ひんこん‐じょうたい【貧困状態】
所得の不足に加えて、教育・保健衛生水準の低さ、政治的立場の弱さなどから、自己を実現する自由が著しく制限され、社会的...
ひんこん‐せん【貧困線】
⇒貧困ライン
ひんこん‐そう【貧困層】
等価可処分所得あるいは等価世帯収入が全世帯の中央値の2分の1未満の世帯。→準貧困層
ひんこん‐の‐れんさ【貧困の連鎖】
親の貧困が子供の貧困につながっていくこと。家庭の所得差によって子供の教育や健康に格差が生じ、成人後に貧困に陥る可能...
ひんこん‐ビジネス【貧困ビジネス】
経済的に困窮した人の弱みに付け込んで利益をあげる悪質な事業行為。一部の家賃保証会社による違法な家賃の取り立て、囲い...
ひんこん‐ライン【貧困ライン】
貧困層の割合を把握するために使用される指標。必要最低限の生活水準を維持するために必要な収入を示す絶対的貧困ライン、...
ひんこん‐りつ【貧困率】
所得が低く経済的に貧しい状態にある人が全人口に占める割合。絶対的貧困率と相対的貧困率がある。絶対的貧困率は、十分な...
ひんさんそ‐すいかい【貧酸素水塊】
溶存酸素の量がきわめて少ない水域。多く、遠浅の内湾の底層で、夏に発生する。富栄養化によりプランクトンが大量発生し、...
ひん‐し【品詞】
《parts of speech》文法上の職能によって類別した単語の区分け。国文法ではふつう、名詞・代名詞・動詞・...
ひん‐し【瀕死】
死にかかっていること。死にそうであること。「—の重傷を負う」「—の状態にある」
ひん‐しつ【品質】
品物の質。
ひん‐しつ【品騭/品隲】
[名](スル)品定め。品評。「烏帽子と水干とを、—して」〈芥川・芋粥〉
ひん‐しつ【稟質】
天からうけた性質。稟性(ひんせい)。
ひんしつ‐かんり【品質管理】
《quality control》企業で、製品の品質の安定化と向上を図るための管理。QC。→QCサークル活動
ひんしつほしょう‐がた【品質保証型】
⇒ギャランティー型
ひんしつほじ‐きげん【品質保持期限】
「賞味期限」に同じ。 [補説]平成15年(2003)に、食品衛生法に規定されていた品質保持期限とJAS法に規定され...
ひんしつマネージメント‐システム【品質マネージメントシステム】
⇒キュー‐エム‐エス(QMS)
ひんしのおう【瀕死の王】
《原題、(フランス)Le roi se meurt》イヨネスコの戯曲。1962年初演。自身の死という現実を受け入れ...
ひんし‐の‐ライオンぞう【瀕死のライオン像】
⇒ライオン記念碑
ひん‐しゅ【品種】
1 品物の種類。 2 同一種の栽培植物や飼養動物で、形態や性質の変異が遺伝的に分離・固定されたもの。 3 生物分類...
ひんしゅ‐かいりょう【品種改良】
農作物や家畜の品種の遺伝形質を、交雑・突然変異などの方法で改良し、より有用な新しい品種を作り出すこと。
ひん‐しゅく【顰蹙】
[名](スル)不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。「ひとの下品な歩き恰好を—していながら」〈太宰・女生徒〉
顰蹙(ひんしゅく)を買(か)・う
良識に反する言動をして人から嫌われ、さげすまれる。「世間の—・う」
ひん‐しゅつ【擯出】
《「ひんじゅつ」とも》人をしりぞけること。のけものにすること。擯斥(ひんせき)。「一門に—せられて源氏に背かれぬ」...
ひん‐しゅつ【頻出】
[名](スル)しきりに現れたり、起こったりすること。「難問が—する」
ひん‐しょう【貧小】
[名・形動]貧弱で小さいこと。また、そのさま。「—な組織」
ひん‐しょう【顰笑】
顔をしかめることと笑うこと。悲しみと喜び。→一顰一笑(いっぴんいっしょう)
ひん‐しょせい【貧書生】
貧乏な書生。貧生。「—が退屈な仕事の暇に取り交わす雑談の片端にも」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
ひんし‐るい【貧歯類】
貧歯目の哺乳類の総称。歯が全くないか、あっても歯根がなくエナメル質を欠く不完全な歯をもつ。アリクイ・ナマケモノ・ア...
ひんし‐ろん【品詞論】
文法の一部門。ある言語にはどのような品詞を区別すべきか、諸言語に共通する品詞があるかなどを研究する。
ひん‐しん【稟申】
[名](スル)⇒りんしん(稟申)
ひん‐じ【賓辞】
1 ⇒述語(じゅつご) 2 文法で、客語のこと。
ヒンジ
1 ちょうつがい。また、ちょうつがい状のもの。 2 部材と部材との継ぎ目、または支点。構造物で、ピンなどを用いて、...
ひんじ‐がやつり【品字蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。湿地や水田に生え、高さ10〜30センチ。根際から細い線形の葉が出る。夏から秋、茎の頂に緑褐...
ひんじ‐も【品字藻】
サトイモ科の水生の多年草。池などの水中に浮く。体は茎・葉の区別がなく、長さ1センチほどの矢じり形をし、細い柄でいく...
ひん‐じゃ【貧者】
貧しい人。貧乏人。⇔富者。
ひん‐じゃく【貧弱】
[名・形動] 1 みすぼらしく、見劣りのすること。また、そのさま。「造りが—だ」「—な体躯(たいく)」 2 乏しく...
ひんじゃ‐の‐いっとう【貧者の一灯】
⇒長者(ちょうじゃ)の万灯(まんとう)より貧者の一灯
ひんじゃのかくばくだん【貧者の核爆弾】
中村正䡄による長編の国際小説。平成2年(1990)刊行。
ひんじゃ‐の‐かくへいき【貧者の核兵器】
生物兵器・化学兵器のこと。殺傷能力は高いが、核兵器に比べて材料の入手や製造などが容易であること、費用が少なくすむこ...
ひん‐じょ【貧女】
貧しい女。
ひん・す【殯す】
[動サ変]死者を棺に入れて祭る。かりもがりをする。「西殿に—・す」〈続紀・文武〉
ひん‐すう【頻数】
1 たび重なること。また、多くの回数や度数。 2 統計学で、度数。
ひん・する【品する】
[動サ変][文]ひん・す[サ変]物事の品質や優劣を批評する。「彼を—・し此を評して」〈木下尚江・良人の自白〉
ひん・する【貧する】
[動サ変][文]ひん・す[サ変]貧乏する。貧しくなる。「—・すれば盗みもする」
ひん・する【瀕する】
[動サ変][文]ひん・す[サ変]ある重大な事態に今にもおちいろうとする。「危機に—・した国家財政」「死に—・する」
貧(ひん)すれば鈍(どん)する
貧乏すると、生活の苦しさのために精神の働きまで愚鈍になる。
びん‐ずい【便追/木鷚】
セキレイ科の小鳥。全長16センチくらい。体の上面は緑褐色、下面は白色に黒い縦斑がある。アジアに分布。日本では漂鳥で...
ヒンズー
《「ヒンドゥー」とも》 1 ヒンズー教徒。→ヒンズー教 2 インド人。
ヒンズー‐きょう【ヒンズー教】
広義には、インドに発生したすべての宗教をさす。狭義には、バラモン教がインドの民間信仰と融合しつつ、4世紀ごろからし...