しゃく‐とう【積塔/石塔】
1 供養などのため、石を積んで塔の形にしたもの。せきとう。 2 「積塔会(しゃくとうえ)」の略。
しゃくとう‐え【積塔会】
陰暦2月16日に、検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)・座頭などの盲人が、京都高倉綾小路の清聚庵(せいじゅあん)に...
しゃくとう‐くつ【尺橈屈】
「橈尺屈」に同じ。
しゃく‐とり【尺取】
「尺取虫」の略。《季 夏》「—や夏天の雲のうごくなし/楸邨」
しゃく‐とり【酌取り】
酒席で酒の酌をすること。また、その人。
しゃくとり‐むし【尺取虫】
シャクガの幼虫。細長い芋虫で、腹脚が二対しかないので、人が親指と人さし指で尺をとるような進み方をする。静止すると枯...
しゃく‐ど【尺度】
1 物の長さを測る道具。ものさし。 2 長さ。寸法。「—を測る」 3 計量の標準。また、判断・評価などの基準。「合...
しゃく‐どう【赤銅】
銅に金3〜4パーセント、銀約1パーセントを加えた銅合金。硫酸銅・酢酸銅などの水溶液中で煮沸すると、紫がかった黒色の...
しゃくどう‐いろ【赤銅色】
赤銅のような色。黄みがかった暗い赤茶色。「—に日焼けした顔」
しゃくどう‐づくり【赤銅造り】
赤銅で器具などに装飾すること。また、そのもの。「—の太刀」
しゃく‐どく【尺牘】
⇒せきとく(尺牘)
しゃく‐なが【尺長】
一定の寸法より長く作ること。また、そのように作ったもの。ながもの。「—の帯」
しゃくなげ【石南花/石楠花】
ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の常緑低木の総称。深山の渓谷沿いに自生。葉は大形の長楕円形で、裏面に赤褐色の毛が密生...
しゃくなげ【石楠】
俳句雑誌。大正4年(1915)、大須賀乙字の支援を得て臼田亜浪が創刊・主宰。臼田の死後、原田種茅の主宰により読みを...
癪(しゃく)に障(さわ)・る
腹が立つ。気に障る。癇(かん)に障る。「—・る態度」
しゃく‐にち【赤日】
「赤口(しゃっこう)」に同じ。
しゃくにほんぎ【釈日本紀】
日本書紀の注釈書。28巻。卜部懐賢(うらべかねかた)著。鎌倉末期の成立。それまでの書紀研究を集大成したもの。
しゃく‐にん【酌人】
酒の席で酌をする人。酌取り。
しゃく‐ねつ【灼熱】
[名](スル) 1 金属などを焼いて熱くすること。また、焼けて熱くなること。「—した鉄を打って鍛える」 2 焼けつ...
しゃくねつ‐きょだいわくせい【灼熱巨大惑星】
⇒ホットジュピター
しゃくねつ‐げんりょう【灼熱減量】
⇒強熱減量
しゃく‐の‐うし【尺の牛】
牛で、前脚の地に接している部分からたてがみの下端までを測った体高が4尺あるもの。牛の大きさは4尺が標準とされ、4尺...
しゃく‐の‐き【笏の木】
イチイの別名。
しゃく‐の‐たね【癪の種】
腹の立つ原因。
しゃく‐の‐ひ【赤の日】
「赤口(しゃっこう)」に同じ。
しゃく‐の‐むし【癪の虫】
からだの中にいて、癪を起こすと考えられる虫。転じて、腹を立てること。また、その原因となる事柄。「—がおこる」
しゃく‐はち【尺八】
1 管の上端を斜めに削り取って作った歌口(うたぐち)に直接唇を当てて吹く縦笛。普通は竹製。中国で唐代初期に創作され...
しゃく‐ば【借馬】
馬を借りること。また、その馬。
しゃく‐ば【釈場】
講談を興行する寄席。講釈場。
しゃ‐くび【しゃ首】
首をののしっていう語。そくび。「—切りて、犬にかひてん」〈宇治拾遺・一〇〉
しゃくびかん【鵲尾冠】
江戸中期の俳諧集。越智越人編。享保2年(1717)刊。
しゃく‐びょうし【笏拍子/尺拍子】
神楽(かぐら)や催馬楽(さいばら)などで用いる打楽器。長さ約36センチの笏を縦に二つに割ったもの。主唱者が両手に持...
しゃく‐ふ【酌婦】
酒場・料理屋や宴会などの席で、酒の酌をする女。また、それをよそおった売春婦。
しゃく‐ぶく【折伏】
[名](スル)《「じゃくぶく」とも》 1 仏語。悪人・悪法を打ち砕き、迷いを覚まさせること。摂受(しょうじゅ)と共...
しゃくぶく‐もん【折伏門】
折伏によって人を帰依させる法門。
しゃく‐ほう【釈放】
[名](スル) 1 拘束を解いて自由にすること。 2 刑事法で、適法な事由に基づき、刑事施設に収容されている受刑者...
しゃく‐ほう【爵封】
爵位と封邑(ほうゆう)。身分と領地。
しゃく‐ぼん【釈梵】
帝釈天(たいしゃくてん)と梵天。
しゃく‐ま【借間】
[名](スル)部屋を借りること。また、借りた部屋。間借り。「学校の近くに—する」
しゃくまかえんろん【釈摩訶衍論】
「大乗起信論」の注釈書。10巻。竜樹著、筏提摩多(ばっだいまた)訳とされるが、7〜8世紀ごろ中国・朝鮮で成立したと...
しゃくみ【曲見】
《動詞「しゃくむ」の連用形から》能面の一。中年の女を表す面で、狂女物などに用いる。顔の中央がしゃくれて見えるところ...
しゃく‐みょう【釈名】
仏教の経論を解釈するとき、題目の意義を説き明かすこと。
しゃくみょう【釈名】
中国の辞書。8巻。後漢末の劉熙(りゅうき)著。事物の名を27種に分類し、語源を説明したもの。1巻本、4巻本がある。逸雅。
しゃくみょう【惜命】
石田波郷の俳句集。昭和25年(1950)刊行。自身の結核の闘病生活を題材にしている。
しゃく・む
[動マ五(四)]《「しゃく(杓)」の動詞化という》中央がくぼむ。しゃくれる。「答のない口元が結んだまま—・んで」〈...
しゃく‐めい【釈明】
[名](スル)自分の立場や考えを説明して、誤解や非難を解き、理解を求めること。「事故原因について—する」
しゃくめい‐けん【釈明権】
裁判所が、訴訟の内容を明確にさせるために、当事者に法律上・事実上の事項について質問して陳述の補充・訂正の機会を与え...
しゃく‐もち【癪持(ち)】
癪が持病であること。また、その人。
尺(しゃく)も短(みじか)き所(ところ)あり寸(すん)も長(なが)き所(ところ)あり
《「楚辞」卜居から》尺でも短くて足りない場合があり、寸でも長すぎる場合がある。事柄によっては賢者も劣ることがあり、...
しゃく‐もん【借問】
[名](スル)⇒しゃもん(借問)