なか‐ほど【中程】
1 ある期間・時期のまんなかのあたり。なかごろ。なかば。「来月の—までには参ります」「宴会の—で呼び出される」 2...
なか‐ぼし【中干し】
イネの生育途中に、田の水を落として地表を乾かすこと。根に酸素が供給される、肥料の吸収量が調整できるなどの効果がある。
なか‐ぼね【中骨】
魚の、両側の肉を取り去った背骨の部分。三枚下ろしにしたときの骨の部分。
なかま【中間】
福岡県北部の市。明治末期から筑豊炭田の炭鉱町として発展。現在は住宅地化が著しい。人口4.4万(2010)。
なか‐ま【仲間】
1 一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする—に加わる」「飲み—」 2 地位・職業などの同じ人々。「...
なかま‐いしき【仲間意識】
共通の関心や利害をもった集団の、仲間としての連帯感。
なかま‐いり【仲間入り】
[名](スル)仲間に加わること。「社会人に—する」
なかま‐うけ【仲間受け】
仲間内での評判。
なかま‐うち【仲間内】
仲間のあいだ。仲間の者どうし。「—のもめごと」
なかま‐がわ【仲間川】
沖縄県、西表(いりおもて)島南部を流れる川。浦内川に次ぐ島内第2の川。南部の山地に源を発して東流し、大富(おおとみ...
なか‐まく【中幕】
幕末から昭和初期の歌舞伎で、一番目狂言と二番目狂言との間に演じる狂言。華やかな一幕物が多い。京阪では、中(なか)狂...
なかま‐し【中間市】
⇒中間
なかま‐はずれ【仲間外れ】
仲間に加えられないこと。仲間から除かれること。また、その人。「—になる」
なかま‐われ【仲間割れ】
[名](スル)仲間どうしが争って分裂すること。「議案をめぐって与党内が—する」
なか‐み【中身/中味】
1 中に入っているもの。中に入れてあるもの。「バッグの—」 2 物事の内容・実質。「—の薄い話」 3 刀剣の刃の部...
なか‐みかど【中御門】
待賢門(たいけんもん)の異称。
なかみかど‐てんのう【中御門天皇】
[1702〜1737]第114代天皇。在位1709〜1735。名は慶仁(やすひと)。東山天皇の第5皇子。
なかみがわ‐ひこじろう【中上川彦次郎】
[1854〜1901]実業家。大分の生まれ。福沢諭吉の甥。諭吉に学び、英国へ留学。三井財閥の確立に貢献した。
なかみ‐じる【中身汁】
沖縄の郷土料理の一。ゆでた豚の内臓を入れたすまし汁。
なか‐みせ【中見世/仲見世/仲店】
社寺の境内などにある商店街。特に、東京浅草の雷門から観音堂前に続く商店街が有名。
なか‐みち【中道】
1 まんなかの道。土地の中央、山の中腹などを通る道。「—を通って下山する」 2 二つのものの間の道。「思はずに井手...
なか‐みちよ【那珂通世】
[1851〜1908]東洋史学者。岩手の生まれ。東京高師教授。日本・朝鮮・中国・モンゴルの古代史を研究し、日本紀年...
なかみなと【那珂湊】
ひたちなか市東部の地名。また、平成6年(1994)旧勝田市と合併して現市名となるまでの市名。那珂川河口にある。江戸...
なか‐むかし【中昔】
それほど遠くない昔。「—のことにやありけん」〈伽・鉢かづき〉
なかむら【中村】
高知県南西部、四万十(しまんと)川下流にあった市。応仁2年(1468)一条教房(いちじょうのりふさ)が土佐の国司と...
なかむら【中村】
姓氏の一。 [補説]「中村」姓の人物中村彰彦(なかむらあきひこ)中村歌右衛門(なかむらうたえもん)中村岳陵(なかむ...
なかむら【中村】
名古屋市の区名。豊臣秀吉の生地。
なかむら‐あきひこ【中村彰彦】
[1949〜 ]小説家。栃木の生まれ。本名、加藤保栄(やすえい)。幕末・維新に生きる群像に題材をとった小説を執筆す...
