しょうめん‐こんごう【青面金剛】
帝釈天(たいしゃくてん)の使者の金剛童子。身体は青色で、六臂(ろっぴ)または二臂、四臂、目は赤くて三眼で、怒りの形...
しょうめん‐しょうとつ【正面衝突】
[名](スル) 1 真正面からぶつかり合うこと。「車どうしが—する」 2 真っ向から対立して争うこと。「意見が—する」
しょうめん‐ず【正面図】
立面図の一つで、物体を正面から水平に見た図。
しょうめん‐せんばん【正面旋盤】
主に正面削り加工を行う旋盤。大きな工作物取り付け用の面板をもち、刃物が主軸と直角方向に広範囲に動き、平面を削る。
しょうめん‐そうび【正面装備】
自衛隊用語。戦車・戦闘機・護衛艦など、戦闘に直接使用される兵器・装備の総称。
しょうめん‐どおり【正面通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の大和大路通りから西の千本通りの一筋東に至る。途中、渉成園(枳殻(きこく)邸...
正面(しょうめん)を切(き)・る
1 相手とまっすぐ向かい合う。改まった態度をとる。「—・って杯を差し出す」 2 遠慮なしに、直接はっきりと行動する...
しょう‐もう【消耗】
[名](スル)《「しょうこう(消耗)」の慣用読み》 1 使って減らすこと。また、使って減ること。「電力を—する」 ...
しょう‐もう【焼亡】
《古くは「じょうもう」》「しょうぼう(焼亡)」に同じ。「ある時には内裏に—あるにも」〈今昔・二四・二四〉
しょう‐もう【睫毛】
まつげ。
しょうもう‐せん【消耗戦】
1 人命や兵器・物資などを損失を無視して大量に投入する戦争。 2 赤字覚悟の販売競争、力を消耗するだけで効果の上が...
しょうもう‐ないはん【睫毛内反】
⇒逆さまつげ
しょうもう‐ひん【消耗品】
使うにつれて減ったりなくなったりする品物。紙・石油など。
しょう‐もつ【抄物】
1 抜き書きしたもの。書き写したもの。また、詩作や歌作の参考書で、そのような形のもの。 2 ⇒しょうもの(抄物)
しょうもつ‐がき【抄物書(き)】
1 仏書などで、漢字の字画を省略して書いたもの。「菩薩(ぼさつ)」を「𦬇」、「醍醐(だいご)」を「酉酉」、「縁覚(...
仕様(しよう)もな・い
くだらない。ばかばかしい。「—・いこと」 [補説]多く「しょうもない」と発音される。
しょう‐もの【抄物】
室町時代から江戸初期、五山の僧侶や学者などによってなされた漢籍・仏典・国書の講義記録や注釈書の総称。本文の語釈・通...
しょう‐もん【正文】
写しや控えに対して、もとになる文書。正式の文書。原本。
しょう‐もん【声聞】
《(梵)śrāvakaの訳。教えを聞く者の意》仏語。仏弟子のこと。釈迦の入滅後は、四諦の理を観じて阿羅漢となること...
しょう‐もん【松門】
1 吉田松陰の門下。 2 松が自然に門の形をしているもの。また、松の木のある門。「—独り閉ぢて、年月を送り」〈謡・景清〉
しょう‐もん【相門】
大臣・宰相の家柄。
しょう‐もん【将門】
大将の家柄。将軍の一門。
しょう‐もん【唱門】
「唱門師(しょうもんじ)」の略。
しょう‐もん【掌紋】
手のひら全体にある皮膚の隆起線。指紋同様に万人不同で一生変わらない。
しょう‐もん【証文】
証拠となる文書。特に、金品の貸借や約束事を証明する文書。証書。「借金の—」
しょう‐もん【照門】
小銃などの照準装置の一。照尺の一部で、照星と合わせてねらいを定める。
しょう‐もん【蕉門】
松尾芭蕉の一門。
しょうもん‐かい【声聞界】
仏語。十界の一。声聞の境界。
しょうもんき【将門記】
平安中期の軍記物語。1巻。作者未詳。天慶3年(940)平将門(たいらのまさかど)の乱後まもなく成立。乱の経緯を、変...
しょうもんしょう【肖聞抄】
⇒伊勢物語肖聞抄
しょうもん‐じ【声聞師】
⇒唱門師(しょうもんじ)
しょうもん‐じ【唱門師】
中世、祈祷(きとう)・卜占(ぼくせん)や祝福芸能を業とした下級の陰陽師(おんようじ)。室町時代には奈良興福寺に座が...
しょうもん‐じょう【声聞乗】
仏語。二乗・三乗の一。自己の悟りのみを目的とする声聞のために説かれた教え。→縁覚(えんがく)乗
しょうもん‐そう【声聞僧】
自己の悟りのみを求めて修行する小乗の僧。
しょうもん‐ち【証文地】
⇒朱印地
しょうもん‐の‐じってつ【蕉門の十哲】
芭蕉門下の10人のすぐれた俳人。ふつう、榎本其角(えのもときかく)(宝井其角)・服部嵐雪(はっとりらんせつ)・向井...
証文(しょうもん)の出(だ)し後(おく)れ
証文を差し出すべき時機を失する意から、手遅れで何の効力もないことのたとえ。
証文(しょうもん)を巻(ま)・く
⇒巻く11
しょう‐や【庄屋/荘屋】
江戸時代、村落の長。地方(じかた)三役の最上位。年貢納入責任をもち、村の自治一般をつかさどった。主に関西での呼称で...
しょうや‐きょく【小夜曲】
セレナーデ。さよきょく。
しょう‐やく【生薬】
植物・動物・鉱物などを、そのまま、または簡単な処理をして医薬品あるいは医薬原料に供するもの。西欧生薬・和漢薬・民間...
しょう‐やく【抄訳】
[名](スル)原文のところどころを抜き出して翻訳すること。また、その訳文。「児童向けに—した世界文学全集」⇔全訳/完訳。
しょう‐やく【硝薬】
火薬。
しょうや‐けん【庄屋拳】
⇒藤八拳(とうはちけん)
しょう‐ゆ【醤油】
日本独特の調味料。小麦・大豆を原料とする麹(こうじ)に食塩水を加え、発酵させて絞った液体。濃い口醤油・薄口醤油・た...
しょう‐ゆう【小勇】
血気にはやった、つまらない勇気。「いたずらに—に走る」⇔大勇。
しょう‐ゆう【少輔】
⇒しょう(少輔)
しょう‐ゆう【尚友】
《「孟子」万章下から》昔の書物を読んで、すぐれた古人を友とすること。
しょう‐ゆう【消憂】
うれいを消すこと。気晴らし。うさ晴らし。
しょう‐ゆう【湘勇】
中国清末、太平天国平定のため、1853年に曽国藩(そうこくはん)が郷里の湖南省湘郷(しょうきょう)県で組織した義勇...