しん‐えん【親縁】
1 親族の関係。 2 近い血筋。 3 仏語。浄土教で、三縁の一。阿弥陀仏の名号を唱え、仏を拝し、仏を念ずれば、仏は...
しん‐えん【真円】
ゆがみがなく、完全な円であること。また、その円。正円。
しん‐エングラーたいけい【新エングラー体系】
植物分類体系の一。ドイツの植物学者エングラーによる19世紀末当時の進化論を取り入れた分類体系を基礎とし、メルヒオー...
深淵(しんえん)に臨(のぞ)むが如(ごと)し
《「詩経」小雅・小旻から》非常に危険な立場にあることのたとえ。
しんえん‐るい【真猿類】
哺乳綱霊長目の一群。オマキザル上科・オナガザル上科・ヒト上科に分類される。大脳が発達し、社会行動をとる種が多い。→原猿類
しん‐おう【心奥】
心の奥底。「—に秘めた思い」
しん‐おう【深奥】
[名・形動]非常に奥が深いこと。また、そういうところや、そのさま。深遠。「学の—を窮める」「—な哲理」
しん‐おう【新鶯】
初春に里に降りて来てさえずるウグイス。
しん‐おう【震央】
地震の震源の真上の地表点。
しんおう‐き【晋翁忌】
宝井其角(別号、晋翁)の忌日。陰暦2月30日。晋子(しんし)忌。《季 春》
しんおうめ‐かいどう【新青梅街道】
東京都新宿区西落合から西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎までの道路の呼び名。青梅街道のバイパスにあたる。
しんおう‐らん【心黄卵】
⇒中黄卵
しん‐おおしま【新大島】
色や風合いを大島紬(つむぎ)に似せた絹と綿との交ぜ織物。栃木県足利(あしかが)地方の産。
しん‐おおばん【新大判】
江戸幕府が万延元年(1860)に発行した最後の大判の俗称。万延大判。
しんおし‐だい【心押し台】
旋盤や研削盤のベッド上にあり、センターとよぶ工具を利用して工作物の一端を支える台。
しん‐おめし【新御召】
絹糸と強く縒(よ)った綿糸を使って交ぜ織りにした御召縮緬(ちりめん)。天保年間(1830〜1844)下野(しもつけ...
しん‐おん【心音】
心臓が鼓動するときに、心臓の弁の閉鎖などによって生じる音。
しん‐おん【神恩】
神の恵み。「—にあずかる」
しん‐おん【唇音】
1 音声学で、呼気が唇に触れて出す音。両唇で出す音([p][b][m][w])や上歯と下唇とで出す音([f][v]...
しん‐おん【震音】
⇒トレモロ
しんおん‐か【唇音化】
音声学で、両唇の作用で調音されること。また、調音の際に唇が二次的調音器官となって介入し、音声を変形させること。
しん‐か【心火】
1 火のように激しく燃え立つ、怒り・恨み・嫉妬(しっと)などの感情。「—を燃やす」 2 墓や幽霊などのまわりを飛び...
しん‐か【心窩】
みぞおち。鳩尾(きゅうび)。しんわ。
しん‐か【臣下】
君主に仕える者。家来。臣。
しん‐か【神化】
[名](スル) 1 神のするような偉大な徳化。 2 神のしわざのような、不思議な変化。「—の霊妙」 3 自然物や特...
しん‐か【神火】
1 けがれのない神聖な火。 2 人知を超えた不思議な火。 3 火山の噴火。→御神火(ごじんか)
しん‐か【神歌】
⇒かみうた3
しん‐か【真仮】
まことのものと仮のもの。ほんものとにせもの。
しん‐か【真価】
本当の値うち。物や人のもつ真の価値や能力。「—が問われる」「—を発揮する」
しん‐か【真果】
種子の形成とともに子房が肥大してできた果実。梅・桃・キュウリ・トマトなど。⇔仮果(かか)。
しん‐か【深化】
[名](スル)物事の程度が、深まること。また、深めること。「思想の—」「対立が—する」
しん‐か【進化】
[名](スル) 1 生物が、周囲の条件やそれ自身の内部の発達によって、長い間にしだいに変化し、種や属の段階を超えて...
しん‐か【請暇】
《「しん(請)」は唐音》 1 禅僧が、しばらく暇を請うて他行すること。日限は15日以内とされた。 2 ⇒せいか(請暇)
しん‐か【新加】
[名](スル)新しく加えること。また、新しく加わること。「国語辞典の改訂時に1万語を—する」
しんかい
日本で開発された有人潜水調査船の名。 海上保安庁が保有していた有人潜水調査船。昭和44年(1969)完成。最大潜航...
しん‐かい【心界】
精神の世界。心の世界。⇔物界。
しん‐かい【心懐】
心に思うこと。意中。
しん‐かい【神階】
朝廷から神社の祭神に奉った位階。品位(ほんい)と位階と勲等とがあり、品位は四品(しほん)以上四階、位階は正六位上以...
しんかい【真改】
⇒井上真改(いのうえしんかい)
しん‐かい【秦檜】
[1090〜1155]中国、南宋の政治家。字(あざな)は会之。江寧(江蘇省)の人。高宗に仕え、岳飛を獄死させて金と...
しん‐かい【深海】
ふかいうみ。海洋動物学では水深200メートル以上、海洋学では2000メートル以上の深さの海をいう。光が透過せず、光...
しん‐かい【新戒】
初めて戒を受けた沙弥(しゃみ)。
しん‐かい【新界】
動物地理区を三つに分けたうちの一。北界・南界に対していい、南アメリカ大陸を含む地域。新熱帯区・新熱帯亜区の一区一亜...
しん‐かい【新開】
1 荒れ地を新しく切り開くこと。また、その土地。 2 土地が開発されて、市街が新しく開けること。
しんかい‐にせん【しんかい二〇〇〇】
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した有人潜水調査船。日本初の本格的な潜水調査船として昭和56...
しんかい‐ろくせんごひゃく【しんかい六五〇〇】
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した有人潜水調査船。「しんかい2000」の後継として、平成元...
しんかい‐ぎょ【深海魚】
水深200メートルより深い海に生息する魚類。巨大な水圧、暗黒、恒常的な低温、水の流動の少ないことなどのために、骨格...
しんかい‐くっさくけいかく【深海掘削計画】
深海底を掘削・探索する研究プロジェクト。1968年に米国が単独で開始。1976年以降は国際協力事業となり、1985...
しんかい‐せいそう【深海成層】
水深1000〜2000メートルの深海底の堆積物(たいせきぶつ)。火山性泥・赤色粘土や生物の遺骸などからなる。
しんかい‐せん【伸開線】
⇒インボリュート