ナツメグ
ニクズクの種子。香味料とし、肉料理やハム・ソーセージなど食肉の加工に使用。ナツメッグ。ナッツメッグ。
なつめ‐せいび【夏目成美】
[1749〜1817]江戸後期の俳人。江戸の人。名は包嘉。通称、井筒屋八郎右衛門。別号、随斎など。浅草蔵前の札差(...
なつめ‐そうせき【夏目漱石】
[1867〜1916]小説家・英文学者。江戸の生まれ。本名、金之助。英国留学後、教職を辞して朝日新聞の専属作家とな...
なつめ‐だま【棗玉】
古墳時代に装身具として用いた玉。切り子玉の稜角(りょうかく)を取り去ったナツメの実の形をしたもの。琥珀(こはく)製...
なつめ‐みかまろ【夏目甕麿】
[1773〜1822]江戸後期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。通称、嘉右衛門。号、萩園。本居宣長の門人。著...
なつめ‐やし【棗椰子】
ヤシ科の常緑高木。幹はまっすぐ伸び、高さ20〜25メートル。葉は幹の先に群がってつき、羽状複葉で、長さ約2メートル...
なつ‐メロ【懐メロ】
《「懐かしのメロディー」の略》ひととき流行し、そのころのことが懐しく思い出されるような歌。
夏(なつ)も小袖(こそで)
「戴(いただ)く物は夏も小袖」の略。
なつ‐もの【夏物】
夏に使うもの。夏向きのもの。特に、夏に着る衣服。《季 夏》
なつ‐もも【夏桃】
桃の一品種。早生種で、実は夏にできる。早桃(さもも)。
なつ‐やかた【夏館】
風鈴や打ち水など、涼しそうな夏の装いを見せている家屋。《季 夏》「夕月をいたゞきて—かな/万太郎」
なつ‐やさい【夏野菜】
夏に成熟する野菜。トマト・キュウリ・ナス・トウモロコシ・カボチャ・オクラ・ピーマン・ニラなど。→春野菜 →秋野菜 ...
なつ‐やすみ【夏休み】
学校・会社などで、夏季に設けられた休暇。暑中休暇。夏期休暇。《季 夏》
なつ‐やせ【夏痩せ】
[名](スル)夏の暑さのために、食欲が減退し、からだが衰弱してやせること。「—して服がゆるくなる」《季 夏》
なつ‐やま【夏山】
1 夏の、草木が青々と茂った山。《季 夏》「—や京尽し飛ぶ鷺一つ/蕪村」 2 夏の登山、また、その対象となる山。⇔冬山。
ナツラ
⇒ナツーラ
ナツーラ
《「ナツラ」とも》キリシタン用語。自然。天性。本性。
な‐づき【名付き/名簿】
自分の官位・氏名などを書いた札。入門・服従のしるしとして、また、貴人に会うときなどに差し出した。みょうぶ。「人のそ...
な‐づけ【名付け】
1 名をつけること。特に、新生児に名をつけること。また、その儀式。ふつう生後7日目に行う。命名。 2 「いいなずけ...
な‐づけ【菜漬(け)】
からし菜・高菜・水菜などの菜っ葉を塩漬けにした香の物。はづけ。《季 冬》
なづけ‐いわい【名付け祝(い)】
子供が生まれて7日目に名前をつける儀礼。名前を紙に書いて床の間などに貼(は)るなどする。お七夜(しちや)。
なづけ‐おや【名付け親】
1 生まれた子に名前をつける人。昔は主に母方の祖父が命名した。名親(なおや)。 2 仮親の一。子供の後見人として命...
なづけ‐そ・む【名付け初む】
[動マ下二]はじめて名付ける。言いはじめる。「煙立ち燃ゆとも見えぬ草の葉をたれかわらびと—・めけむ」〈古今・物名〉
な‐づ・ける【名付ける】
[動カ下一][文]なづ・く[カ下二]名をつける。命名する。また、呼びならわす。称する。呼称する。「子犬をシロと—・...
