じんがさいぼう‐しゅ【腎芽細胞腫】
小児の腎臓に発生する悪性腫瘍。3歳までに発症することが多い。腎芽腫。ウィルムス腫瘍。
じんがさ‐れん【陣笠連】
1 雑兵(ぞうひょう)の仲間。また、下卒(げそつ)の者たち。陣笠。 2 政党などで、役付きでない、一般の議員。ひら議員。
じんが‐しゅ【腎芽腫】
⇒腎芽細胞腫
じん‐がしら【陣頭】
軍勢の統率者。
じん‐がたな【陣刀】
戦場で使う刀。軍刀。じんとう。
じん‐がね【陣鐘/陣鉦】
昔、軍勢の進退や、陣中の種々の合図のために鳴らした鐘や銅鑼(どら)。
じん‐き【人気】
1 その地域の人々の気風。にんき。「—が荒い」 2 人々の受け取りよう。気受け。評判。にんき。「講釈風のレクチュア...
じんき【神亀】
奈良時代、聖武天皇の時の年号。724年2月4日〜729年8月5日。
じん‐きゅう【迅急】
[名・形動]勢いがきわめてはげしく、急なこと。また、そのさま。「—な潮流」
じん‐きょ【腎虚】
[名](スル) 1 漢方で、虚弱体質・精力減退に類する症状。 2 俗に、過度に性交することによる男性のからだの衰弱。
じん‐きょう【人境】
人の住んでいる所。人里。
じん‐きょう【任侠/仁侠】
⇒にんきょう(任侠)
じん‐きょう【塵境】
1 仏語。六根の対象となる、色・声・香・味・触・法の六塵。 2 ちりに汚れた所。不浄なこの世。俗世間。塵界。
じん‐ぎ【仁義】
1 仁と義。儒教道徳の根本理念。 2 道徳上守るべき筋道。「—にもとる行為」「—を重んじる」 3 他人に対して欠か...
じん‐ぎ【神祇】
1 天の神と地の神。天神地祇。 2 ⇒神祇歌(じんぎか)
じん‐ぎ【神器】
《古くは「しんぎ」「しんき」とも》神から受け伝えた宝器。特に、三種の神器。
じん‐ぎ【辞宜/辞義】
《「じぎ(辞宜)」の音変化》あいさつ。えしゃく。「申し上ぐるところの—、余儀なし」〈曽我・二〉
じんぎ‐いん【神祇院】
昭和15年(1940)皇紀2600年を機に創設された内務省の外局。国家神道による国民教化の中心機関となった。同21...
じんぎ‐か【神祇歌】
勅撰和歌集の部立ての一。神事・祭礼などや神社参拝の際に詠んだ歌。後拾遺集に初めて設けられ、千載集以後は1巻として独立。
じんぎ‐かん【神祇官】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀(さいし)をつかさどり、諸国の官社を総轄した。...
じんぎ‐ぐみ【神祇組】
江戸初期、旗本奴が組織した徒党。水野十郎左衛門を頭目とする。
じんぎ‐しょう【神祇省】
明治維新政府の官庁。神祇官の後身として太政官(だじょうかん)の下に属し、祭祀(さいし)・宣教などをつかさどった。明...
ジンギス‐かん【ジンギス汗】
⇒チンギス=ハン 「ジンギス汗鍋」「ジンギス汗料理」などの略。 [補説]「成吉思汗」とも書く。
ジンギスかん‐なべ【ジンギス汗鍋】
1 ジンギス汗料理に用いる、溝を刻んだかぶと形の鉄製の鍋。 2 「ジンギス汗料理」に同じ。
ジンギスカンのひみつ【成吉思汗の秘密】
高木彬光の長編推理小説。昭和33年(1958)刊行。神津恭介(かみづきょうすけ)シリーズの作品の一つで、病床の神津...
ジンギスかん‐りょうり【ジンギス汗料理】
羊肉の薄切りと野菜をたれにつけ、ジンギス汗鍋や鉄板で焼いて食べる料理。本来は野外料理で、チンギス=ハンが、陣中で軍...
