コロポックル
《アイヌ語。蕗(ふき)の葉の下に住む人の意。「コロボックル」とも》アイヌ伝説に現れる小人の先住人。坪井正五郎がこの...
コロマンデル
インド南東部、ベンガル湾岸約700キロにわたる海岸。チェンナイなどの都市がある。 ニュージーランド北島、コロマンデ...
コロムナ
ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。首都モスクワの南東約100キロメートル、モスクワ川とオカ川の合流点に位置する。1...
コローメンスコエ
ロシア連邦の首都モスクワの南部、モスクワ川沿いにある史跡公園。元は16世紀から17世紀にかけての歴代皇帝が建てた離...
ころも【衣】
1 人のからだに覆いつけるものの総称。衣服。きもの。きぬ。 2 僧尼が袈裟(けさ)の下に着る衣服。法衣(ほうえ)。...
ころも【挙母】
愛知県豊田(とよた)市の旧称。→豊田
衣(ころも)打(う)・つ
光沢を出したり、柔らかくしたりするために布を砧(きぬた)で打つ。「白妙の—・つ砧の音もかすかに」〈源・夕顔〉
衣(ころも)片敷(かたし)・く
着物の片袖を敷いて寝る。独り寝をする。「さむしろに—・き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」〈古今・恋四〉
ころも‐がい【衣貝】
コロモガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は紡錘形で、殻高約7センチ。殻表は茶褐色で、螺層(らそう)は階段状に...
ころも‐がえ【衣替え/更衣】
[名](スル) 1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1...
ころもがえ【更衣】
催馬楽(さいばら)の曲名。律に属する。
ころも‐がゆ【衣粥】
比叡山延暦寺で、陰暦11月24日の天台大師の忌日に作るかゆ。小豆や団子を入れる。霜月がゆ。知恵がゆ。
ころも‐がわ【衣川】
北上川の支流。岩手県奥州市を流れ、平泉町で北上川に注ぐ。[歌枕]
ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】
⇒衣(ころも)の関
ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にあったやかた。源義経が文治5年(1189)藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の子泰...
ころも‐し【挙母市】
⇒挙母
ころも‐じらみ【衣虱】
ヒトジラミの亜種。体は淡黄色または白色。体長は約3.5ミリ。人の衣類に覆われた部分に寄生。発疹(ほっしん)チフス・...
ころも‐で【衣手】
[名]《衣服の手の意から》着物の袖。たもと。多く、和歌に用いる。「妹とありし時はあれども別れては—寒きものにそあり...
ころもで‐の【衣手の】
[枕]袖に関する「手(た)」「真袖(まそで)」「ひるがえる」などの意から、「た」「ま」「わく」「かへる」「なぎ」な...
ころもで‐を【衣手を】
[枕]衣を砧(きぬた)で打つ意から、「うち」にかかる。「—打廻(うちみ)の里にある我を」〈万・五八九〉
衣(ころも)の裏(うら)の珠(たま)
《「法華経」五百弟子受記品に書かれた故事から》過去に大乗の教えを授けられたのに忘れてしまって悟れずにいたのが、今釈...
ころも‐の‐くび【衣の領】
着物の襟。「—より針を抜き出で、箱に入れて御弟子(みでし)に還し奉る」〈今昔・四・二五〉
ころも‐の‐せき【衣の関】
平安時代、安倍(あべ)氏が築いた関。中尊寺の北西にその跡がある。衣川の関。ころもがせき。[歌枕]
ころものたな‐どおり【衣棚通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。室町通りと新町通りの間の通りで、豊臣秀吉によって新設されたといわれる。全長約4...
衣(ころも)の珠(たま)
「衣の裏の珠」に同じ。
ころも‐の‐やみ【衣の闇】
黒い喪服。墨染めの服。「干しもあへぬ—に暗されて月ともいはずまどひぬるかな」〈新古今・哀傷〉
衣(ころも)は骭(かん)に至(いた)り袖(そで)腕(うで)に至(いた)る
《頼山陽「前兵児謡」から》短い着物を着て、すねと腕をまる出しにしている。剛健な気風をいう。
ころも‐へん【衣偏】
漢字の偏の一。「襟」「複」などの「衤」の称。
ころも‐や【衣屋】
僧衣を仕立て、また商う人。また、その家。「—の娵(よめ)をしがってしかられる」〈柳多留・二二〉
衣(ころも)を返(かえ)・す
衣を裏返しに着る。こうして寝ると思う人を夢に見ることができるという俗信があった。「いとせめて恋しき時はむばたまの夜...
コロヤニツ‐こくりついさんこうえん【コロヤニツ国立遺産公園】
《Koroyanitu National Heritage Park》フィジー諸島、ビチレブ島西部にある国立公園。...
コロラチュラ
⇒コロラトゥーラ
コロラトゥーラ
《「コロラチュラ」とも》声楽で、トリルなどの技巧的な装飾に富む華やかな旋律。18〜19世紀のオペラのアリアなどに好...
コロラトゥーラ‐ソプラノ
コロラトゥーラを歌うのに適した、軽快で柔軟な声のソプラノ。また、その歌手。
コロラド
米国中西部の州。州都デンバー。中央をロッキー山脈が走る。モリブデンなどの鉱物資源が豊か。→アメリカ合衆国[補説]
コロラド‐がわ【コロラド川】
米国コロラド州のロッキー山脈に源を発し、メキシコのカリフォルニア湾に注ぐ川。中流部にグランドキャニオンの峡谷、フー...
コロラド‐こくていこうえん【コロラド国定公園】
《Colorado National Monument》米国コロラド州西部にある国定公園。グランドジャンクションの...
コロラド‐スプリングズ
米国コロラド州中部の観光保養都市。ロッキー山脈東麓に位置し、温泉が多い。空軍士官学校がある。
ころり
銭百文。駕籠かき仲間の符丁。「道は二里ある駕籠賃—、—は知らぬ」〈浄・博多小女郎〉
コロリ
《ころりと死ぬ意から。コレラに「ころり」をかけてできた語》コレラのこと。 [補説]「虎狼痢」とも書く。
ころり
[副] 1 急に転がったり倒れたりするさま。「さいころが—と転がる」 2 あっけなく死んだり、負けたりするさま。「...
コロリアージュ
《彩色の意》塗り絵。
コロリスト
色彩を専門に扱う人。特に、服飾業界で、服のデザインや流行に基づいて素材の色やプリントの配色を決める人をいう。一般に...
コロレンコ
[1853〜1921]ロシアの小説家。ナロードニキの立場から人道主義に基づく作品を発表。作「マカールの夢」「盲音楽...
ころろ・く【嘶く】
[動カ四]ころころと鳴る。ころころと音をたてる。「蛆(うじ)たかれ—・きて」〈記・上〉
コロワルシャトー‐じょう【コロワルシャトー城】
《Château de Corroy-le-Château》ベルギー中南部、ナミュール州、ディナンの近郊にある城。...
こ‐ろん【古論】
古字で書かれた論語。孔子の子孫の家の壁中から発見されたという。現在のものより1編多く21編。→魯論 →斉論
コロン
1 欧文の句読点の一。「:」の記号。対句の間や、引用句・説明句の前などに用いる。→セミコロン 2 結腸。
コロン
植民地の入植者。特に、アルジェリアなどのヨーロッパ人入植者。
コロン
パナマ北部の都市。パナマ運河のカリブ海側の入り口に位置する。首都パナマに次ぐ同国第2の都市であり、自由港を有する。...