のみ‐まわ・す【飲(み)回す】
[動サ五(四)]一つの器に入った飲み物を、何人かで回して飲む。「濃茶(こいちゃ)を—・す」
のみ‐みず【飲(み)水】
飲むための水。飲料水。
のみ‐むし【蚤虫】
トビムシの別名。
のみ‐もの【飲(み)物】
飲むための液体。水・茶・ジュース・酒など。飲料。「冷たい—」
のみ‐や【呑み屋】
1 証券取引または商品取引で、呑み行為をする者。 2 競馬・競輪などで、呑み行為をする者。
のみ‐や【飲(み)屋】
酒を飲ませる店。小料理屋・居酒屋など。
のミュニケーション【飲ミュニケーション】
⇒飲みニケーション
のみ‐りょう【飲(み)料】
1 飲み物とするもの。いんりょう。 2 酒・タバコなどの、自分の飲み分。 3 酒を飲む金。飲み代(しろ)。
のみをとるしょうねん【蚤を取る少年】
《原題、(スペイン)El niño espulgándose》ムリーリョの絵画。カンバスに油彩。貧しい身なりの裸足...
の・む【飲む/呑む】
[動マ五(四)] 1 飲食物を口から体内に送りこむ。 ㋐液体などをのどへ送りこむ。「水を—・む」「薬を—・む」「—...
の・む【祈む】
[動マ四]頭を下げて祈る。「かくなやまし苦しめ給ひし時に、—・み白(まを)ししく」〈記・上〉
飲(の)む打(う)つ買(か)う
大酒を飲み、ばくちを打ち、女を買う。男が道楽の限りをつくすことをいう。
のむぎ‐とうげ【野麦峠】
長野・岐阜県境、乗鞍岳の南にある峠。標高1672メートル。明治から大正初めにかけて、飛騨地方から諏訪地方の製糸工場...
の‐むし【野虫/蠹】
1 衣魚(しみ)の別名。「—が本を食う」〈漱石・坑夫〉 2 キクイムシの古名。〈和名抄〉
ノ‐ムヒョン【盧武鉉】
[1946〜2009]韓国の第16代大統領。在任2003〜2008。慶尚南道出身。判事・弁護士を経て、1988年国...
のむら【野村】
姓氏の一。 [補説]「野村」姓の人物野村克也(のむらかつや)野村吉三郎(のむらきちさぶろう)野村胡堂(のむらこどう...
のむら‐かつや【野村克也】
[1935〜2020]プロ野球選手・監督。京都の生まれ。昭和29年(1954)南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団...
のむら‐きちさぶろう【野村吉三郎】
[1877〜1964]海軍軍人・外交官。和歌山の生まれ。軍令部次長・鎮守府司令長官・外相などを経て駐米大使。太平洋...
のむら‐こどう【野村胡堂】
[1882〜1963]小説家・音楽評論家。岩手の生まれ。本名、長一。「銭形平次捕物控」などで大衆文学の新生面を開く...
のむら‐へきうんそう【野村碧雲荘】
⇒碧雲荘
のむら‐ほうてい【野村芳亭】
[1880〜1934]映画監督。京都の生まれ。本名、粂蔵(くめぞう)。長男は映画監督野村芳太郎。日本映画のパイオニ...
のむら‐ぼうとうに【野村望東尼】
[1806〜1867]江戸末期の歌人。名はもと。号、招月・向陵。福岡藩士野村貞貫の後妻。夫の死後、剃髪(ていはつ)...
のむら‐まんぞう【野村万蔵】
[1898〜1978]和泉(いずみ)流狂言方。6世。東京の生まれ。前名、万作・万造。洒脱な芸風で狂言の地位を高めた。
のむら‐よしたろう【野村芳太郎】
[1919〜2005]映画監督・製作者。京都の生まれ。映画監督野村芳亭の長男。「張込み」「影の車」「砂の器」など、...
のめし‐まるまげ【のめし丸髷】
「蔵前風(くらまえふう)2」に同じ。
のめ・す
[動サ五(四)] 1 前へ倒す。のめらせる。「突いて—・す」 2 動詞の連用形のあとに付いて、その行為を徹底的にす...
のめずり‐こ・む【のめずり込む】
[動マ五(四)] 1 のめってすべり入る。「足を辷らしゃあがって湯の中へ—・み」〈滑・七偏人・初〉 2 ふらふらと...
のめ‐のめ
[副]恥ずかしげもなく平然としているさま。おめおめ。「—と生き恥をさらす」
飲(の)めや歌(うた)え
にぎやかに酒盛りをするさまにいう。飲めや歌えや。「—のどんちゃん騒ぎ」
のめり‐げた【のめり下駄】
前部の裏面を斜めに切り落とした男子用の駒下駄。ぬめり下駄。
のめり‐こ・む【のめり込む】
[動マ五(四)] 1 前へ倒れるように入り込む。「ぬかるみに—・む」 2 ある環境や状況の中に深く入り込む。「研究...
のめ・る
[動ラ五(四)]からだが前に倒れる。前に倒れそうになる。「つまずいて—・る」
の・める【飲める】
[動マ下一]《「飲む」の可能動詞から》飲む価値がある。「なかなか—・める酒」
ノモグラフ
計算図表。ノモグラム。
ノモグラム
⇒ノモグラフ
のも‐ざき【野母崎】
長崎県南部、長崎半島南端にある岬。閃緑岩からなる50〜80メートルの海食崖(がい)でできている。近くに標高198メ...
ノモス
掟(おきて)・慣習・法律など、人為的なものをいう語。古代ギリシャのソフィストはこれをピュシスに対立させ、その権威の...
の‐も‐せ【野面】
《野も狭いほどにの意を表す「野も狭(せ)に」の「野も狭」を一語とみなしたところから》野原一面。また、野のおもて。の...
の‐もの【野物】
天井裏・床下などの見えない部分に用いられる、かんな仕上げをしていない部材。
のも‐はんとう【野母半島】
⇒長崎半島
のも‐ひでお【野茂英雄】
[1968〜 ]プロ野球選手。大阪の生まれ。社会人野球を経て、平成元年(1989)近鉄バファローズ(オリックスの前...
の‐もり【野守】
野の番人。特に、立ち入りを禁じられている野の見張り人。「あかねさす紫野行き標野(しめの)行き—は見ずや君が袖振る」...
のもり【野守】
謡曲。五番目物。世阿弥作。春日野を行く旅僧が、老人から野守の鏡の故事を聞き、鬼神の奇瑞(きずい)を見る。
のもり‐ぐさ【野守草】
ハギの別名。
のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】
《鷹(たか)狩りの途中で逃げた鷹を、野守がたまり水に映る影を見て発見したという故事から》野中の水を鏡にたとえていう...
ノモンハン
モンゴル東部、中国との国境近くにある町。ブイル湖の東方、ハルハ河畔にある。
ノモンハン‐じけん【ノモンハン事件】
昭和14年(1939)5〜9月にノモンハンで起こった軍事衝突事件。満州国とモンゴル人民共和国の国境で勃発した両国警...
の‐や【野矢】
狩りに用いる、粗略な作りの矢。「重籐(しげどう)の弓、—そへて賜(た)ぶ」〈平家・八〉
の‐や【野屋】
「霊屋(たまや)3」のこと。
の‐やき【野焼(き)】
新しい草がよく生えるように、春のはじめに枯れ草に火をつけて野を焼くこと。《季 春》「古き世の火の色うごく—かな/蛇笏」