さどう‐かいてん【差動回転】
角速度が動径により異なる回転。主に天文学の分野で天体周囲の降着円盤などの回転を表す。一方、各部分が同じ角速度で回転...
さどう‐きょり【作動距離】
⇒ワーキングディスタンス
さどう‐ぐち【茶道口】
茶室で、点前(てまえ)をするときの亭主の出入り口。方立口(ほうだてぐち)・火灯口(かとうぐち)などの形式がある。茶...
さどう‐しんごう【差動信号】
⇒平衡信号
さどう‐はぐるま【差動歯車】
回転数の異なる二つの軸の歯車が駆動することにより、別の第3の回転を生む歯車機構。自動車の車輪駆動装置などに用いられ...
さどう‐ぼうず【茶道坊主】
「茶坊主1」に同じ。
さどう‐やく【作動薬】
⇒アゴニスト
さど‐おけさ【佐渡おけさ】
新潟県の民謡で、佐渡島の盆踊り歌。九州のハイヤ節が日本海沿岸を上って佐渡に伝えられ、変化したもの。大正末期以降、全...
さど‐かいきょう【佐渡海峡】
新潟県、佐渡島と本土の間の海峡。深度200メートル前後の大陸棚で、最短距離は新潟市の角田(かくた)岬から佐渡市の鴻...
さど‐が‐しま【佐渡島】
新潟県に属する、日本海最大の島。尖閣(せんかく)湾・外海府(そとかいふ)海岸など観光地が多い。順徳天皇・日蓮・世阿...
さどぎつね【佐渡狐】
狂言。佐渡と越後の百姓が、年貢上納の途中に道連れとなり、佐渡に狐がいるかいないかの口論から帯刀をかけての争いになる。
さ‐どく【査読】
[名](スル)学術誌に投稿された学術論文を専門家が読み、その内容を査定すること。「—者」「—依頼」
さど‐くうこう【佐渡空港】
新潟県佐渡市にある空港。地方管理空港の一。昭和46年(1971)開港。加茂湖の西に位置する。
さど‐こうざん【佐渡鉱山】
新潟県佐渡市相川などにあった金銀鉱山。江戸時代には天領として佐渡奉行が置かれ、佐渡金山(さどかなやま)とよばれた。...
さど‐し【佐渡市】
⇒佐渡
さど‐だいかん【佐渡代官】
佐渡奉行の旧称。
さど‐の‐いん【佐渡院】
順徳上皇の異称。承久の乱で佐渡に流されたところからいう。
さど‐の‐くに【佐渡国】
⇒佐渡
サドベリー
カナダ、オンタリオ州南東部の都市。ヒューロン湖の北方に位置する鉱山都市で、世界有数のニッケル産地として知られる。鉱...
サドベリー‐いんせきこう【サドベリー隕石孔】
《Sudbury Astrobleme》カナダ、オンタリオ州南東部にある隕石孔。約18億年前の形成当初の直径は約2...
サドバー‐コロナーダ
チェコ西部の温泉保養都市カルロビバリにある温泉施設の一。ウィーンの建築家フェルディナンド=フェルナーとヘルマン=ヘ...
さど‐ぶぎょう【佐渡奉行】
江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。慶長6年(1601)設置。老中に属し、佐渡相川に駐在して、佐渡の民政、鉱...
さどやひこよねやま‐こくていこうえん【佐渡弥彦米山国定公園】
新潟県の佐渡島と対岸の弥彦・角田山地、米山海岸からなる国定公園。
サドル
1 鞍(くら)。 2 自転車・オートバイなどの腰掛けの部分。 3 旋盤の横送り台やバイトホルダーなど、工作機械のベ...
サドル‐シューズ
靴の甲の部分に、色や材質の異なる革を鞍(くら)のようにまたがらせた靴。
サドルバッグ
1 馬の鞍(くら)につける、革または厚地の布製の袋。鞍嚢(あんのう)。 2 自転車やオートバイの、腰掛けの後ろにつ...
サドン‐デス
1 不慮の死。急死。突然死。 2 《敗者が突然決まることから》スポーツ競技で、試合終了のルール。 ㋐アメリカンフッ...
さな
稲や麦の穂を落とすための農具。割り竹を横に並べたもので、床几(しょうぎ)に似た形をしている。
サナア
⇒サヌア
さ‐ない【嗩吶】
清楽(しんがく)に用いる木管楽器。ダブルリードの縦笛で、指孔は表7孔、裏1孔。唐人笛。
さない‐ぶし【左内節】
古浄瑠璃の一。薩摩浄雲の門人、左内若狭掾(さないわかさのじょう)が、寛永・正保年間(1624〜1648)に京都で語...
さ‐なえ【早苗/秧】
苗代から田へ移し植えるころの稲の苗。玉苗。《季 夏》「—とる手もとや昔しのぶ摺(ずり)/芭蕉」
さなえ‐うた【早苗歌】
「田植え歌」に同じ。
さなえ‐たで【早苗蓼】
タデ科の一年草。田のあぜなどに生え、高さ30〜50センチ。茎の節は太く、赤みがかる。5月過ぎ、田植えのころに赤みを...
さなえ‐づき【早苗月】
陰暦5月の異称。さつき。《季 夏》
さなえ‐とんぼ【早苗蜻蛉】
1 トンボ目サナエトンボ科の昆虫。体は小形で、田植えのころに出現する。《季 夏》 2 サナエトンボ科の昆虫の総称。...
さなえ‐どり【早苗鳥】
ホトトギスの別名。
さ‐なか【最中】
たけなわであるとき。さいちゅう。「夏の—」「忙しい—」
さな‐かずら【真葛/実葛】
[名]サネカズラのこと。「—の根を舂(つ)き、其の汁の滑(なめ)を取りて」〈記・中〉 [枕]葛はつるが分かれたのち...
さ‐ながら【宛ら】
《副詞「さ」+接続助詞「ながら」から》 [副] 1 非常によく似ているさま。まるで。そっくり。「—滝のような雨」「...
さなき【鐸】
鉄製の大きな鈴。上代、祭式に用いられた。ぬりて。ぬて。
さ‐なき‐だに【然なきだに】
[連語]そうでなくてさえ。ただでさえ。「—静かな庭が、一増(ひとしお)蕭然(ひっそり)して」〈独歩・運命論者〉
さなぎ【蛹】
完全変態を行う昆虫類で、幼虫から成虫に移る直前に形態を変え、食物をとらずに静止状態となったもの。ガ・ハチのように繭...
さなぎ【蛹】
田中慎弥の短編小説。平成19年(2007)「新潮」誌に発表。平成20年(2008)第34回川端康成文学賞受賞。また...
さなぎ‐はだ【蛹肌/蛹襯】
繭の最内層。蚕では繊維が細くなり、繰り糸に適さない。
さなぎ‐ゆ【蛹油】
蚕の蛹から採取される脂肪油。さなぎあぶら。
さ‐なく‐とも【然なくとも】
[連語]そうでなくても。さなくても。「—すぐれた人なので」
さ‐なく‐ば【然なくば】
[連語]《古くは「さなくは」とも》そうでなければ。さもなければ。さもなくば。「—恋のまことを此様(こん)なものに代...
さな‐ご【核子】
1 瓜の種子。 2 米の粉をふるうときに残る米かす。
さ‐な・す【さ寝す】
[動サ四]《「なす」は「寝る」の尊敬語》おやすみになる。「娘子(をとめ)らが—・す板戸(いたと)を押し開き」〈万・...