ナティティング
ベナン北西部の都市。アタコラ山脈の麓に位置する。ペンジャリ国立公園への観光拠点。
な‐で
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+接続助詞「で」》…てしまわないで。…せずに。「濡れたる衣をだに脱ぎかへ—なむ...
なで‐あ・げる【撫で上げる】
[動ガ下一][文]なであ・ぐ[ガ下二]なでて上の方へ上げる。上の方へ向かってなでる。「髪を—・げる」
ナディア
「天底」に同じ。⇔ゼニス。
ナディア‐かんそく【ナディア観測】
《ナディアは天底の意》 人工衛星で、大気または地表を真上から観測すること。→リム観測
ゴーディマー
[1923〜2014]南アフリカ共和国の白人女性作家。一貫してアパルトヘイトの不条理を批判。1974年「保護管理人...
ナディールディバンベギ‐メドレセ
ウズベキスタン南東部の都市ブハラの旧市街にあるイスラム教の神学校。17世紀にシャイバーニー朝の大臣だったナディール...
なで‐うし【撫で牛】
伏した牛の形に作った素焼きまたは木彫りの置物。商家などで、なでて吉事を祈る。吉事のたびに、下に布団を重ねて敷いた。
なで‐おお・す【撫で生す】
[動サ四]なでるようにかわいがって育てる。「なでしこは—・したりや、呉竹は立てたりや」〈かげろふ・中〉
なで‐おろ・す【撫で下ろす】
[動サ五(四)] 1 なでて下の方へ下げる。上から下へ向けてなでる。「髪を—・す」 2 (「胸をなでおろす」の形で...
なで‐かく【撫で角】
1 四角なもののかどを落として丸みをもたせたもの。「—の金鍔(きんつば)」 2 「撫で角銭」の略。
なでかく‐せん【撫で角銭】
仙台藩が、天明4年(1784)から発行した撫で角形の鉄銭。
なで‐かしず・く【撫で傅く】
[動カ四]なでるように大切に世話をする。かわいがって育てる。「明け暮れまもりて、—・くこと限りなし」〈源・東屋〉
なで‐がた【撫で肩】
なでおろしたようになだらかに下がった肩。「ほっそりした—の人」⇔怒り肩。
なで‐ぎり【撫で切り/撫で斬り】
1 刃物でなでるようにして切ること。薄くそぐように切ること。 2 たくさんの人を、片端から切り捨てること。また、多...
なで‐さす・る【撫で摩る】
[動ラ五(四)]いつくしみの心をもって、軽くこするようになでる。愛撫する。「子の背中を—・る」
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花...
なでしこ‐いろ【撫子色/瞿麦色】
撫子の花弁のような、柔らかい赤紫色。
なでしこ‐ジャパン
女子サッカー日本代表チームの愛称。平成16年(2004)のアテネオリンピック出場に際して、一般公募により命名された...
なでしこのわかば‐の‐いろ【撫子の若葉の色】
襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は青。
なでしこ‐めいがら【撫子銘柄】
東証一部上場企業のうち、女性人材の活用を積極的に推進し、財務面でも優れた業績を達成している企業。経済産業省と東京証...
なでしこ‐リーグ
日本女子サッカーリーグの通称。平成元年(1989)6チームで発足。一時は3部制まで拡充したが、現在は2部制で構成。...
ナデジディンスク
ロシア連邦の都市セローフの旧称。
なで‐つくろ・う【撫で繕ふ】
[動ハ四]髪などをかきなでて装いを直す。また、なでて整える。「御髪(みぐし)を—・ひつつきこえ給へば」〈源・総角〉
なで‐つけ【撫で付け】
1 なでつけること。また、そのもの。 2 「撫で付け髪」の略。
なでつけ‐がみ【撫で付け髪】
1 きれいにそろえてなでつけた髪。 2 結ばずになでつけて後ろへ垂らした髪。江戸時代、儒学者・易者・山伏などがした。