政策について...
こくご‐じてん【国語辞典】
日本語の単語や句を集め、一定の順序で並べて、それぞれの表記・語義・用法・用例・語源などを日本語で説明した書物。
こくごちょうさ‐いいんかい【国語調査委員会】
明治35年(1902)国語に関する調査を行うために設けられた文部大臣直属の機関。「送仮名法」「口語法」「疑問仮名遣...
こくごにかんする‐よろんちょうさ【国語に関する世論調査】
文化庁が平成7年(1995)から毎年実施している世論調査。漢字・慣用句・敬語・外来語などの理解度や関心度、会話や手...
こくごのため【国語のため】
国語学書。2巻。上田万年(うえだかずとし)著。上巻は明治28年(1895)、下巻は明治36年(1903)刊。国語の...
こくご‐もんだい【国語問題】
1 ある国民の使用言語の種類・方言差・使用文字などに何らかの改善に値する点があると考えられる場合の問題。言語問題。...
こく‐さい【告祭】
国家の大事に際し、神に事情を告げて臨時に行う祭祀(さいし)。
こく‐さい【国宰】
「国司」に同じ。
こく‐さい【国祭】
1 国家が定めた祝祭日。日本では、もと、四方拝・元始祭・紀元節・神武天皇祭・春季皇霊祭・秋季皇霊祭・明治節・天長節...