ながた‐ちょう【永田町】
東京都千代田区の地名。皇居の南西に位置する。国会議事堂・国会図書館・首相官邸などがあり、国政の中心地。 (にあると...
ながたちょう‐ぶんか【永田町文化】
官界・産業界との癒着、派閥の利害を第一とするなど国民の理解・常識と大きくかけ離れた政治家の感覚やものの考え方を揶揄...
ながた‐てつざん【永田鉄山】
[1884〜1935]陸軍軍人。長野の生まれ。第一次大戦後、国家総力戦体制を推進。統制派の中心人物。軍務局長のとき...
ながた‐とくほん【永田徳本】
[1513?〜1630?]戦国時代から江戸初期の医者。三河の人といわれる。号、知足斎。各地を流浪したが、比較的長く...
な‐がたな【菜刀】
「菜切り包丁」に同じ。
ながた‐ひでお【長田秀雄】
[1885〜1949]詩人・劇作家。東京の生まれ。幹彦の兄。「明星」「スバル」に参加。自由劇場の発足とともに新劇運...
なが‐たび【長旅】
長途の旅。長期間にわたる旅行。
ながた‐まさいち【永田雅一】
[1906〜1985]映画製作者。京都の生まれ。昭和22年(1947)大映社長となり、ベネチア国際映画祭で作品賞を...
ながた‐みきひこ【長田幹彦】
[1887〜1964]小説家。東京の生まれ。秀雄の弟。「明星」「スバル」に参加。小説「澪(みお)」「零落」で流行作...
なが‐たらし・い【長たらしい】
[形][文]ながたら・し[シク]いかにも長い。いやになるほど長い。長ったらしい。「—・いお説教」 [派生]ながたら...
なが‐だい【長大】
「長岡大学」「長野大学」の略称。→ちょうだい(長大)
なが‐だいこん【長大根】
守口(もりぐち)大根の別名。
なが‐だんぎ【長談義】
長い説法。転じて、長たらしくてまとまりのない話。「下手の—」
なが‐ち【長血】
子宮から血のまじったおりものが長期間出ること。赤帯下(しゃくたいげ)。
なが‐ち【長路/長道】
《「ながぢ」とも》道のりの長い所。遠い道のり。「天離(あまざか)る鄙(ひな)の—ゆ恋ひ来れば明石の門(と)より大和...
なが‐ちょうば【長丁場/長町場】
1 長い道のり。特に、宿場間の距離が長いこと。「きのうきんざいゆきの—にて」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 一つの事柄が一...
ながっ‐たらし・い【長ったらしい】
[形]「長たらしい」に同じ。「—・い演説」
ながっ‐ちり【長っ尻】
「ながじり」の音変化。「—のお客」
なが‐つか【長柄】
1 矢束(やつか)のきわめて長いもの。 2 柄(つか)の長い刀。 3 ニシキギンポ科の海魚。
ながつか‐こふん【長塚古墳】
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町(もずせきうんちょう)にある、5世紀の古墳。百舌鳥古墳群を構成する前方後円墳で、長さ10...
ながつか‐たかし【長塚節】
[1879〜1915]歌人・小説家。茨城の生まれ。正岡子規に師事、「アララギ」の代表的歌人となり、短歌・写生文を発...
なが‐つき【長月】
陰暦9月の異称。《季 秋》
なが‐つづき【長続き/永続き】
[名](スル)一つの物事が途中でとぎれずに長く続くこと。「飽きやすくて—しない性格」
なが‐つぼね【長局】
宮中や江戸城大奥などで、長い1棟の中をいくつもの局(女房の部屋)に仕切った住まい。また、そこに住む女房。局町(つぼ...
なが‐つゆ【長梅雨】
梅雨入りから梅雨明けまでの期間が長いこと。状況によって、降雨量の大幅な増加や日照不足につながることがある。
なが‐て【長手】
1 長めなこと。また、長いもの。「—盆」 2 長い道のり。ながち。「君が行く道の—を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もが...
なが‐てん【長点】
和歌・俳諧などですぐれた作品につける評点。なが。ちょうてん。
なが‐でんわ【長電話】
長時間、電話で話すこと。
ながと【長門】
旧国名の一。今の山口県の北西部に相当する。長州。 山口県北西部、日本海に臨む市。水産業が盛んで、仙崎かまぼこの産地...
ながと‐いんろう【長門印籠】
1 《秋月長門守の屋敷から作り出されたところから》牛・馬の皮に黒漆を塗って作った印籠。薬を保存するのに適した。 2...
なが‐とうりゅう【長逗留】
[名](スル)《「ながどうりゅう」とも》長い間滞在すること。「湯治場で—する」
名(な)が通(とお)・る
広く名が知られる。有名である。「全国的に—・った企業」
なが‐ときん【長頭巾】
垂れを後ろに長く下げ、頭をすっぽり覆う頭巾。熊野新宮の山伏が多く用いた。
なが‐とこ【長床】
《「ながどこ」とも》寺院などで、板敷きの上に一段高くして、長く畳を敷いた所。「我独り両所の御前にて—に寝(ね)ぬ」...
ながと‐さんち【長門山地】
山口県北西部をほぼ東西に広がる山地。南北10〜30キロメートル、東西約100キロメートル。西中国山地の延長上に位置...
ながと‐し【長門市】
⇒長門
ながと‐たんだい【長門探題】
⇒中国探題
なが‐との【長殿】
律令制による大蔵省の官庫の一。数戸を1棟に長く続けた形につくられ、諸国からの貢ぎ物を国別に収納した。長倉(ながくら)。
ながと‐の‐くに【長門国】
⇒長門
ながとろ【長瀞】
埼玉県北西部、秩父郡長瀞町にある、荒川上流の峡谷。結晶片岩の浸食された岩畳や甌穴(おうけつ)・秩父赤壁がみられる。
なが‐どうぐ【長道具】
槍(やり)・薙刀(なぎなた)・大太刀(おおだち)・鎖鎌(くさりがま)などの、柄の長い武器。長具足。
なが‐どうちゅう【長道中】
遠い道のり。長い旅。
なが‐どす【長どす】
長脇差(ながわきざし)のこと。
なが‐なが【長長/永永】
[副]きわめて長いさま。いかにも長いさま。「—(と)講釈を垂れる」「—(と)お世話になりました」「ソファーに—(と...
ながなが‐し・い【長長しい/永永しい】
[形][文]ながなが・し[シク]きわめて長い。いやになるほど長い。「—・い前置き」 [派生]ながながしげ[形動]な...
名(な)が流(なが)・る
名が世間に広まる。評判が広まる。「滝の糸は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」〈拾遺・雑上〉
なが‐なき【長鳴き】
[名](スル)鳥獣が長く鳴きつづけること。また、声を長く引いて鳴くこと。「犬が—する」
ながなき‐どり【長鳴き鳥/長鳴き鶏】
鶏(にわとり)の別名。
なが‐なり【長鳴り】
長い間鳴り響くこと。「弓は強し、浦響くほど—して」〈平家・一一〉
ながなわ‐とび【長縄跳び】
「大縄跳び」に同じ。