せんしょく‐ぶんたい【染色分体】
細胞分裂の過程で複製された、同じ遺伝情報を持つ一対の構造体。セントロメアで結合し、1本の染色体を構成する。クロマチ...
せんしょ‐ばんたん【千緒万端】
種々雑多な事柄。「人の心の働きは—」〈福沢・文明論之概略〉
せんしよう‐けん【先使用権】
《「さきしようけん」とも》他人が特許を出願した発明と同じような発明を既に実施している者は、他人が特許権を取得しても...
せん‐しん【先秦】
中国史の時代区分の一。前221年の秦による全国統一以前の時代、周初から春秋戦国時代までをいう。
せん‐しん【先進】
1 発展の段階、進歩の程度が他より進んでいること。「—の技術」 2 年齢・地位などが上であること。また、その人。先...
せん‐しん【専心】
[名](スル)心を一つのことにだけ集中すること。専念。副詞的にも用いる。「—努力する」「事業に—する」「一意—」
せん‐しん【浅深】
《古くは「せんじん」とも》浅いことと深いこと。深浅。「—の度合い」
せん‐しん【撰進/選進】
[名](スル)詩歌・書物を編集して天皇などに奉ること。「和歌集を—する」
せん‐しん【潜心】
[名](スル)心を落ち着かせてその物事に取り組むこと。「ゲーテは生物の研究に—し」〈西田・善の研究〉
せん‐しん【線審】
バレー・テニス・サッカーなどで、ボールが線外に出たかどうかなどを判定する人。ラインズマン。
せんしん‐あんぜんしゃ【先進安全車】
国土交通省と自動車事故対策機構が行う安全性能評価で一定の基準を満たした自動車。衝突に備えて自動ブレーキを作動させる...
せんしんあんぜんしゃ‐プラス【先進安全車プラス】
国土交通省と自動車事故対策機構が行う先進安全自動車の性能評価で一定の基準を満たした自動車。前方の車両との衝突に備え...
せんしん‐あんぜんじどうしゃ【先進安全自動車】
安全運転を支援する先進的な装置を搭載した自動車。ASV(Advanced Safety Vehicle)。→先進安...
せんしん‐いりょう【先進医療】
厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養。保険給付の対象とすべきかどうかを評価する評価療養の一種とみなされ、...
せんしんいりょう‐とくやく【先進医療特約】
生命保険における特約の一つ。厚生労働大臣が認可する先進医療に該当する医療技術により、届け出がなされている医療機関で...
せんしんうんてんしえん‐システム【先進運転支援システム】
⇒エーダス(ADAS)
せんしんぎじゅつじっしょう‐き【先進技術実証機】
レーダーによる探知を困難にするステルス技術と高い運動性を兼ね備えた国産戦闘機を開発するため、防衛装備庁が試作した実...
センシング
センサーを利用して物理量や音・光・圧力・温度などを計測・判別すること。
センシング‐サイネージ
センシング技術を利用したデジタルサイネージの総称。カメラやマイクなどで通行人の属性を判断し、適切な広告を選択して表...
センシング‐ソリューション
IoTの導入に伴う各種センシング技術とデータ処理システムを提供し、業務上の問題点を解決するサービス。
せんしん‐こう【先進坑】
⇒先進導坑
せんしん‐こく【先進国】
政治・経済・文化などが国際水準からみて進んでいる国。「—首脳会議」
せんしんこく‐しゅのうかいぎ【先進国首脳会議】
⇒サミット
せんしんこく‐びょう【先進国病】
成熟した資本主義国において、出生率の低下による社会の高齢化、社会保障費の膨張、産業の空洞化による失業率の上昇などを...
せんしんななかこく‐しゅのうかいぎ【先進七箇国首脳会議】
⇒サミット
せんしん‐せい【鮮新世】
地質時代の区分の一。新生代の新第三紀の後期で、510万年前から170万年前まで。
せんしん‐どうこう【先進導坑】
トンネル掘削の際、本坑に先立ち、並行して掘削される断面積の小さい坑道。地質や湧水の調査、本坑掘削のための作業員や機...
