じゅう‐ぜい【重税】
負担の重い税金。苛税(かぜい)。
じゅう‐ぜん【十全】
[名・形動] 1 少しも欠けたところがないこと。十分に整っていて、危なげのないこと。また、そのさま。万全。「—を期...
じゅう‐ぜん【十善】
仏語。十悪を犯さないこと。不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不邪淫・不妄語・不両舌・不悪口(ふあっく)・不綺語(ふき...
じゅうぜん【柔然】
4〜6世紀、モンゴル高原に栄えたモンゴル系遊牧民族。また、その国家。族長の社崘(しゃろん)が君主の称号である可汗を...
じゅう‐ぜん【従前】
今より前。これまで。以前。「—の方式」「—どおり」
じゅう‐ぜん【糅然】
[ト・タル][文][形動タリ]入りまじるさま。ごちゃごちゃしているさま。「粗雑な文句ばかりが—としてちらかっている...
じゅうぜん‐かい【十善戒】
十善を守るための戒律。十戒。
じゅう‐ぜんじ【十禅師】
知徳にすぐれた僧を10人選んで宮中の内道場に仕えさせたもの。内供奉(ないぐぶ)に任ぜられた。 日吉(ひえ)山王七社...
じゅうぜん‐ていおう【十善帝王】
「十善の君」に同じ。
じゅうぜん‐の‐きみ【十善の君】
《仁王経に、前世で十善を行った果報として今生には王者に生まれると説くところから》天子。帝王。天皇。十善の主(あるじ...
じゅうぜん‐の‐くらい【十善の位】
天子・天皇の位。十善の王位。十善の天位。
じゅうぜん‐ばんじょう【十善万乗】
《十善の徳と万乗の富の意から》天子の位。
じゅうぜんほうご【十善法語】
江戸時代の法語集。12巻。慈雲尊者飲光(おんこう)著。十善戒の意味内容および功徳(くどく)を説いたもの。口語体・文...
じゅう‐そ【重祚】
[名](スル)「ちょうそ(重祚)」に同じ。
じゅう‐そう【住僧】
その寺に住んでいる僧。
じゅう‐そう【重奏】
[名](スル)二つ以上の声部を、それぞれ一人ずつが楽器で担当して演奏すること。二重奏・三重奏・四重奏など。アンサンブル。
じゅう‐そう【重曹】
《「重炭酸ソーダ(曹達)」の略》炭酸水素ナトリウムのこと。
じゅう‐そう【重創】
重いきず。ふかで。重傷。
じゅう‐そう【重葬】
すでに埋葬されている同一の場所に、重ねて埋葬すること。
じゅう‐そう【重層】
幾重にも層になって重なること。「—構造」
じゅう‐そう【銃創】
銃弾で撃たれてできた傷。鉄砲傷。銃傷。「貫通—」
じゅう‐そう【銃槍】
1 銃と槍。 2 先端に剣をつけた銃。銃剣。
じゅう‐そう【縦走】
[名](スル) 1 縦または南北に貫き通って連なること。「半島を—する道路」 2 登山で、尾根伝いにいくつかの山頂...
じゅうそうかん‐けいすう【重相関係数】
重回帰式による予測値と実際に測定される値との相関関係の程度を示す数値。相関係数のうち、説明変数が2つ以上あるもの。...
じゅうそう‐じょうひ【重層上皮】
細胞が多数の層をなしている上皮。→単層上皮
じゅうそう‐すじ【十三筋】
大阪市の北西部を走る道路の呼び名。淀川をこえて、なにわ筋・あみだ池筋に接続する。
じゅうそう‐せん【重曹泉】
「炭酸水素塩泉」に同じ。
じゅうそう‐てき【重層的】
[形動]いくつもの層にかさなっているさま。「文化の—な構造」
じゅう‐そうび【重装備】
戦闘や登山など、特定の目的に応じた服装や装備を十分に備えていること。重装。
じゅうそう‐へんぺいじょうひ【重層扁平上皮】
重層上皮のうち、表面の近くにある細胞が平たくなっているもの。細胞の形は、最下層では円柱状で、上方にいくほど扁平にな...
じゅう‐そく【充足】
[名](スル)十分に補い満たすこと。また、満ち足りること。「精神の—を求める」「人員を—する」「—感」
じゅう‐そく【充塞】
[名](スル)満ちふさがること。いっぱいになって余地がなくなること。
じゅうそくりゆう‐の‐げんり【充足理由の原理】
《(ラテン)principium rationis sufficientis》論理学で、思考の原理の一。十分な理由...
じゅうそくりゆう‐りつ【充足理由律】
⇒充足理由の原理
じゅう‐そしき【柔組織】
1 植物体で、柔細胞からなる組織。茎や根の皮層や髄、葉肉や果肉、地下茎の貯蔵組織など、植物体の最も多くの部分を占め...
じゅう‐そじょう【重訴状】
鎌倉・室町時代、訴人(原告)が論人(被告)の陳状に対して重ねて提出した訴状。重申状。
じゅう‐そつ【従卒】
将校に専属して、身の回りの世話などをする兵卒。将校当番兵。従兵。
じゅう‐そふ【従祖父】
1 父母の従兄弟(いとこ)。いとこおじ。 2 祖父の兄弟。
じゅう‐そぼ【従祖母】
1 従祖父の妻。いとこおば。 2 祖父の姉妹。
じゅう‐そん【従孫】
兄弟または姉妹の孫。
じゅう‐ぞく【従属】
[名](スル) 1 権力や威力のあるものに依存して、それにつき従うこと。「大国に—する」 2 主要な事柄に対して、...
じゅうぞく‐えいよう【従属栄養】
他の生物の作った有機物を利用して生活する栄養形式。無機物だけでは生活できない動物や、葉緑素をもたない植物・細菌にみ...
じゅうぞく‐かんけい【従属関係】
1 論理学で、上位概念に対する下位概念の関係。例えば、動物という概念は生物という概念に従属する。 2 身分上、政治...
じゅうぞく‐がいしゃ【従属会社】
株式所有・貸し付け・取引などを通じて他の会社に従属している会社。子会社など。
じゅうぞく‐こく【従属国】
1 法制上は独立国であるが、政治的、経済的に他国の事実上の支配下にある国。 2 宗主国(そうしゅこく)の国内法に基...
じゅうぞく‐じんこう【従属人口】
人口統計で、14歳までの年少人口と65歳以上の老年人口を合計した人口。従属人口以外の人口は生産年齢人口という。
じゅうぞく‐せつ【従属節】
複文で、主節に対して、主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節をいう。「彼女が正直なのは有名な話だ」の「...
じゅうぞく‐はん【従属犯】
正犯に従属して成立する犯罪。教唆犯および従犯。加担犯。
じゅうぞく‐へんすう【従属変数】
独立変数の変化に応じて変わる数。関数y=f(x)においては、変数xのとる値によって定まる変数yをさす。他変数。目的...
じゅう‐たい【重体/重態】
病気や負傷の程度がひどく、生命に危険があること。「—に陥る」