じんぎ‐だて【仁義立て】
仁義を守ること。また、そのふりをすること。
じんぎなきたたかい【仁義なき戦い】
飯干晃一(いいぼしこういち)の小説。昭和47年(1972)週刊誌上で連載開始。戦後の広島で起きたやくざの抗争事件を...
じんぎ‐の‐ししょう【神祇の四姓】
古代、世襲的に神事にかかわった四氏。王氏(白川家)・中臣氏・斎部(いんべ)氏・卜部(うらべ)氏をいう。
じんぎ‐はく【神祇伯】
律令制で、神祇官の長官。かみづかさのかみ。
仁義(じんぎ)を切(き)・る
ばくち打ち・香具師(やし)などの間で、独特の形式に基づいた初対面のあいさつを交わす。また転じて、事をなすにあたって...
じん‐く【甚句】
民謡の一。多く七・七・七・五の4句形式で、節は地方によって異なる。江戸末期から流行。越後甚句・米山(よねやま)甚句...
じん‐く【神供】
《「じんぐ」とも》 1 神への供え物。供物(くもつ)。 2 密教で、修法などを行じるとき、道場外に壇を設けて十二天...
ジンク
亜鉛(あえん)。「—版」
ジンクス
縁起のよい、または悪い言い伝え。また、縁起をかつぐ対象とする物事。「緒戦は勝てないという—がある」「—を破る」
じん‐くん【人君】
人の君たるもの。君主。きみ。
じん‐くん【仁君】
慈しみ深い君主。仁徳を備えた君主。
じん‐ぐう【神宮】
1 神を祭った宮殿。 2 格式の高い神社の称号。また、その称号をもった神社。熱田神宮・平安神宮・明治神宮など。 ...
じんぐう‐かんべしょ【神宮神部署】
もと伊勢神宮大宮司の管理に属し、神宮のお札(ふだ)と暦の製造販売などをつかさどった役所。明治33年(1900)創設...
じんぐう‐きねんさい【神宮祈年祭】
伊勢神宮で行われる祈年祭。近世までは毎年陰暦2月12日に、現在は2月17日に行われる。
じんぐう‐きゅうじょう【神宮球場】
東京都新宿区にある野球場。大正15年(1926)完成。グラウンド面積は1万2659平方メートル。プロ野球東京ヤクル...
じんぐう‐きょう【神宮教】
教派神道の一。伊勢神宮の神官を中心に、明治15年(1882)神道神宮派として独立し、同年神宮教と改称。伊勢神宮崇敬...
じんぐう‐こうがくかん【神宮皇学館】
三重県伊勢市にあった神官養成学校。明治15年(1882)伊勢神宮の関連学校として設立。明治36年(1903)に官立...
じんぐう‐こうごう【神功皇后】
記紀に伝えられる仲哀天皇の皇后。名は気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)。仲哀天皇の没後、懐妊のまま朝鮮半島に...
じんぐう‐しちょう【神宮司庁】
三重県伊勢市にあり、伊勢神宮に関する事務をつかさどる機関。祭主・大宮司以下の職員を置く。
じんぐう‐じ【神宮寺】
神社に付属して建てられた寺。神仏習合の結果生じたもので、社僧(別当)が、神前読経など神社の祭祀(さいし)を仏式で行...
じんぐう‐たいま【神宮大麻】
天照皇大神宮の神符。毎年、伊勢神宮を崇敬する各家庭に配られる。神宮おおぬさ。
じんぐう‐ちょうこかん【神宮徴古館】
三重県伊勢市にある、伊勢神宮の宝物や史料などを陳列する博物館。明治42年(1909)完成。
じんぐう‐とうにん【神宮頭人】
⇒神宮奉行
じんぐう‐ぶぎょう【神宮奉行】
室町幕府の職名。伊勢神宮に関する職務を担当した。神宮頭人(とうにん)。