しし‐の‐ざ【獅子の座】
《獅子は百獣の王であるように、仏は人中で最も尊いものであるところから》仏の座る所。また、高徳の僧などの座する所。獅子座。
しし‐の‐つの【鹿の角】
鹿(しか)の角。また、特に、鹿の角を材料とするところから、ばくち用のさいころ。「鹿の角を揉(も)む」の形で、ばくち...
鹿(しし)の角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
「鹿(しか)の角を蜂が刺す」に同じ。
獅子(しし)の歯噛(はが)み
獅子が恐ろしい形相で怒ること。ひどく怒ることのたとえ。
しし‐の‐まる【獅子の丸】
獅子を円形に文様化したもの。織物・染め物・刺繍(ししゅう)のほか、染め革文様として馬具や武具に用いられた。
しし‐の‐もん【獅子の門】
《Lion's Gate》⇒聖ステパノ門
獅子(しし)の分(わ)け前(まえ)
《「イソップ物語」から》強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。
しし‐ば【獅子葉】
葉の先が細かく分かれたもの。シダなどにみられ、ウイルスによる奇形とされる。
しし‐ばな【獅子鼻】
1 獅子頭の鼻のように平たくて、小鼻の開いた鼻。ししっぱな。 2 獅子の頭部の彫刻を施した木鼻(きばな)。
しし‐ばば【尿糞】
小便と大便。糞尿(ふんにょう)。
しし‐びしお【肉醤/醢】
1 魚や鳥の肉で作ったひしお。また、干し肉を刻み、麹(こうじ)と塩に漬け込んだもの。 2 古代中国で行われた極刑。...
シジフォスのしんわ【シジフォスの神話】
《原題、(フランス)Le Mythe de Sisyphe》カミュによる哲学的エッセー。ギリシャ神話のシジフォス(...
しし‐ふしゅせつ【止止不須説】
法華経の方便品にある、法華一乗の法を説くように請う舎利弗(しゃりほつ)に対して、釈迦が説くまいと答えた言葉。「止み...
しし‐ふせぎ【猪防ぎ/鹿防ぎ】
猪(いのしし)・鹿(しか)などが田畑を荒らすのを防ぐこと。また、そのための設備。
しし‐ふんじん【獅子奮迅】
獅子がふるい立って暴れまわるように、激しい勢いで物事に対処すること。「—の働きをする」
しし‐ぶえ【鹿笛】
「しかぶえ」に同じ。《季 秋》
しし‐ぶんろく【獅子文六】
[1893〜1969]小説家・劇作家・演出家。神奈川の生まれ。本名、岩田豊雄。岸田国士(きしだくにお)らと劇団文学...
しし‐ぼうじ【四至牓示】
荘園の区域を示すために四方に置かれた標識。12世紀には立券荘号とともに設置され、官使・国司・領家使・荘官が立ち会い...
しし‐まい【獅子舞】
1 獅子頭をかぶって舞う民俗芸能。大陸から伝わった伎楽系の二人立ちのものと、日本に古くからある風流(ふりゅう)系の...
ししまっしょう‐ゆうい【四肢末梢優位】
神経の障害などの症状が、主に手足の末端付近に強く表れ、胴体部位に近づくにつれて弱くなっている状態。広範囲で末梢神経...
しし‐みち【猪道/鹿道】
猪(いのしし)や鹿(しか)などの獣類が行き来する道。けものみち。《季 秋》
しし‐むら【肉叢】
肉のかたまり。肉塊。また、肉体。「血をすすり—を尽すとも」〈一葉・別れ霜〉
し‐しめい【史思明】
[704ころ〜761]中国、唐代の武将。安史の乱の指導者。営州(遼寧(りょうねい)省)生まれの突厥(とっけつ)系の...
しし‐もうし【しし申し】
[感]注意を促して呼びかけるときに発する語。もしもし。「連れがあまたあるかと存ずれば、ただ一人ぢゃ。是に言葉をかけ...
