しき‐ぶすま【敷き衾】
1 敷き布団。 2 夏、ノミを避けるための布団の下に敷く渋紙。
しき‐ぶたい【敷舞台】
1 舞楽の高舞台の上に置く、四方約5.4メートル、高さ約15〜30センチの檜(ひのき)製の舞台。置き舞台。 2 ⇒...
しきぶ‐の‐たいふ【式部の大夫】
式部省の第三等官である丞(じょう)で五位に叙せられた者の称。しきぶのたゆう。
しきぶ‐ぶし【式部節】
古浄瑠璃の一。江戸の広瀬式部太夫が貞享・元禄(1684〜1704)のころに創始。
しきぶ‐りょう【式部寮】
明治4年(1871)8月、式部局を改称したもの。明治17年(1884)式部職に改称。
しきぶん‐しじん【職分資人】
律令制で、中納言以上の上級貴族に与えられた従者。→資人
しきぶん‐でん【職分田】
⇒職田(しきでん)
しき‐べつ【識別】
[名](スル)物事の種類や性質などを見分けること。「雌雄を—する」
しきべつ‐し【識別子】
複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値。識別符号。
しきべつ‐ふごう【識別符号】
⇒識別子
しき‐ほう【四季報】
ある分野に関する新しい情報・資料などを掲載して1年に4回刊行される出版物。
しき‐ほう【式法】
正しい儀式・作法。
しき‐ほう【色法】
仏語。物質的存在の総称。一切の存在するもののうち、空間的占有性のあるもの。⇔心法(しんぽう)。
シキホール‐とう【シキホール島】
《Siquijor Island》フィリピン中央部、ビサヤ諸島南部の島。セブ島の南、ネグロス島の南東に浮かび、航路...
しき‐ぼう【指揮棒】
音楽で、指揮者が手に持って振る細い棒。タクト。
しき‐ぼう【式帽】
儀式に用いる帽子。
しき‐ま【色魔】
色欲を満足させるために、次から次へと女性をだまし、もてあそぶ男。女たらし。
しき‐まき【重播き/頻播き】
上代の天つ罪の一。他人が穀物の種をまいた上に、さらに種をまいて穀物の生育を害すること。「時に素戔嗚尊(すさのをのみ...
しき‐まつば【敷(き)松葉】
1 初冬に霜よけのため、また趣を添えるためなどの目的で、庭園に敷く松葉。《季 冬》「北向の庭にさす日や—/荷風」 ...
しきみ【樒/梻】
マツブサ科の常緑小高木。山林中に自生。葉は互生し、長楕円形でつやがある。4月ごろ、黄白色の花をつける。果実は有毒。...
しきみ【閾】
内外の境として門や戸口などの下に敷く横木。現在の、敷居に当たる。戸閾(とじきみ)。
シキミ‐さん【シキミ酸】
植物体において、芳香族化合物やリグニンの中間体として機能する有機化合物。シキミから見出されたが、多くの植物に見られ...
しき‐みそ【敷(き)味噌】
器に酢味噌を敷き、料理を盛りつけること。また、その料理。
しき‐め【敷目】
1 「敷目板(しきめいた)」の略。 2 「敷目威(しきめおどし)」の略。「—に巻きたる赤糸威(あかいとをどし)の究...
しきめ‐いた【敷目板】
床張り・天井板・竪(たて)張りの羽目などの板の継ぎ目の下や裏に取り付ける、細い目板。敷目。
しき‐めいれい【指揮命令】
上級官庁が下級官庁に、または軍隊の上官が部下に、その所管事務に関して下す命令。
しきめいれい‐けん【指揮命令権】
労働者に対して業務上の指示を行う権限。一般的には雇用者が指揮命令権を有するが、派遣労働者に対しては派遣先の事業者が...
しきめ‐おどし【敷目威】
1 鎧(よろい)の札(さね)の威(おどし)目を3行としたもの。重ねが厚く、堅固になる。 2 石畳の文様に配色した鎧の威。
しき‐めん【色面】
絵画などの美術作品で、色が塗られている面。
しき‐もう【色盲】
特定またはすべての色を識別することが困難な状態。現在は、色覚異常・2色覚などの呼称を用いる。 [補説]程度により全...
しき‐もく【式目】
《「式」は法式、「目」は条目の意》 1 中世、法規を箇条書きにしたもの。貞永(じょうえい)式目(御成敗式目)・建武...
しきもく‐うた【式目歌】
連歌や俳諧の式目を覚えやすいように歌にしたもの。式目掟(おきて)歌。
しきもく‐じん【色目人】
中国元代、その治下にあったトルコ・イランなど西域地方諸種族の総称。モンゴル人に次ぐ準支配階級として重用され、政治・...
しき‐もの【敷物】
1 座ったり寝たりするとき、下に敷くもの。布団・ござの類。 2 部屋の床などに敷くもの。じゅうたん・うすべりの類。...
しきもり‐いのすけ【式守伊之助】
相撲の行司の名。木村庄之助の次位で、ともに立行司(たてぎょうじ)。
し‐きゃく【刺客】
⇒しかく(刺客)
しきゃく‐もん【四脚門】
⇒よつあしもん
し‐きゅう【子宮】
単孔類を除く哺乳類の雌の生殖器官の一部。輸卵管の一部が変化した筋肉性の器官で、受精卵が着床し発育する。
し‐きゅう【支給】
[名](スル)金銭・物品を、給与・給付として払い渡すこと。「扶養手当を—する」
し‐きゅう【四球】
野球で、フォアボールのこと。
し‐きゅう【死球】
野球で、デッドボールのこと。
し‐きゅう【至急】
1 非常に急ぐこと。大急ぎ。「—の用件」「—お帰りください」「—便」 2 「至急電報」の略。
し‐きゅう【梓宮】
《昔、中国で、梓(あずさ)の木で作ったところから》天子の棺。また、天子の陵墓。
しきゅう‐いしょく【子宮移植】
子宮が生まれつきなかったり、子宮がんなどによって子宮を摘出されたりした女性に、姉妹や母などの子宮を移植すること。子...
しきゅうがい‐にんしん【子宮外妊娠】
受精卵が子宮腔以外の、卵管・卵巣・腹膜などに着床し発育すること。
しきゅう‐がん【子宮癌】
子宮に発生する癌。子宮頸癌(しきゅうけいがん)と子宮体癌とがある。
しきゅう‐きけい【子宮奇形】
⇒子宮形態異常
しきゅう‐きんしゅ【子宮筋腫】
子宮の筋肉に発生する良性腫瘍(しゅよう)。
しきゅう‐くう【子宮腔】
⇒子宮内腔
しきゅう‐けいかん【子宮頸管】
子宮下部の、円柱状になっている子宮頸部の内腔。