なかむら‐うたえもん【中村歌右衛門】
歌舞伎俳優。屋号は初世と3世は加賀屋、2世は蛭子(えびす)屋、4世から成駒(なりこま)屋。 (初世)[1714〜1...
なかむら‐かんえもん【中村翫右衛門】
[1901〜1982]歌舞伎俳優。3世。屋号、成駒屋。東京の生まれ。昭和6年(1931)河原崎長十郎と前進座を創立...
なかむら‐かんくろう【中村勘九郎】
⇒中村勘三郎
なかむら‐かんざぶろう【中村勘三郎】
歌舞伎俳優。 (初世)[1598〜1658]山城の人。屋号、柏屋。寛永元年(1624)江戸中橋に江戸で最初の歌舞伎...
なかむらがくえん‐だいがく【中村学園大学】
福岡市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。
なかむら‐がくりょう【中村岳陵】
[1890〜1969]日本画家。静岡の生まれ。本名、恒吉(つねきち)。日本画の伝統的技法に近代西欧絵画の表現を取り...
なかむら‐がんじろう【中村鴈治郎】
歌舞伎俳優。屋号、成駒(なりこま)屋。 (初世)[1860〜1935]大阪の生まれ。3世中村翫雀(かんじゃく)の子...
なかむら‐きちえもん【中村吉右衛門】
歌舞伎俳優。屋号、播磨(はりま)屋。 (初世)[1886〜1954]東京の生まれ。3世中村歌六の長男。9世市川団十...
なかむら‐きちぞう【中村吉蔵】
[1877〜1941]劇作家・演劇学者。島根の生まれ。欧米に留学。帰国後は芸術座に参加し、近代劇運動で活躍した。戯...
なかむら‐きんのすけ【中村錦之助】
俳優、万屋(よろずや)錦之介の旧芸名。
なかむら‐く【中村区】
⇒中村
なかむら‐くさたお【中村草田男】
[1901〜1983]俳人。中国アモイの生まれ。本名、清一郎。「ホトトギス」の同人。新興俳句に対して批判的立場をと...
なかむらくらのすけぞう【中村内蔵助像】
江戸中期の画家、尾形光琳が描いた肖像画。自身の後援者であった中村内蔵助を描いたもので、光琳による唯一の肖像画として...
なかむら‐けんきち【中村憲吉】
[1889〜1934]歌人。広島の生まれ。伊藤左千夫に師事し、「アララギ」の同人として活躍。歌集「馬鈴薯(ばれいし...
なかむら‐ざ【中村座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。寛永元年(1624)初世猿若(中村)勘三郎が江戸中橋に創立。禰宜(ねぎ)町・堺(さかい)...
なかむら‐し【中村市】
⇒中村
なかむら‐しゅうじ【中村修二】
[1954〜 ]科学技術者。愛媛の生まれ。平成5年(1993)、世界で初めて高輝度青色発光ダイオードの開発・製品化...
なかむら‐しんいちろう【中村真一郎】
[1918〜1997]小説家・文芸評論家。東京の生まれ。戦時下に書き綴った「死の影の下に」などで戦後派作家として注...
なかむら‐じゃくえもん【中村雀右衛門】
[1920〜2012]歌舞伎俳優。4世。屋号、京屋。東京の生まれ。本名、青木清治(きよはる)。女形として活躍し、古...
なかむら‐つね【中村彝】
[1887〜1924]洋画家。茨城の生まれ。中村不折・満谷国四郎に師事。レンブラント・ルノワールらの影響を受け、肖...
なかむら‐ていじょ【中村汀女】
[1900〜1988]俳人。熊本の生まれ。本名、破魔子。「ホトトギス」同人として活躍。「風花」を創刊。句集「春雪」...
なかむら‐てきさい【中村惕斎】
[1629〜1702]江戸前期の儒学者。京都の人。名は之欽。朱子学を奉じ、伊藤仁斎と並び称された。著「四書示蒙句解...