はくてん‐びょう【白点病】
熱帯魚の体表が白い点に覆われる病気。ある種の原生動物の寄生によって起こる。
はく‐でい【白泥】
酸化鉄の含有量が少ない、灰白色の粘土を焼いて作った無釉(むゆう)の陶器。
はくでいそめつけきんさいすすきもんふたもの【白泥染付金彩芒文蓋物】
⇒白藍絵金彩薄文蓋物
はく‐でん【白田】
《「白」は乾いているの意》はたけ。 [補説]国字の「畠」は「白田」を一字化したもの。
はくと【ハクト】
《HAKUTO》日本を拠点とする民間による月面探査プロジェクト。正式名称はホワイトレーベルスペース。名称は、月に兎...
ハクト‐アール
日本の民間企業ispace社による月面探査計画。地球から月面への物資輸送の技術実証を目的とする。令和4年(2022...
はく‐とう【白桃】
モモの一品種。多汁で果肉が白く、甘い。《季 秋》
はく‐とう【白陶】
中国、殷(いん)代の白色土器。カオリン土を用い、同時代の青銅器に類似する雷文(らいもん)などの文様がある。祭祀(さ...
はく‐とう【白湯】
1 何もまぜてない湯。さゆ。しらゆ。 2 薬湯に対して、普通の浴用の湯。
はく‐とう【白糖】
精製した白色の砂糖。白砂糖。
はく‐とう【白頭】
年老いて白髪になった頭。しらがあたま。
はく‐とう【搏闘】
[名](スル)殴り合ってたたかうこと。組み打ちすること。格闘。搏戦。
はくとう‐おう【白頭翁】
1 しらが頭の老人。白髪の老人。 2 ムクドリの別名。 3 オキナグサの根。漢方で、乾燥させたものを下痢止めに用いる。
はくとう‐さん【白頭山】
⇒ペクトサン
はく‐とうど【白陶土】
⇒カオリン
はく‐とうゆ【白灯油】
家庭用の暖房・燃料に使う、精製された無色透明の灯油。完全燃焼し、排ガス中の有毒成分や刺激臭が少ない。
はくとう‐わし【白頭鷲】
タカ科の鳥。全長約90センチ。体は褐色で、頭部と尾が白い。北アメリカに分布し、海岸・湖沼・広い川の付近にすみ、魚を...
はくと‐かいがん【白兎海岸】
鳥取県北東部、鳥取市西部にある海岸。ハマナスの自生南限地帯として国指定天然記念物になっている。「古事記」にある因幡...
はく‐とく【薄徳】
徳の少ないこと。寡徳。自分の徳行をへりくだっていう語。
はく‐ど【白土】
1 白い土。しろつち。 2 陶土・酸性白土・ベントナイトなど、白色の粘土のこと。
はく‐どう【白道】
天球上での月の軌道。黄道に対して約5度9分傾いている。
はく‐どう【白銅】
1 銅にニッケルを15〜25パーセント加えた合金。銀白色で硬く、展延性・耐食性に富むので、硬貨・装飾品に用いる。 ...
はく‐どう【搏動/拍動】
[名](スル)内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩(しかん)し、脈を打つこと。
はくどう‐か【白銅貨】
白銅で鋳造した貨幣。
はく‐どく【白読】
文章の意味の解釈はせず、ただ声に出して読むこと。素読(そどく)。
はく‐ないしょう【白内障】
水晶体が混濁して視力が低下する病気。瞳孔(どうこう)が白く見えるので、白そこひともいう。糖尿病や外傷によるもの、先...
はく‐ねつ【白熱】
[名](スル) 1 高温に熱せられた物体が白色光に近い光を出すこと。また、その状態。セ氏1300度以上に熱した場合...
はくねつ‐ガスとう【白熱ガス灯】
点火口にガスマントルをかぶせて白熱させ、その白色光を利用するガス灯。
はくねつ‐てき【白熱的】
[形動]物事が極度に熱を帯びた状態にあるさま。「—な議論が続く」
はくねつ‐でんきゅう【白熱電球】
ガラス球内のフィラメントに電流を通じて白熱させ、その光を利用する電球。
はく‐の‐きぬ【帛の衣】
白の練り絹の縫腋(ほうえき)の袍(ほう)。古くは天皇の正装であったが、嵯峨天皇以後、神事に用いる。帛の御装束(おん...
はく‐は【白波】
1 白く泡だっている波。しらなみ。 2 《中国後漢のころ、白波谷(はくはこく)にこもった黄巾の賊を白波賊と呼んだと...
はく‐はく【白白】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 白いさま。「—たる雪山」 2 明らかなさま。疑う余地のないさま。「—たる証拠」...
はく‐はつ【白髪】
白くなった毛髪。しらが。
白髪(はくはつ)三千丈(さんぜんじょう)
《李白「秋浦歌」から》長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もる...
はくはつのうた【白髪の唄】
古井由吉の小説。平成6年(1994)から平成8年(1996)にかけて、雑誌「新潮」に連載。単行本は平成8年(199...
はく‐はん【白斑】
1 白色のまだら。白い斑点。しろまだら。 2 皮膚のメラニン色素の減少や消失によって生じる白色の斑点。しろなまず。...
はく‐はん【拍板】
中国の清楽(しんがく)の打楽器。3枚の細長い小さな板を、端に紐(ひも)を通してゆるく結び合わせ、板の間に指を入れて...
はく‐はん【白飯】
白米を炊いた飯。しろめし。
はくはん‐びょう【白斑病】
植物の葉に白や灰白色の斑点を生じる病害。カビの一種の寄生によって生じ、白斑部がしだいに大きくなって枯れる。
はく‐ば【白馬】
まっ白な毛色の馬。白駒(はっく)。
はく‐ばい【白梅】
白い花を咲かせる梅。また、白い梅の花。しらうめ。《季 春》
はくば‐かい【白馬会】
美術団体。明治29年(1896)明治美術会を脱退した黒田清輝・久米桂一郎らを中心に創立。外光派の画風を伝えて新派・...
はくば‐じ【白馬寺】
中国、河南省洛陽市の東にある寺。中国における最初の仏寺と伝えられ、インドから来た僧の迦葉摩騰(かしょうまとう)・竺...
はくば‐の‐きし【白馬の騎士】
1 苦境に駆けつけて人々を救う英雄。西洋の民間伝承などに登場する。 2 ⇒ホワイトナイト [補説]書名別項。→白馬の騎士
はくばのきし【白馬の騎士】
《原題、(ドイツ)Der Schimmelreiter》シュトルムの小説。1888年刊。堤防監督官の任務に献身する...
はくば‐の‐せちえ【白馬の節会】
⇒あおうまのせちえ
はくばのもり【白馬の森】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和47年(1972)に発表した連作画「白い馬の見える風景」の一つで、青い森にたたずむ白...
白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず
中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁(きべん)的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうる...
はく‐ひ【白皮】
1 白い皮。 2 白い肌。「紅粉の翠黛は、只—彩りて」〈浮・男色大鑑・六〉