ないこうかいうんぎょう‐ほう【内航海運業法】
内航運送の円滑で適確な運営を確保することによって、輸送の安全を確保し、内航海運業の健全な発達を図ることを目的とする...
ないこうかもん‐きょう【内行花文鏡】
中国、後漢代の銅鏡の一。半円状の弧形を内に向かうように連環状に連ねた文様をもつ。日本の弥生時代から古墳時代にかけて...
ない‐こうしょう【内交渉】
内々の交渉。非公式の交渉。
ないこう‐せい【内向性】
興味や関心が自己の内面に向けられ、主観的、内気・孤独で思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格特性。⇔外向性。
ないこう‐せん【内航船】
内国航路を航行する船舶。⇔外航船。
ないこうせんぱくゆそう‐とうけい【内航船舶輸送統計】
船舶による国内の貨物輸送に関する実態に関する把握を目的とする、国の基幹統計。国土交通省が内航船舶輸送統計調査を行っ...
ないこうせんぱくゆそう‐とうけいちょうさ【内航船舶輸送統計調査】
内航船舶輸送統計を作成するために、国土交通省が行う基幹統計調査。一定規模以上の船舶を使用して貨物を輸送する事業所お...
ないこう‐てき【内向的】
[形動]興味や関心が自分の内部にばかり向かうさま。⇔外向的。
ないこう‐どうぶつ【内肛動物】
⇒曲形(きょくけい)動物
ないこう‐の‐せだい【内向の世代】
昭和45年(1970)前後に登場した若手作家の呼称。古井由吉(よしきち)・黒井千次・小川国夫など。文芸評論家の小田...
ない‐こうもんかつやくきん【内肛門括約筋】
肛門の周囲にある平滑筋。自律神経の支配を受ける不随意筋で、交感神経の刺激で収縮し、副交感神経の刺激で弛緩(しかん)する。
ないこう‐ゆそう【内航輸送】
国内の港と港の間を航行する船舶によって人や物を運ぶこと。輸送対象によって内航旅客輸送と内航貨物輸送に区分される。→...
ない‐こきゅう【内呼吸】
「細胞呼吸」に同じ。⇔外呼吸。
ない‐こく【内国】
その国のうち。国内。「—の人民」
ないこく‐かわせ【内国為替】
同一国内における貸借の決済や送金を現金の輸送によらず、送金為替・取立為替などによって行う方法。
ないこく‐こうろ【内国航路】
一国の領土内の航路。国内航路。
ないこく‐さい【内国債】
⇒内債
ないこく‐じん【内国人】
その国の国籍をもつ人。⇔外国人。「外国の士人又は—にても」〈福沢・福翁百話〉
ないこく‐ぜい【内国税】
国内の人や物に課せられる税。消費税・流通税・収得税など。
ないこく‐ほう【内国法】
国際私法上、渉外的法律関係の準拠法となる裁判所の所在地国の法律。
ないこくみん‐たいぐう【内国民待遇】
裁判・税金・契約や団体への参加、事業活動などに関して、相手国の国民を自国民と同等に待遇すること。
ないこく‐ゆうびん【内国郵便】
一国の領土内だけで往復する郵便。国内郵便。
ない‐こっかく【内骨格】
動物の体内にあって、体を支え、筋肉の付着点となる硬い器官。脊椎動物でよく発達。海綿類やナマコ・サンゴなどの骨片も含...
ない‐こていじゅつ【内固定術】
骨折などの際に、麻酔をしたうえで骨のずれを直し、金属のピン・ワイヤー・プレートなどで固定する手術のこと。→外固定術
ない‐こん【内婚】
⇒族内婚(ぞくないこん)
ない‐ご【内語】
1 自分の国の言葉。自国語。 2 「内言語(ないげんご)」に同じ。
ない‐ごう【内合】
内惑星(水星・金星)が地球と太陽との間にある合。内惑星の黄経と太陽の黄経とが等しい場合をいう。下合。⇔外合。
ない‐ごう【内壕】
城の内部にある堀。
ないごう‐がいじゅう【内剛外柔】
「外柔内剛」に同じ。
ない‐さい【内妻】
内縁の妻。
ない‐さい【内済】
表沙汰にしないで内々で事をすませること。「もし青山の親戚一同にこの事を—にする意向があるなら」〈藤村・夜明け前〉
ない‐さい【内債】
債券発行者の国内で募集される公債や社債。内国債。⇔外債。
ない‐さい【内鰓】
魚などの呼吸器官で、鰓裂の内側にあって体外に露出していないえら。→外鰓(がいさい)
ない‐サイクロイド【内サイクロイド】
⇒サイクロイド
ないさい‐ぶんり【内際分離】
首都圏の国際空港について、成田空港を国際線、羽田空港を国内線の基幹空港として運用するという航空行政上の原則。昭和5...
ない‐ざい【内在】
[名](スル) 1 あるものが、そのものの中におのずから存在すること。「人の心に—する道徳律」⇔外在。 2 哲学で...
ないざい‐いん【内在因】
事物の内部から作用して、その運動・変化を引き起こす原因。アリストテレス哲学において、生物などの運動・変化の説明に用...
ないざいてき‐ぜんぽうふちゅうい【内在的前方不注意】
⇒漫然運転
ないざい‐ひひょう【内在批評】
1 ある学説・思想などを、その前提となるものを一応認めたうえで、それに即して批評すること。 2 文芸批評の一。個々...
ない‐し【内史】
1 中国の官名。周代に始まり春官に属したが、秦・漢代には京師の治をつかさどった。唐代には中書令の異名。 2 内記の唐名。
ない‐し【内旨】
朝廷からの内々の沙汰。内命の趣旨。
ない‐し【内侍】
1 内侍司(ないしのつかさ)の女官の総称。また特に、掌侍(ないしのじょう)のこと。 2 斎宮寮(さいぐうりょう)の...
ない‐し【内資】
国内企業による資本。外資に対していう語。「—系」「—企業」⇔外資。
ない‐し【乃至】
[接] 1 あるいは。または。「電話—手紙で知らせる」 2 数量などの上下・前後の限界を示して、その中間を省略する...
ない‐じ【内示】
[名](スル)《「ないし」とも》非公式に通知すること。「—を受ける」「昇進を—する」
ないし‐きょう【内視鏡】
体内の腔所を観察するための光学系を組み込んだ医療器具。気管支鏡・胃鏡・腹腔鏡・膀胱(ぼうこう)鏡・直腸鏡などがあり...
ないしきょう‐しゅじゅつ【内視鏡手術】
腹部に3〜15ミリ程度の穴を数か所開けて、そこから内視鏡や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される体内の様子...
ないし‐げんしょう【内視現象】
眼球内に起因する視覚現象。外界の対象によらず、硝子体(しょうしたい)や網膜の生理的要因によって生じる現象であり、眼...
ないし‐せん【内侍宣】
平安時代、勾当内侍(こうとうのないし)が勅命を奉じて宣した文書。内宣。だいしせん。
ない‐しつ【内室】
身分の高い人の妻を敬っていう語。転じて、一般に他人の妻を敬っていう語。令室。