せんしん‐ばんく【千辛万苦】
[名](スル)つらいことや苦しいことをいろいろ経験すること。また、その苦しみ。「—して成功を得る」
せんしん‐ぶんがく【先秦文学】
中国の秦以前の文学の総称。詩経・書経・春秋左氏伝・孟子・老子・荘子・楚辞などをいい、中国文学の源泉をなすもの。
せん‐じ【煎じ】
1 煎じ出すこと。「二番—」 2 (「煎脂」とも書く)かつお節製造の際、釜底に沈殿した汁をこして煎じつめたもの。調...
せん‐じ【宣旨】
1 奈良・平安時代、天皇の意向を下達すること。また、朝廷の命令を下に伝えること。宣。 2 平安時代以降、天皇の命を...
せん‐じ【戦時】
戦争をしている時期。⇔平時。
ぜん‐じ【前司】
《古くは「せんじ」とも》前任の国司。「信濃(しなの)—行長(ゆきなが)」〈徒然・二二六〉
せんじ‐がき【宣旨書き】
1 宣旨の文書。せじがき。 2 《「宣旨」は勅命を受けて代書したところから》代筆すること。また、その書状。「あぢき...
せんじ‐がみ【宣旨紙】
宣旨を書くのに用いる紙。
せんじ‐きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】
ロシア革命後の1918年、内戦と外国の干渉に対抗するためにソ連政府がとった経済政策。商工業の国家統制、倉糧配給制、...
せんじ‐きんせいひん【戦時禁制品】
戦時中に、中立国国民の交戦国に対する供給を、他方の交戦国が防止できる物品。武器・弾薬などの絶対的禁制品と、食糧・燃...
せんじ‐ぐすり【煎じ薬】
生薬を煎じた飲み薬。煎薬(せんやく)。
せんじ‐こうさい【戦時公債】
戦時に、国家が戦費調達のために募集する公債。軍事公債。戦債。
せんじ‐こくさいほう【戦時国際法】
戦時における国際法の総称。交戦国相互間の関係を規定した交戦法規と、交戦国と中立国との関係を規定した中立法規とがある...
せんじさくせん‐とうせいけん【戦時作戦統制権】
戦争時に軍隊の作戦を指揮する権限。 [補説]韓国の戦時作戦統制権は朝鮮戦争が勃発した1950年以来、国連軍司令官や...
せんじ‐たいせい【戦時体制】
戦争の遂行のために統制された国内の非常体制。
せんじ‐だ・す【煎じ出す】
[動サ五(四)]煎じて成分を出す。煮出す。「野草から薬効成分を—・す」
せんじ‐ちゃ【煎じ茶】
煎じて飲む茶。煎茶(せんちゃ)。
せん‐じつ【先日】
近い過去のある日。このあいだ。過日。「—お会いしましたね」
せん‐じつ【専日】
暦で、干支(えと)の十干と十二支に配当される五行(ごぎょう)が同じになり、生気なく和合を忌むという日。戊辰(ぼしん...
せんじ‐つ・める【煎じ詰める】
[動マ下一][文]せんじつ・む[マ下二] 1 茶・薬などを、その成分がすっかり出つくすまで煮る。「薬草を—・める」...
せんじつ‐らい【先日来】
このあいだから今までの間。「—続いている寒さ」
せんじ‐の‐つかい【宣旨の使】
勅旨を伝える使者。「—にて斉信の宰相の中将の、御桟敷へ参り給ひしこそ、いとをかしう見えしか」〈枕・一二八〉
せんじ‐ふうさ【戦時封鎖】
戦時に、交戦国の港湾や海岸などを海軍力で封鎖し、交通を遮断すること。