葉(は)を欠(か)いて根(ね)を断(た)つ
枝葉を除こうとして、大切な根をだめにしてしまう。小さな欠点を除こうとして、肝心な根本をだめにしてしまうことのたとえ。
歯(は)を噛(か)・む
歯を噛みしめて残念がる。また、悔しさをこらえる。「—・む思いであきらめる」
歯(は)を食(く)い縛(しば)・る
悔しさ・苦痛などを歯をかみ合わせて必死にこらえる。「—・って苦難に耐える」
歯(は)を切(せっ)・する
歯を食いしばる。切歯する。「—・して無念がる」
葉(は)を截(た)ちて根(ね)を枯(か)らす
葉を切って大切な根まで枯らしてしまう。元も子も無くしてしまうことのたとえ。
刃(は)を拾(ひろ)・う
内曇(うちぐもり)の砥汁をつけながら、刀の刃文(はもん)に従って刃をこする。