しし‐もの【獅子物】
近世の舞踊・音曲で獅子を題材としたものの総称。能の「石橋(しゃっきょう)」の流れをくむ「相生獅子」などの石橋物と、...
しし‐もん【獅子門】
《各務支考(かがみしこう)の別号「獅子庵」による名》俳諧の一派、美濃派のこと。
し‐しゃ【支社】
1 会社や団体で、本社から分かれて設けられた事業所。「大阪—」⇔本社。 2 神社の分社。末社。
し‐しゃ【仕者】
仕える者。特に、神仏に仕える人や鳥獣。「鳩は八幡大菩薩の第一の—なり」〈平家・一〉
し‐しゃ【死者】
死んだ人。死人。⇔生者。
し‐しゃ【使者】
1 命令や依頼を受けて使いをする人。使いの者。「—を派遣する」「—に立つ」 2 これから先にくる物事を予感させる人...
し‐しゃ【詩社】
詩人の組織する結社。
し‐しゃ【試写】
[名](スル)映画を、一般公開に先立って、関係者や批評家などに見せるために映写すること。「新作を—する」「—会」
し‐しゃ【試射】
[名](スル)銃砲・弓などをためしに撃ったり射たりしてみること。ためしうち。
し‐しゃ【視写】
[名](スル)文字として書かれたものを見て、そのとおりに書き写すこと。主に学校教育で用いられ、文章の構成・表現技法...
ししゃ‐かい【試写会】
一般公開前に、特定の人々を招いて映画を試写して見せる催し。「完成披露—」
し‐しゃく【士爵】
英国で、個人的功績や国家的功労があってサーの称号を贈られた人。準男爵(バロネット)の下位で、称号は1代限り。ナイト...
し‐しゃく【子爵】
もと五等爵の第四位。男爵の上。伯爵の下。→爵
ししゃ‐ごにゅう【四捨五入】
[名](スル)計算で、求めるけたの次の端数が4以下なら切り捨て、5以上なら切り上げて1とし、求めるけたに加える方法...
ししゃ‐ざい【止瀉剤】
下痢を止めるための薬。下痢止め。止瀉薬。
死者(ししゃ)に鞭(むち)打(う)・つ
「死屍(しし)に鞭打つ」に同じ。
ししゃのしょ【死者の書】
《The Book of the Dead》古代エジプトで副葬された宗教書。神への賛歌や、冥福・復活のための教訓・...
ししゃのたいわ【死者の対話】
《原題、(ギリシャ)Nekrikoi Dialogoi》2世紀ごろ、シリアで生まれたギリシャの作家、ルキアノスの著...
ししゃのためのだいミサきょく【死者のための大ミサ曲】
《原題、(フランス)Grande Messe des morts》ベルリオーズのミサ曲。ト短調。1837年作曲。七...
ししゃ‐の‐ひ【死者の日】
ラテンアメリカで、死者の魂を迎え祝う日。特にメキシコで11月1日と2日に行われる祭礼が有名で、2003年にユネスコ...
ししゃはいつまでもわかい【死者はいつまでも若い】
《原題、(ドイツ)Die Toten bleiben jung》ゼーガースの小説。1949年刊行。第一次大戦から第...
ししゃも【柳葉魚】
《アイヌ語から》キュウリウオ科の海水魚。全長約15センチ。体は細長く側扁する。背側は暗黄色、腹側は銀白色。秋、北海...
しし‐や【猟矢/鹿矢】
狩猟用の矢。野矢(のや)。さつや。「—を打ちつがひ、よっぴいて放つ」〈曽我・八〉
しし‐やらい【鹿矢来/猪矢来】
⇒鹿垣(ししがき)
し‐しゅ【四衆】
⇒四部衆(しぶしゅ)
し‐しゅ【四種】
1 四つの種類。 2 料理で、味噌・塩・酢・酒のこと。しす。