はち【八】
[音]ハチ(呉) ハツ(漢) [訓]や やつ やっつ よう [学習漢字]1年 〈ハチ〉 1 数の名。やっつ。「八卦...
はち【鉢】
[常用漢字] [音]ハチ(呉) ハツ(漢) 〈ハチ〉上部の開いた容器。「金鉢(かなばち)・乳鉢・火鉢(ひばち)・手...
はち【蜂】
1 膜翅(まくし)目のうち、アリを除く昆虫の総称。二対の膜質の翅(はね)をもち、後ろ翅は小さく、前翅の後縁にかぎで...
はち【八】
1 数の名。7の次、9の前の数。やっつ。やつ。 2 8番目。第8。 3 「八の字」の略。「額(ひたい)に—を寄せる...
はち【鉢】
《(梵)pātraの音写「鉢多羅」の略》 1 仏道修行者の食器。また、僧尼が托鉢(たくはつ)のときに所持する器。応...
はち【鈸】
寺院で用いる楽器。シンバルのようなもので、大きさは多種ある。ばち。ばつ。
ハチ
土星の第43衛星。2004年に発見。名の由来は北欧神話に登場する狼フェンリルの子狼。非球形で平均直径は約6キロ。ハティ。
はち‐あわせ【鉢合(わ)せ】
[名](スル) 1 頭と頭とがぶつかり合うこと。「出会いがしらに—する」 2 思いがけなく出会うこと。「借金取りと...
はちいそう‐シフトキーイング【八位相シフトキーイング】
⇒はち‐ピー‐エス‐ケー(8PSK)
はちいそう‐へんいへんちょう【八位相偏移変調】
⇒はち‐ピー‐エス‐ケー(8PSK)
はちいち‐せんげん【八・一宣言】
1935年8月1日、中華ソビエト共和国政府と中国共産党とが連名で、国民党政府に対して抗日統一戦線の結成を呼びかけた...
はち‐いつ【八佾】
中国唐代の雅楽に用いられた舞。日本に伝わったかどうかは不明。やつらのまい。
はち‐いん【八音】
《連声(れんじょう)で「はっちん」とも》 1 中国で、発音体の材料によって分類した8種の楽器。金(きん)(鐘(しょ...
はち‐うえ【鉢植え】
植木鉢に植えてあること。また、その植物。「—の観葉植物」
はち‐おうじ【八王子】
記紀神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が素戔嗚尊(すさのおのみこと)と誓約をしたときに出現した五男三女神。ま...
はちおうじ【八王子】
東京都南西部の市。もと甲州街道の宿場町。絹織物の機業・集散地として発達し、桑都(そうと)と呼ばれた。現在は精密機器...
はちおうじ‐おり【八王子織】
東京都八王子市付近で産する織物の総称。糸織り・節糸織り・銘仙・紬(つむぎ)・御召し・黒八丈・袴地(はかまじ)などがある。
はちおうじ‐し【八王子市】
⇒八王子
はちおうじ‐せんにんぐみ【八王子千人組】
江戸幕府の職名。槍奉行の支配に属し、八王子に在住して甲州口を警衛。また、交替で日光・江戸の火の番を務めた。同心10...
はちおう‐の‐らん【八王の乱】
中国、西晋末の291年から306年まで続いた内乱。武帝(司馬炎)の死後、外戚間の抗争から一族の有力な八人の王が政権...
はちおか‐でら【蜂岡寺】
広隆寺(こうりゅうじ)の古称。
はち‐おん【八音】
1 「はちいん(八音)1」に同じ。 2 「はちいん(八音)2」に同じ。 3 《連声(れんじょう)で「はっとん」とも...
はち‐かい【八戒】
「八斎戒(はっさいかい)」に同じ。
はちかずき【鉢かづき】
御伽草子23編の一。2巻。作者未詳。室町時代の成立とされる。母の臨終に鉢を頭にかぶせられた娘が継母のために家を追わ...
はっかく‐けい【八角形】
八つの直線で囲まれた多角形。
はちかつぎ【鉢かつぎ】
⇒はちかずき
はち‐かんじごく【八寒地獄】
⇒はっかんじごく(八寒地獄)
はち‐がい【八愷】
《「愷」は和の意》中国古代の伝説上の帝、顓頊(せんぎょく)高陽氏の八人の才子。蒼舒・隤敱(たいがい)・檮戭(とうい...
はちがえし【鉢返し】
尺八曲の一。虚無僧が托鉢(たくはつ)して布施を受けたとき、返礼として吹く曲。
はち‐がしら【八頭】
漢字の部首の一。「公」「六」などの「八」の称。
はち‐がつ【八月】
一年の8番目の月。葉月(はづき)。《季 秋》「—の太白低し海の上/子規」
はちがつ‐おどり【八月踊(り)】
奄美群島・沖縄本島などで、陰暦8月に行われる民俗舞踊。老若男女が広場で輪になって歌をかけ合いながら踊る。
はちがつとおか‐ペーパー【八月十日ペーパー】
⇒8.10ペーパー
はちがつのラプソディー【八月の狂詩曲】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。平成3年(1991)公開。被爆体験を持つ祖母と孫たちの、ひと夏の交流を描く。原作...
はちがつのごしょグラウンド【八月の御所グラウンド】
万城目学の中編小説集。令和5年(2023)刊行。表題作のほか、「十二月の都大路上下(カケ)ル」を収める。第170回...
はちがつのひかり【八月の光】
《原題Light in August》フォークナーの長編小説。1932年刊。禁酒法時代の米国南部の架空の郡を舞台に...
八月(はちがつ)の槍(やり)
《八月には盂蘭盆(うらぼん)があるので、「盆」と「槍」から》ぼんやりしていることをいうしゃれ。七月の御槍(おやり)。
はちがつのろじょうにすてる【八月の路上に捨てる】
伊藤たかみの短編小説。平成18年(2006)発表。同年、第135回芥川賞受賞。
はち‐がね【鉢金】
兜(かぶと)の鉢。また、その形のもの。
はちきゅう
橋本治による社会評論集。昭和が終わり、天安門事件、ベルリンの壁崩壊といった出来事が起きた1989年を論じる。平成2...
はち‐きょう【八強】
《「はっきょう」とも》主にスポーツのトーナメント戦で、8位以内に入った選手やチームのこと。ベストエイト。「—入りを...
はち‐き・れる【はち切れる】
[動ラ下一]中身がいっぱいになって裂けて切れる。「おなかが—・れるほど食べる」「喜びで—・れんばかりの笑顔」
はちきん
(高知地方で)行動的で気性のさっぱりした女性。
はち‐ぎ【八議】
中国、唐代の裁判で、罪を減免した八つの条件。議親・議故・議賢・議能・議功・議貴・議勤・議賓。→六議(りくぎ)
はち‐ぎゃく【八虐/八逆】
古代の律に定められた八つの重罪。謀反(むへん)・謀大逆(ぼうたいぎゃく)・謀叛(むほん)・悪逆・不道・大不敬・不孝...
は‐ちく【淡竹】
イネ科の植物。高さ約10メートル。質は堅く、表面に白粉がつき、節に二環がある。茶筅(ちゃせん)・提灯・傘の骨などに...
は‐ちく【破竹】
1 竹を割ること。 2 「破竹の勢い」の略。「—の快進撃」
はちく‐ぞうり【淡竹草履】
ハチクの皮で作った草履。
はちくどく‐すい【八功徳水】
⇒はっくどくすい(八功徳水)
破竹(はちく)の勢(いきお)い
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「—で連戦連...