しから‐ずん‐ば【然らずんば】
[接]「しからずば」の音変化。「生か、—死か」
しから‐ば【然らば】
[接]そうであるならば。それならば。「計画は失敗か。—次なる方策を考えよう」 [感]さようなら。さらば。「『や、—...
しかり【𠮟り/呵り】
1 口に出してとがめること。「社長のお—を受ける」 2 江戸時代、庶民に科した最も軽い刑罰。白州(しらす)に呼び出...
しか・り【然り/爾り】
[動ラ変]《副詞「しか」にラ変動詞「あり」の付いた「しかあり」の音変化》そのようである。そのとおりである。そうであ...
しかり‐しこうして【然り而して】
[連語]前に述べた事柄を受け、それを肯定・確認してあとに続けるときに用いる。そして。そこで。「—かくなる結論につながる」
しかり‐つ・ける【𠮟り付ける】
[動カ下一][文]しかりつ・く[カ下二]強くしかる。厳しくしかる。「頭ごなしに—・ける」
然(しか)りと雖(いえど)も
そうであるけれども。そうではあるが。「今日の如き…光輝を発したるは、未曽有の事なるべし、—、ここに止まるべからず」...
しかり‐とば・す【𠮟り飛ばす】
[動サ五(四)]激しい調子でしかる。「有無を言わさず—・す」
しかりべつ‐こ【然別湖】
北海道のほぼ中央部、大雪山国立公園の南端にある貧栄養湖。面積3.4平方キロメートル、最深99メートル、湖面標高81...
しか・る【𠮟る/呵る】
[動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。「その本分を忘れた学生を—・る」 [可能]...
しかる‐あいだ【然る間】
[接] 1 そうしている間に。そのうちに。「その後は、いよいよ行ひ怠る事なし。—、貴き聖人なりといふ事世に高く聞え...
然(しか)る上(うえ)は
そうであるからには。「人ありて、拙きままにこそうちかなはであることなれ。—、この上人の、大師のまねして定に入らるれ...
然(しか)るが故(ゆえ)に
そうであるから。それゆえに。
しかる‐に【然るに】
[接] 1 それにもかかわらず。それなのに。「汚職に関係した政治家は、立候補などすべきでない。—みそぎが済んだとは...
シカールプル
パキスタン南東部、シンド州の都市。インダス川西岸、サッカルの北西約40キロメートルに位置する。古くは西アジアとイン...
しかる‐べき【然る可き】
[連語]《連語「しかるべし」の連体形》 1 (連体詞的に用いて)適当な。ふさわしい。「—人に相談しなさい」 2 (...
しかる‐べく【然る可く】
[連語]《連語「しかるべし」の連用形》(副詞的に用いて)適当に。よいように。「—取り計らう」 [補説]慣例的に法曹...
しかるべく‐は【然る可くは】
[連語](副詞的に用いて)できることなら。差し支えなければ。「今の定家君に申し、—作者をつけて賜び給へ」〈謡・忠度〉
しかる◦べし【然る可し】
[連語]《ラ変動詞「しかり」の連体形+推量の助動詞「べし」》 1 それが適当であろう。また、ふさわしい。「この儀も...
しかる‐を【然るを/而るを】
[接]それなのに。ところが。「親父の脚(すね)をかじって…。—生意気に絹の衣服(きもの)を被たり」〈逍遥・当世書生気質〉
シカレ
メキシコ東部、キンタナロー州、ユカタン半島の東部にある観光地。シュノーケリングやダイビングができる海洋公園がある。...
しかれ‐ども【然れども】
[接]そうだけれども。しかしながら。「頂上直下まで迫る。—力及ばず撤退」
しかれ‐ば【然れば】
[接] 1 そうであるから。だから。「賽銭(さいせん)は一厘銭のみ。それだに奉加(ほうが)するはいと稀なり…。—蟻...
しかわかしゅう【詞花和歌集/詞華和歌集】
平安後期の勅撰和歌集。八代集の第六。10巻。崇徳院の院宣により、藤原顕輔(ふじわらのあきすけ)が撰し、仁平元年(1...
鹿(しか)を逐(お)・う
《「史記」淮陰侯伝の「秦其の鹿を失い、天下共に之を逐う」から》地位や政権を得るために競い合うこと。中原(ちゅうげん...
鹿(しか)を逐(お)う者(もの)は山(やま)を見(み)ず
《「淮南子(えなんじ)」説林訓の「獣を逐う者は、目に太山を見ず」から》利益を得ることに熱中している者は、他の事は顧...
鹿(しか)を指(さ)して馬(うま)となす
《「史記」秦始皇本紀にある、秦の趙高(ちょうこう)が、自分の権勢を試そうとして、鹿を馬であるといつわって皇帝に献上...
紙価(しか)を高(たか)・める
⇒洛陽(らくよう)の紙価を高める
し‐かん【士官】
1 下士官・兵に対して、将官・佐官・尉官をいう。将校。 2 上級船員の通称。
し‐かん【子癇】
妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。
し‐かん【支干】
十二支と十干。えと。干支(かんし)。
し‐かん【支幹】
樹木で、主幹から分かれて出ている幹。→主幹
し‐かん【支管】
水道管やガス管などで、本管から分かれて使用者の所まで引かれている管。
し‐かん【止観】
1 天台宗で、禅定(ぜんじょう)により心の動揺を払って一つの対象に集中し、正しい智慧を起こして仏法を会得すること。...
し‐かん【仕官】
[名](スル) 1 官職に就くこと。役人になること。 2 浪人していた武士が大名などに召し抱えられて仕えること。
し‐かん【史官】
歴史編纂(へんさん)に従う官職。特に、古代中国で、文書・記録の任にあたった官。
し‐かん【史観】
歴史を全体的に把握し、解釈するときの基礎的な立場・考え方。歴史観。「皇国—」
し‐かん【弛緩】
[名](スル)《慣用読みで「ちかん」とも》ゆるむこと。たるむこと。「筋肉が—する」
し‐かん【死諫/屍諫/尸諫】
死をもって主君に忠告すること。「腹をかっ切って—を進めるのが、臣下としての本分じゃ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
し‐かん【糸管】
弦楽器と管楽器。糸竹。また、音楽のこと。管弦。
し‐かん【私感】
一個人として抱く感想。
し‐かん【使館】
「公使館」「大使館」などの略。
し‐かん【枝幹】
1 えだとみき。 2 手足と胴体。また、末と本(もと)。
し‐かん【屍姦】
死体を相手にして性交すること。
し‐かん【祠官】
神社の祭礼・社務に携わる人。かんぬし。神官。
し‐かん【視官】
視覚器官。「人の五官の中にて—と嗅官(きゅうかん)とを比較すれば」〈子規・墨汁一滴〉
し‐かん【視感】
「視覚(しかく)」に同じ。「魚の—を研究した人の話によると」〈寅彦・芝刈り〉
し‐かん【歯冠】
歯茎よりも上側に、冠状に出ている歯の部分。象牙質をエナメル質が覆っている。
し‐かん【詩巻】
詩を集めた書物。詩集。
し‐かん【篩管/師管】
植物の維管束の篩部を構成する主要素。葉で作られる同化物質を下へ流す通路で、細長い細胞が縦につながった管状の組織をな...