しゅう‐こ【終古】
歳月のきわまりないこと。長い年月。永遠。「運命は一重の壁に思う人を—に隔てると共に」〈漱石・虞美人草〉
しゅう‐こ【集古】
古い物を集めること。「—館」
しゅう‐こう【舟行】
[名](スル) 1 舟が通行すること。「—が滞る」 2 舟に乗って行くこと。舟旅。また、舟遊び。「今日は—し明日は...
しゅう‐こう【舟航】
[名](スル)舟に乗って行くこと。航海。「離島へ—する便がある」
しゅう‐こう【周公】
中国、周の政治家。文王の子。名は旦。兄の武王を助けて殷(いん)を滅ぼし、武王の死後、幼少の成王を助けて王族の反乱を...
しゅう‐こう【周航】
[名](スル)船で方々を巡ること。船でひと巡りすること。「湾内を—する観光船」
しゅう‐こう【秋光】
秋の景色。また、秋の日ざし。秋色。《季 秋》
しゅう‐こう【秋耕】
秋の収穫後、田畑を耕すこと。《季 秋》「—やあらはの墓に手向花/秋桜子」
しゅう‐こう【修好/修交】
[名](スル)親しく交わること。特に、国家と国家とが親しく交流すること。「—条約」
しゅう‐こう【終講】
継続してきた講義を終わりにすること。また、講義の最終回。
しゅう‐こう【就航】
[名](スル) 1 船舶や航空機が初めて航路につくこと。「世界最大のタンカーは明日—する」 2 船舶や航空機がその...
しゅう‐こう【衆口】
多くの人の言うところ。世間の評判。しゅこう。「—の一致するところ」
しゅう‐こう【集光】
[名](スル)レンズや反射鏡を用いて、光線を1か所または一方向に集めること。
しゅう‐こう【醜行】
恥ずべき行為。また、男女間のみだらな行い。「人の眼をくらますために—を演じるなら」〈横光・旅愁〉
しゅう‐こう【讐校】
二人が相対して、原本と対照して書物の誤りを正すこと。
しゅうこうがた‐たいようこうはつでん【集光型太陽光発電】
レンズで集めた光を発電素子に当てることで発電効率を高めた太陽光発電システム。CPV(concentrator ph...
しゅうこうがた‐たいようねつはつでん【集光型太陽熱発電】
⇒太陽熱発電
しゅうこう‐き【集光器】
光線を必要な場所または方向に集める装置。集光レンズ・集光鏡など。
しゅうこう‐きょう【集光鏡】
光線の方向を曲げて、一点に収束させたり、必要な方向に集めたりする凹面反射鏡。
衆口(しゅうこう)金(きん)を鑠(と)かす
《「国語」周語下から》多くの人の言葉、特に悪口が重なると、恐るべき結果を招くことのたとえ。讒言(ざんげん)の恐ろし...
しゅうこう‐たん【周公旦】
⇒周公
しゅうこうてん【周口店】
中国、北京南西にある遺跡。北京原人の発見地。チョウコウティエン。
しゅうこう‐りょく【集光力】
望遠鏡や双眼鏡などの光学系がもつ性能の指標の一つ。対物レンズまたは反射鏡の面積に比例し、ふつう人間の瞳孔(直径7ミ...
しゅうこう‐レンズ【集光レンズ】
光学器械で、光を1か所または一方向に集めるためのレンズ、またはレンズ系。映写機・投光器などに用いられる。コンデンサ...
しゅうこじっしゅ【集古十種】
江戸時代の古宝物図録集。85巻。松平定信編。谷文晁(たにぶんちょう)らの画。寛政12年(1800)ごろ成立。碑銘・...
しゅう‐こつ【収骨】
[名](スル) 1 火葬後、壺などに骨を収めること。骨上(こつあ)げ。 2 戦地などに放置された戦死者の遺骨を、埋...
しゅうこんごう‐じん【執金剛神】
手に金剛杵(こんごうしょ)を持ち、仏法を守護する夜叉神(やしゃじん)。本来は一つの神格であるが、日本では多く二神一...
しゅう‐ごう【秋毫】
《秋に抜け替わった、獣のきわめて細い毛の意から》きわめて小さいこと。微細なこと。わずかなこと。いささか。「—も誤る...
しゅう‐ごう【習合】
異なる教義などを折衷すること。「神仏—」
しゅう‐ごう【集合/聚合】
[名](スル) 1 1か所に集まること。また、集めること。「駅前に八時に—する」⇔解散。「森羅万象を—して自在に己...
しゅうごう‐か【集合果】
⇒複果(ふくか)
しゅうごう‐がいねん【集合概念】
なんらかの類似点をもつ成員からなる集合を全体としてさす概念。例えば、人類・聴衆・星座など。→個別概念
しゅうごう‐ご【輯合語】
⇒抱合語(ほうごうご)
しゅうごう‐ざいさん【集合財産】
特定の目的のために、多数の主体に属する財産を集合した独立財産。組合財産・共同相続財産など。
しゅうごう‐しゃしん【集合写真】
一同が集まって撮影した写真。「同窓会での—」
しゅうごう‐しんとう【習合神道】
神道に儒教・仏教などの教義を習合してできた神道。
しゅうごう‐じごく【衆合地獄】
⇒しゅごうじごく(衆合地獄)
しゅうごう‐じゅうたく【集合住宅】
1棟の建物の中に複数の住居がある形式の住宅。壁や床によって区切られ、それぞれ独立している。
しゅうごう‐ぞく【集合族】
その各要素が集合であるような集合。集合の集合。
しゅうごうたい‐きょうふしょう【集合体恐怖症】
恐怖症の一。小さな穴や点が密集しているものに対して、強い嫌悪や恐怖を感じる症状。トライポフォビア。
しゅうごう‐ち【集合知】
多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を分析したり体系化したりして、活用できる形にまとめたもの。
しゅうごうてき‐はんざい【集合的犯罪】
多数の者が集まり、同一の目的に向かって共同して一定の行為をする犯罪。内乱罪・騒乱罪など。集合犯。
しゅうごうてき‐むいしき【集合的無意識】
ユングの用語。個人の経験による無意識より深く、同じ種族や民族あるいは人類などに共通して伝えられている無意識。普遍的...
しゅうごう‐とう【集香湯】
昔、寺院で羹(あつもの)を出す前にふるまった薬湯。苦参(くじん)・肉桂(にっけい)・甘草(かんぞう)・白朮(びゃく...
しゅうごう‐はん【集合犯】
⇒集合的犯罪
しゅうごう‐ひょうしょう【集合表象】
フランスの社会学者デュルケームの概念の一。集団生活がつくりあげる表象。個々人の意識において形成される個人表象と質的...
しゅうごう‐ぶつ【集合物】
1 個々の物が集まって成り立っている物。 2 法律で、個々の物が集合して経済的に一つの価値を有し、取引上も一体とし...
しゅうごう‐ポスト【集合ポスト】
共同住宅などで、各戸の郵便受けをまとめて設置したもの。→ドアポスト
しゅうごう‐めいし【集合名詞】
西欧語での名詞の分類の一。民衆・家族など、二つ以上の同種のものを一つのまとまりとしてとらえた名詞。英語などでは、形...
しゅうごう‐ろん【集合論】
数学の一部門で、集合の性質を研究する学問。19世紀末、ドイツのゲオルク=カントルが創始。