さく‐か【蒴果】
果実の一種。子房に数室あって、2枚以上の心皮から成熟してできた果実。成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布す...
さく‐かごうぶつ【錯化合物】
配位化合物を含む高次化合物。錯体よりも広義に用いられる。
さく‐が【作画】
[名](スル)絵や写真を作ること。
さく‐がく【錯愕】
[名](スル)驚きあわてること。「テンプルトン聞て—し」〈織田訳・花柳春話〉
さく‐がみ【作神】
農作の守護神。農神(のうがみ)。田の神。
さく‐がら【作柄】
1 農作物の育ちぐあいやできぐあい。「麦の—がいい」 2 芸術作品のできぐあい。
さく‐がん【鑿岩/削岩】
[名](スル)岩石に穴をあけること。「機械で—する」
さくがん‐き【鑿岩機】
岩石に小さな穴をあける機械。圧縮空気や電気を動力として、直径数センチの深い穴をあける。
さく‐き【昨季】
《「さっき」とも》今年と同じような去年の時季。去年の今頃。昨シーズン。「—はインフルエンザが流行した」「—の欧州チ...
さく‐き【昨期】
《「さっき」とも》この前の期間。「観光客の数が—の数字を割り込む」→今期
さく‐きょう【作況】
⇒さっきょう(作況)
さく‐ぎょう【昨暁】
きのうの夜明け方。
さく‐くしろ【拆釧】
[名]古代に用いられた、口の割れた鈴のついた腕飾り。 [枕]拆釧に多くの鈴がついているところから、地名「五十鈴(い...
さく‐ぐ【索具】
帆綱など、綱で作った船具。綱具。
さく‐げ【作毛】
「さくもう(作毛)」に同じ。
さく‐げき【作劇】
[名](スル)戯曲を作ること。「—法」
さく‐げつ【朔月】
1 朔1のときの月の称。新月。 2 陰暦で月の第1日。朔日。
さく‐げん【削減】
[名](スル)現にあるものを、けずってへらすこと。「予算を—する」
さく‐げん【遡源/溯源】
[名](スル)「そげん(遡源)」の慣用読み。
さくげん‐しゅうりょう【策彦周良】
[1501〜1579]室町末期の臨済宗の僧。丹波の人。号、謙斎。明(みん)に2回渡り、日記「初渡集」「再渡集」があ...
さくげん‐ち【策源地】
前線の作戦部隊に対して、必要物資の補給などの兵站(へいたん)支援を行う後方基地。
さく‐げん‐ぼう【朔弦望】
暦で、月の満ち欠けを示したもの。朔(新月)・弦(上弦または下弦の月)・望(満月)をひとまとめにした呼び方。
さく‐ご【作碁】
1 囲碁で、対局の終わりに、盤面の石を整理して勝敗の計算をしやすくすること。地つくり。 2 ⇒作り碁
さく‐ご【索語】
⇒索話(さくわ)
さく‐ご【錯誤】
[名](スル) 1 まちがうこと。まちがい。誤り。「—を犯す」「試行—」「時々強いて—して織り込まれて」〈佐藤春夫...
さく‐ごえ【柵越え】
柵を越えること。特に野球で、打球が外野と観客席の間の柵を越えてホームランになること。オーバーフェンス。
さく‐さい【昨歳】
昨年。去年。
サクサイワマン
⇒サクサワマン
さく‐さく【索索】
[形動タリ]風や琴の音などが響くさま。「第一第二の弦は、—として秋の風、松を払って疎韻落つ」〈謡・経政〉
さく‐さく【嘖嘖】
[ト・タル][文][形動タリ]口々に言い立てるさま。盛んに褒めそやすさま。「名声—たるものがある」 [補説]「名声...
さく‐さく
[副] 1 雪・霜柱や砂などを踏んで歩くときの音を表す語。「—(と)新雪を踏む」 2 野菜などを刻んだり歯でかんだ...
サクサワマン
ペルー南部の都市クスコ北郊の丘にある、インカ帝国時代の遺跡。3層の階段状の堅固な石組みには、ラマ・ヘビ・魚など動物...
さく‐さん【柞蚕】
ヤママユガ科のガ。大形で、翅(はね)は赤褐色または灰褐色で眼状紋がある。中国の原産で、明治年間に日本に輸入された。...
さく‐さん【酢酸/醋酸】
刺激臭と酸味のある無色の液体。飽和脂肪酸の一種で、弱酸。食酢の主成分。また生体では物質代謝上重要。酢酸発酵や木材の...
さくさん‐アミル【酢酸アミル】
酢酸とアミルアルコールとのエステル。ナシに似た芳香をもつ無色の液体で、香料・溶剤・接着剤の製造などに用いる。化学式...
さくさん‐アルミニウム【酢酸アルミニウム】
水酸化アルミニウムを酢酸で溶かして作る、やや酢酸臭のある無色の粉末。媒染剤や防水剤として使用。化学式Al(CH3C...
さくさん‐ウラニル【酢酸ウラニル】
ウラン化合物の一つ。電子顕微鏡観察における代表的な電子染色剤として知られる。国際規制物質(放射性物質)で、法律によ...
さくさん‐エステル【酢酸エステル】
酢酸とアルコールのエステルの総称。多くは芳香のある無色の液体で、人工香料に使用。酢酸アミル・酢酸エチルなど。
さくさん‐エチル【酢酸エチル】
酢酸とエチルアルコールのエステル。パイナップルに似た芳香のある無色の液体。引火しやすい。果実エッセンス・溶剤などに...
さくさん‐オルセイン【酢酸オルセイン】
細胞核や染色体を赤色、または紫色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液に、オルセインという地衣類由来の色素...
さくさんオルセイン‐ようえき【酢酸オルセイン溶液】
⇒酢酸オルセイン
さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】
水酸化カルシウムに酢酸を作用させて作る、白色の粉末。酢酸・アセトンの製造、織物の捺染剤(なっせんざい)、なめしなど...
さくさん‐カーミン【酢酸カーミン】
細胞核や染色体を赤色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液にカーミン(カルミン)という色素を溶かしたもの。...
さくさんカーミン‐ようえき【酢酸カーミン溶液】
⇒酢酸カーミン
さくさん‐きん【酢酸菌】
エチルアルコールを酢酸に変える細菌の総称。桿菌(かんきん)で、連鎖状につながっている。酢を作るのに利用される。
さくさん‐けんし【酢酸絹糸】
アセテートのこと。
さくさん‐し【柞蚕糸】
柞蚕の繭からとった糸。淡褐色で絹糸に似て光沢がある。→絹紬(けんちゅう)
さくさん‐セルロース【酢酸セルロース】
⇒アセチルセルロース
さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】
アセチルセルロースのこと。
さくさんちゅうにゅう‐りょうほう【酢酸注入療法】
肝臓癌(がん)の病巣に細長い針を射し込み、高濃度の酢酸を注入して腫瘍を死滅させる治療法。