そう‐まくり【総捲り】
[名](スル)残らずまくること。転じて、ある物事について、片端から取り上げ、紹介したり論評を加えたりすること。「本...
そうま‐こっこう【相馬黒光】
[1876〜1955]随筆家。宮城の生まれ。旧姓は星。本名、良(りょう)。夫、相馬愛蔵とともに中村屋を創業。荻原守...
そうま‐し【相馬市】
⇒相馬
そうま‐だいさく【相馬大作】
[1789〜1822]江戸後期の南部藩士。本名、下斗米秀之進(しもとまいひでのしん)。もと南部家に臣従していた津軽...
そうま‐ちぢみ【相馬縮】
福島県相馬地方で産する木綿の縮。
そうま‐とう【走馬灯】
「回り灯籠(どうろう)」に同じ。《季 夏》「—月のひかりをやどしけり/万太郎」
走馬灯(そうまとう)のよう
過去のことが次々に思い出されるさまのたとえ。「幼い頃のことが—に脳裏に浮かぶ」
そうまながれやま【相馬流れ山】
福島県相馬地方の民謡。野馬追(のまおい)行事にうたわれる歌。曲名は、藩主相馬氏の旧領地であった下総(しもうさ)の流...
そうま‐のまおい【相馬野馬追】
⇒野馬追
そうま‐ぼんおどりうた【相馬盆踊(り)歌】
福島県相馬地方の盆踊り歌。秋田の甚句が山形県の庄内地方を経て伝えられたものという。相馬盆歌。
そうま‐やき【相馬焼】
福島県相馬地方から産する陶器。慶安年間(1648〜1652)野々村仁清のもとで学んだ田代源吾右衛門(のち清治右衛門...
そう‐み【相見】
「人相見(にんそうみ)」に同じ。
そう‐み【総身】
からだ全体。全身。そうしん。「—に傷を負う」「大男—に知恵が回りかね」
そう‐みょう【草名】
草書体の署名。特に、名前の2字を合わせて1字のような形に書いたもの。そうな。→花押(かおう) →書き判
そう‐みょう【総名/惣名】
「総称」に同じ。
そう‐みょうだい【総名代】
仲間全体の代表者。総代。
そう‐みん【僧旻】
⇒旻(みん)
そう‐む【双務】
契約当事者の双方が互いに義務を負うこと。「—協定」「—貿易」⇔片務。
そう‐む【総務】
組織全体に関する事務を扱うこと。また、その職にある人や、その部署。「—課」
そうむ‐けいやく【双務契約】
当事者の双方が互いに対価的な債務を負担する契約。売買・賃貸借・雇用など。⇔片務契約。
そうむ‐しゅぎ【双務主義】
⇒二国間主義
そうむ‐しょう【総務相】
総務大臣のこと。
そうむ‐しょう【総務省】
国の行政機関の一。行政管理、地方自治、電気通信、放送、電波利用などに関する行政事務を担当する。平成13年(2001...
そうむ‐だいじん【総務大臣】
国務大臣の一。総務省の長。総務相。
そうむ‐ちょう【総務庁】
各行政機関の組織・人事・運営、また特定の施策・事務の総合的調整を担当した中央行政機関。昭和59年(1984)総理府...
そう‐めい【滄溟】
あおく広い海。青海原(あおうなばら)。滄海。「孤月を渺茫たる—の上に眺めて」〈菊亭香水・世路日記〉
そう‐めい【聡明】
[名・形動] 1 《「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えること》物事の理解が早く賢いこと。また、その...
そうめい‐きょく【奏鳴曲】
⇒ソナタ
そう‐めつ【掃滅/勦滅】
[名](スル)すっかり滅ぼしてしまうこと。「敵を—する」
そう‐めつけ【総目付】
大目付(おおめつけ)の設置当初の称。
そう‐めん【素麺/索麺】
《「さくめん」の音変化》塩水でこねた小麦粉に植物油を塗り、細く引き伸ばして、日に干しためん。ゆでて冷水にさらし、つ...
そう‐めん【層面】
1 物が幾重にもかさなった面。 2 ⇒層理面(そうりめん)
そう‐めん【総面】
面具の一つで、顔全体を防御するもの。
そう‐もう【草莽】
1 草が茂っている所。くさむら。そうぼう。「地面は広大なるも只だ是れ—丘沢、無用の山川のみ」〈竜渓・浮城物語〉 2...
そうもう‐の‐しん【草莽の臣】
官職に就かないで、民間にとどまっている人。在野の人。また、自分をへりくだっていう語。
そう‐もく【草木】
草と木。また、植物のこと。くさき。そうぼく。「山川(さんせん)—」
そうもくこくど‐しっかいじょうぶつ【草木国土悉皆成仏】
仏語。草木や国土のように心をもたないものでさえ、ことごとく仏性があるから、成仏するということ。
そう‐もくじ【総目次】
書物などの全体の内容を示す目次。
そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】
仏語。心をもたない草木でも、仏性を具えていて成仏するということ。天台宗・真言宗で説く。
そうもくずせつ【草木図説】
江戸後期の植物図鑑。30巻。飯沼慾斎著。草部20巻は安政3〜文久2年(1856〜1862)刊。木部10巻は未刊。日...
そうもくとう【草木塔】
種田山頭火の句集。昭和8年(1933)刊行のものと昭和15年(1940)刊行のものがある。
そうもく‐ばい【草木灰】
草や木を焼いてできる灰。カリウム・燐酸(りんさん)を多く含み、肥料にする。そうもくかい。
そう‐もくろく【総目録】
ある事柄を網羅して書き記した目録。「収蔵書—」
そう‐もじ【草文字】
草書体の文字。草字。
そう‐もつ【僧物】
寄進された、衆僧共有の物。法衣や寺の房舎など。
そう‐もとじめ【総元締め】
全体を締めくくって管理する人。「興行の—」
そう‐もよう【総模様】
女性の和服で、全体に施される模様。また、その模様のある着物。→裾模様
そう‐もん【奏聞】
[名](スル)天子に申し上げること。奏上。そうぶん。「民情を—する」
そう‐もん【相聞】
1 互いに相手のようすを尋ねること。消息を通わせ合うこと。 2 万葉集で、雑歌(ぞうか)・挽歌(ばんか)と並ぶ三大...
そう‐もん【桑門】
《(梵)śramaṇaの訳》出家して修行する人。僧侶。沙門(しゃもん)。