ながし‐びな【流し雛】
3月3日の節句の夕方、川や海に流し去る雛人形。また、その行事・風習。罪やけがれを移して形代(かたしろ)を流したこと...
ながし‐ぶみ【流し文】
受け取っても返事をしない手紙。聞き流しにする手紙。
ながしま【長島】
三重県北東部、桑名郡の地名。木曽川と長良川・揖斐(いび)川とに挟まれたデルタにあり、かつて七つの輪中(わじゅう)に...
ながしま【長嶋】
姓氏の一。 [補説]「長嶋」姓の人物長嶋茂雄(ながしましげお)長嶋有(ながしまゆう)
ながしま‐いっき【長島一揆】
元亀元年(1570)長島で起こった一向一揆。織田信長に対抗していた石山本願寺の命に応じて蜂起(ほうき)したが、信長...
ながしま‐しげお【長嶋茂雄】
[1936〜 ]プロ野球選手・監督。千葉の生まれ。立教大では東京六大学野球の当時の記録である8本塁打を放つ。昭和3...
ながしま‐しんじ【永島慎二】
[1937〜2005]漫画家。東京の生まれ。本名、真一。赤裸々な青春像を巧みなタッチで描いた作品で、若者を中心に大...
ながしま‐ゆう【長嶋有】
[1972〜 ]小説家・俳人。埼玉の生まれ。俳号は肩甲。「猛スピードで母は」で芥川賞受賞。他に小説「サイドカーに犬...
ながし‐み【流し見】
[名](スル)細かいところは気にせず、大づかみに見ること。特に、テレビなどの映像をつけてはいるが、熱心に見ていない...
ながし‐め【流し目/流眄】
1 顔を向けずに、ひとみだけを横に動かして見ること。また、その目つき。よこめ。「—で見る」 2 男女間で、感情をこ...
ながし‐もと【流し元】
台所の流しのある所。
ながし‐もの【流し物】
「寄せ物」に同じ。
ながし‐もの【流し者】
流罪に処せられた人。流人(るにん)。
ながし‐よみ【流し読み】
[名](スル)細かい部分はとばして、ざっと読むこと。「新聞を—する」
な‐がしら【名頭】
1 人の姓または名の最初の文字。名前の頭(かしら)字。「人の—の字を花もて現したるにぞありける」〈鴎外訳・即興詩人...
なが‐しんくいむし【長心喰虫/長蠹虫】
甲虫目ナガシンクイムシ科の昆虫の総称。体は円筒形で小形。幼虫・成虫とも枯れ木に穴をあけるものが多いが、家具・建材・...
なが‐じ【長路/長道】
⇒ながち(長路)
なが‐ジュバン【長ジュバン】
和服の間着(あいぎ)で、長着と同じ長さのジュバン。ながジバン。
なが‐じり【長尻】
他人の家などで、座り込んでなかなか帰らないこと。ながっちり。「いつも—の人」
なが・す【流す】
[動サ五(四)] 1 液体が流れるようにする。 ㋐水などを流れさせる。「汚水をどぶに—・す」「トイレの水を—・す」...
ながす‐くじら【長須鯨/長簀鯨】
クジラ目ナガスクジラ科の哺乳類。体長20メートルを超えるヒゲクジラ。背は黒く、腹は白で畝(うね)状のひだが並ぶ。夏...
ながすね‐ひこ【長髄彦】
日本神話上の人物。神武天皇の東征のとき、反抗した大和国鳥見(とみ)の土豪。金色の鵄(とび)が神武天皇の弓にとまり、...
なが‐すびつ【長炭櫃】
横長の炭櫃。
なが‐ズボン【長ズボン】
足首までの丈の普通のズボン。
なが‐せんぎ【長詮議】
長々と多人数で相談すること。また、いつまでもまとまらない評定。長評定。「この事の—に日数経てのち」〈折たく柴の記・下〉
なが‐そで【長袖】
1 洋服で、手首まである丈の袖。また、その服。半袖や七分袖に対していう。「—のブラウス」 2 和服で、普通の丈の袂...
ながそね‐こてつ【長曽禰虎徹】
⇒虎徹(こてつ)
なが‐ぞうり【長草履】
普通の長さの草履。足半(あしなか)に対していう。
ながた【永田】
姓氏の一。 [補説]「永田」姓の人物永田善吉(ながたぜんきち)永田鉄山(ながたてつざん)永田徳本(ながたとくほん)...
ながた【長田】
神戸市の区名。昭和20年(1945)林田(はやしだ)区と須磨区の一部とを合わせて成立。
ながた【長田】
姓氏の一。 [補説]「長田」姓の人物長田秀雄(ながたひでお)長田幹彦(ながたみきひこ)
ながた‐く【長田区】
⇒長田
ながた‐じんじゃ【長田神社】
神戸市長田区にある神社。祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)。開運・産業の神とされる。
なが‐たずね【永尋ね】
江戸時代、逃亡した罪人を期限をつけずに長年月かかって捜索したこと。60年過ぎると時効になった。
ながた‐ぜんきち【永田善吉】
亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)の本名。
ながた‐だけ【永田岳】
鹿児島県、屋久(やく)島の中央部にある山。花崗(かこう)岩からなる。標高1886メートルで、東に位置する宮之浦岳(...
なが‐たち【長太刀/長剣】
1 古代、儀仗に用いた、細くて長い太刀。細太刀。 2 大太刀(おおだち)のこと。
ながた‐ちょう【永田町】
東京都千代田区の地名。皇居の南西に位置する。国会議事堂・国会図書館・首相官邸などがあり、国政の中心地。 (にあると...
ながたちょう‐ぶんか【永田町文化】
官界・産業界との癒着、派閥の利害を第一とするなど国民の理解・常識と大きくかけ離れた政治家の感覚やものの考え方を揶揄...
ながた‐てつざん【永田鉄山】
[1884〜1935]陸軍軍人。長野の生まれ。第一次大戦後、国家総力戦体制を推進。統制派の中心人物。軍務局長のとき...
ながた‐とくほん【永田徳本】
[1513?〜1630?]戦国時代から江戸初期の医者。三河の人といわれる。号、知足斎。各地を流浪したが、比較的長く...
な‐がたな【菜刀】
「菜切り包丁」に同じ。
ながた‐ひでお【長田秀雄】
[1885〜1949]詩人・劇作家。東京の生まれ。幹彦の兄。「明星」「スバル」に参加。自由劇場の発足とともに新劇運...
なが‐たび【長旅】
長途の旅。長期間にわたる旅行。
ながた‐まさいち【永田雅一】
[1906〜1985]映画製作者。京都の生まれ。昭和22年(1947)大映社長となり、ベネチア国際映画祭で作品賞を...
ながた‐みきひこ【長田幹彦】
[1887〜1964]小説家。東京の生まれ。秀雄の弟。「明星」「スバル」に参加。小説「澪(みお)」「零落」で流行作...
なが‐たらし・い【長たらしい】
[形][文]ながたら・し[シク]いかにも長い。いやになるほど長い。長ったらしい。「—・いお説教」 [派生]ながたら...
なが‐だい【長大】
「長岡大学」「長野大学」の略称。→ちょうだい(長大)
なが‐だいこん【長大根】
守口(もりぐち)大根の別名。
なが‐だんぎ【長談義】
長い説法。転じて、長たらしくてまとまりのない話。「下手の—」