そなえ‐もの【供え物】
神仏に供える物。供物(くもつ)。おそなえ。
そな・える【供える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二]《「備える」と同語源》神仏や高貴な人などに物をささげる。「霊前に花を—・える」
そな・える【備える/具える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二] 1 ある事態が起こったときにうろたえないように、また、これから先に起こる事態...
そ‐ながら【其ながら】
[連語]《代名詞「そ」+接続助詞「ながら」》そっくりそのままではあるが。「かをる香は—それにあらぬかな花橘は名のみ...
ソナグラフ
音波などの周波数や強度の時間的変化を分析して記録する装置。音声の分析・発音の矯正などに用いる。商標名。
ソナグラム
ソナグラフによって記録された図形。黒白の濃淡模様として表される。
ソナタ
独奏曲または室内楽曲の形式の一。その内容は時代によって大きく異なるが、バロック期には緩‐急‐緩‐急の4楽章構成の教...
ソナタ
バリェ=インクランの長編散文詩。四部作。「秋のソナタ」「夏のソナタ」「春のソナタ」「冬のソナタ」の順で、1902年...
そ‐な‐た【其方】
[代] 1 中称の指示代名詞。話し手から遠い場所・方向などを示す。そちら。そっち。「少女は—を注視して」〈二葉亭訳...
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
器楽形式の一。通例二つの主題を対比的に用い、主題の提示・展開・再現の3部から構成される。ソナタや交響曲の第1楽章な...
そなた‐ざま【其方様】
そちらのほう。「今日はなほ桂殿にとて、—におはしましぬ」〈源・松風〉
ソナタ‐ダ‐カメラ
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、...
ソナタ‐ダ‐キエザ
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4...
ソナチネ
内容・形式ともに小規模なソナタ。小奏鳴曲。
ソナチネのき【ソナチネの木】
岸田衿子の詩集。挿絵は安野光雅による。昭和56年(1981)刊。
そ‐な・る【磯馴る】
[動ラ下二]《「そ」は「いそ(磯)」の音変化》 1 潮風のために、木の枝や幹が地面をはうように延びる。「荒磯(あら...
そ‐なれ【磯馴れ】
潮風のために、木の枝や幹が地面にはうように生えていること。また、その木。「をちこちに花咲きぬれば鷺のゐる—の松に見...
そなれ‐ぎ【磯馴れ木】
潮風のために傾いて生えている木。「—のそなれそなれてむす苔のまほならずとも逢ひ見てしがな」〈千載・恋三〉
そなれ‐まつ【磯馴れ松】
潮風のために傾いて生えている松。
そなれ‐むぐら【磯馴葎】
アカネ科の常緑多年草。海岸の岩に生え、よく分枝し、高さ5〜20センチ。小さい卵形の葉が多数対生する。夏から秋、枝の...
ソナ‐ロッサ
メキシコの首都メキシコシティーにある繁華街の通称。旧市街の西部に位置する。レフォルマ通り、チャプルテペック通り、イ...
そなわ・る【備わる/具わる】
[動ラ五(四)] 1 必要なものが不足なくそろい、整っている。また、設備・装置などが用意してある。「公共施設の—・...
ソナー
《sound navigation ranging》超音波を発信し、その反射波から水中の物体や魚群を探知したり、深...
ソニック
多く複合語の形で用い、音の、音響の、の意を表す。「スーパー—(=超音速)」
ソニック‐ブーム
音速以上で飛行するジェット機などの衝撃波によって生ずる爆発音。
そに‐どり【鴗】
カワセミの古名。そに。
そにどり‐の【鴗の】
[枕]カワセミの羽が青いところから、「青」にかかる。「—青き御衣(みけし)を」〈記・上・歌謡〉
そ‐にん【訴人】
1 訴え出た人。告訴人。 2 中世、訴訟の原告。→論人(ろんにん) 3 目明かし。岡っ引き。 4 訴え出ること。「...
ソニー‐エンタテインメントネットワーク
ソニーコンピュータエンタテインメント(現ソニーインタラクティブエンタテインメント)が運営していたコンテンツ配信サー...
ソニー‐タブレット
ソニーが開発したタブレット型端末のシリーズ名。実行環境としてアンドロイドを採用。平成23年(2011)発表。
ソニー‐リーダー
ソニーが開発した、電子書籍を閲覧する携帯端末機器。表示部分にイーインク社の電子ペーパーを採用。音声出力端子があり、...
そね【确/埆】
石の多い、やせた土地。「浅茅(あさぢ)原小(を)—を過ぎ」〈顕宗紀・歌謡〉
そ‐ね
[連語]《終助詞「そ」+終助詞「ね」。上代語》「な…そね」の形で用いられる。…(し)てくれるなよ。「今替る新防人(...
そねざき【曽根崎】
大阪市北区の地名。大阪駅前の繁華街。
そねざきしんじゅう【曽根崎心中】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。元禄16年(1703)大坂竹本座初演。曽根崎天神で起きたお初と徳兵衛との情死...
そねざき‐しんち【曽根崎新地】
大阪市北区の地名。宝永元年(1704)以後に蜆(しじみ)川の南側に開発された新地で、遊里として繁栄した。
そねざき‐てんじん【曽根崎天神】
大阪市北区曽根崎にある露(つゆの)天神社の通称。祭神は少彦名神・菅原道真。近松門左衛門作の浄瑠璃「曽根崎心中」の女...
そねざき‐どおり【曽根崎通り】
大阪市内を東西に走る道路の呼び名。沿線に大阪天満宮などがある。
ソネット
《synchronous optical network》光ファイバーによる高速デジタル通信における、伝送路の多重...
ソネット
ヨーロッパ叙情詩の一形式。13世紀イタリアに始まり、14行からなる。四・四・三・三、または四・四・四・二の行構成を...
ソネット‐エスディーエッチ
《synchronous optical network/synchronous digital hierarch...
そね‐の‐よしただ【曽禰好忠】
平安中期の歌人。丹後掾(たんごのじょう)であったところから、曽丹後・曽丹といわれた。当時の貴族歌壇から排斥された自...
そねま・し【嫉まし/妬まし】
[形シク]《動詞「そねむ」の形容詞化》そねみたいさまである。ねたましい。「いかなる者の又かくはするやらんと、—・し...
そねみ【嫉み/妬み】
そねむこと。ねたみ。嫉妬(しっと)。「人の—を受ける」
そね・む【嫉む/妬む】
[動マ五(四)]他人の幸せや長所をうらやみねたむ。嫉妬(しっと)する。「人の才能を—・む」 →妬(ねた)む[用法]
その【園/苑】
1 果樹・花・野菜などを植えた一区画の土地。庭園。「梅の—」 2 ある物事が行われる場所。また、ある特定の場所。「...
そ‐の【其の】
[連体]《代名詞「そ」+格助詞「の」から》 1 空間的、心理的に聞き手に近い人や物をさす。「—男は何者だ」「—服は...
其(そ)の足(あし)で
ある場所に行き、そこからそのまますぐに別の所へ行くさま。「駅へ人を送って行った—買い物をしてくる」
その‐あやこ【曽野綾子】
[1931〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、三浦知寿子(ちずこ)。夫は作家三浦朱門(しゅもん)。各国を取材し、戦争...
そのいろ‐づき【其色月】
陰暦8月の異称。