たけ‐ざお【竹竿/竹棹】
竹の幹で作った竿。
たけざき‐すえなが【竹崎季長】
鎌倉後期の武将。肥後の人。元寇(げんこう)で奮戦、肥後の海東四郡を所領とした。「蒙古襲来絵詞」は自分の武功を記念す...
たけざわせんせいというひと【竹沢先生と云ふ人】
長与善郎の思想小説。自身が主宰する同人誌「不二(ふじ)」に、大正13年(1924)から大正14年(1925)にかけ...
たけ・し【猛し】
[形ク] 1 強く勇ましい。勇敢で屈することがない。「大倭国(おほやまとのくに)に、吾二人に益(まさ)りて—・き男...
たけした【竹下】
姓氏の一。 [補説]「竹下」姓の人物竹下登(たけしたのぼる)
たけした‐どおり【竹下通り】
東京都渋谷区の、原宿駅と明治通りをつなぐ道路の呼び名。商店街となっており、観光客も多く訪れる。
たけした‐のぼる【竹下登】
[1924〜2000]政治家。島根の生まれ。中学教師を経て昭和33年(1958)衆議院議員初当選。官房長官・大蔵大...
たけした‐は【竹下派】
自由民主党にあった派閥の一。創政会・経世会の昭和60年(1985)から平成4年(1992)における通称。首相退任後...
たけ‐しぼ【竹皺】
竹を並べたように、縦にしわの入った織物。
たけしま【竹島】
1 島根県、隠岐島(おきのしま)の北西にある島。男島・女島と付近の岩礁からなる。第二次大戦後、韓国との間で領土権係...
たけしま‐すいぞくかん【竹島水族館】
愛知県蒲郡(がまごおり)市にある水族館。昭和31年(1956)開館。三河湾や遠州灘にすむ生物を中心に展示。蒲郡市竹...
たけしま‐の‐ひ【竹島の日】
島根県が2005年3月に条例で定めた記念日。毎年2月22日。明治38年(1905)のこの日、島根県知事が竹島の所管...
たけしま‐はごろも【武島羽衣】
[1872〜1967]歌人・詩人・国文学者。東京の生まれ。本名、又次郎。古典主義的な美文・韻文で知られ、唱歌「花」...
たけしま‐ゆり【竹島百合】
ユリ科の多年草。高さ約1メートル。葉は輪生。春の終わりごろ、花びらが厚く、黄橙色で内側に赤い点のある大花をやや下向...
たけしま‐らん【竹縞蘭】
ユリ科の多年草。本州中部の高山の針葉樹林下に生え、高さ15〜30センチ。葉は卵形で、2列に並ぶ。夏、長い柄のある淡...
たけ‐じゃく【竹尺】
竹製の物差し。和裁などに用いる。たけしゃく。
たけ‐じざいてん【他化自在天】
仏語。六欲天の一。他の欲望を自在に受けて楽しむことができるところとされる。自在天。→天魔
たけ‐ジュバン【竹ジュバン】
汗が衣服にしみないように、シノダケ・アシなどを短く切り、中に糸を通して編んだジュバン。夏の下着。「汗に朽ちば風すす...
たけ‐す【竹簀】
「竹簀の子」に同じ。
たけ‐すがた【丈姿/長姿】
1 身のたけとからだつき。身長と風采。「—整ひ美しげにて」〈源・澪標〉 2 和歌の格調と風体。「歌の—、ことにみえ...
たけ‐すだれ【竹簾】
竹を編んで作ったすだれ。
たけ‐すのこ【竹簀の子】
1 細い竹や細く割った竹を編んで作った敷物。たけす。 2 雨露がたまらないように、竹を並べて作った縁側や床。たけす。
たけ‐ずみ【竹炭】
竹を焼いて作った炭。ちくたん。
たけぞえ‐しんいちろう【竹添進一郎】
[1841〜1917]外交官・漢学者。肥後天草の生まれ。号、井井(せいせい)。明治15年(1882)朝鮮弁理公使。...
たけた【竹田】
大分県南西部の市。もと中川氏の城下町。滝廉太郎作曲「荒城の月」ゆかりの岡城跡がある。市内各所に湧水がある。平成17...
丈(たけ)高(たか)・し
歌学の用語。気高くのびのびしている。崇高で壮大な美しさがある。「詞も姿もことの外に—・く、又景気もあり」〈無名抄〉
たけたか‐ゆび【丈高指】
指の中でいちばん長い指。中指のこと。たかたかゆび。
たけた‐し【竹田市】
⇒竹田
たけ‐たば【竹束】
1 竹を切りそろえて束ねたもの。 2 近世の戦場で用いた盾の一。丸竹を束にし、これを並べて矢や銃弾を防いだ。
たけたば‐うし【竹束牛】
近世の戦場で、木組みに竹束を並べて立てかけたもの。
たけたば‐みち【竹束道】
矢や銃弾を防ぐために竹束の盾で囲って、敵に攻め入るのに用いた通路。
闌(た)けたる位(くらい)
世阿弥の能楽論で、修行を積んで至高の段階に達したのちの自在な芸の境地。闌位(らんい)。
たけだ【竹田】
姓氏の一。 [補説]「竹田」姓の人物竹田出雲(たけだいずも)
たけだ【武田】
姓氏の一。 中世、甲斐(かい)の守護・戦国大名の家。清和源氏。源義光の三男義清が甲斐国北巨摩(きたこま)郡武田村に...
たけだ‐いずも【竹田出雲】
浄瑠璃作者・興行師。 (初世)[?〜1747]別号、千前軒。竹本座の座元。経営に才腕を振るうとともに、浄瑠璃も書い...
たけだ‐かいどう【竹田街道】
京都市街地から南へ伸びる道路の呼び名。八条通りから伏見区竹田を通り、京都外環状線に至る。全長約6.8キロ。
たけだ‐かつより【武田勝頼】
[1546〜1582]戦国時代の武将。信玄の子。父の没後、その領国を継いで織田・徳川と対立。長篠(ながしの)の戦い...
たけだ‐がわ【竹田川】
福井県北部を流れる川。九頭竜(くずりゅう)川の支流の一。坂井市の丈競(たけくらべ)山(標高1045メートル)東方に...
たけだ‐きよこ【武田清子】
[1917〜2018]思想史家。兵庫の生まれ。本姓、長(ちょう)。交換留学生として渡米し、日米開戦後に交換船で帰国...
たけだけ‐し・い【猛猛しい】
[形][文]たけだけ・し[シク] 1 勇ましくて強そうである。「—・い武将」 2 ずうずうしい。ずぶとい。「盗人(...
たけだ‐こううんさい【武田耕雲斎】
[1803〜1865]江戸末期の勤王家。水戸藩士。名は正生。徳川斉昭(とくがわなりあき)に仕え、家老。尊攘派の筑波...
たけだ‐しばい【竹田芝居】
江戸時代のからくり芝居。寛文2年(1662)初世竹田近江が大坂道頓堀で創始。からくりのほか、子供芝居も上演した。
たけだ‐しんげん【武田信玄】
[1521〜1573]戦国時代の武将。名は晴信。信玄は法名。父信虎を廃して甲斐(かい)の守護となり、信濃一円を制し...
たけだ‐じょう【竹田城】
兵庫県朝来市和田山町竹田にあった城。嘉吉年間(1441〜1444)の築城と伝えられる。古城山(標高353メートル)...
たけだ‐たいじゅん【武田泰淳】
[1912〜1976]小説家。東京の生まれ。「蝮(まむし)のすゑ」などによって戦後派作家として注目され、以後、現実...
たけ‐だち【丈立ち】
立ったときのからだの高さ。せたけ。「—いとよきほどなる人の」〈大和・一七三〉
たけだ‐つとむ【武田孟】
[1896〜1990]教育者・野球指導者。広島の生まれ。昭和27年(1952)明大の野球部長となり、33年同大学長...
たけだ‐の‐みや【竹田宮】
旧宮家の一。明治39年(1906)北白川宮能久親王の第1皇子恒久王が創始。昭和22年(1947)皇籍離脱。
たけだ‐びし【武田菱】
紋所の名。菱形四つを菱形に組み合わせたもの。甲斐の武田氏の紋。四割菱(よつわりびし)。割菱。
たけだ‐ゆうきち【武田祐吉】
[1886〜1958]国文学者。東京の生まれ。厳密な文献学的方法に基づいて万葉集などの上代文学を研究、多くの校訂や...