へん‐ぶつ【変物/偏物】
普通の人とは変わったところのある人。変人。また、偏屈な人。
へん‐ぶん【変文】
中国唐代、仏教経典の内容を絵解きした変相図(へんそうず)をもとに語る際の台本。散文と韻文とをまじえて平易に説く。2...
へん‐ぶん【変分】
汎関数で、引数となる関数を微小量だけ変化させたときの汎関数の変化。実関数など普通の関数の微分に相当する。 [補説]...
へんぶん‐オートエンコーダー【変分オートエンコーダー】
⇒ブイ‐エー‐イー(VAE)
へんぶん‐げんり【変分原理】
変分法の形式で表した物理学の基本原理。物体の運動を表すハミルトンの原理や光線の経路を表すフェルマの原理などがあり、...
へんぶん‐ほう【変分法】
ある未知の関数とその導関数を含む定積分として表される値を、与えられた条件の下で最大または最小とするような関数を求め...
へん‐ぷ【返付】
[名](スル)もとの持ち主に返すこと。「書類を—する」「—金」
ヘンプ
麻。大麻(たいま)。
へん‐ぷく【辺幅】
1 布地などのへり。 2 まわりから見たようす。外見。うわべ。
へん‐ぷく【蝙蝠】
コウモリのこと。
辺幅(へんぷく)を飾(かざ)・る
外見を飾る。見えを張る。辺幅を修飾する。「—・らない人」
へん‐プロ【編プロ】
「編集プロダクション」の略。
へん‐べん【返弁/返辨】
返すこと。返済。弁済。
へん‐ぺい【扁平】
[名・形動]凹凸が少なく、ひらべったいこと。また、そのさま。「—な顔」
へんぺい‐コンジローム【扁平コンジローム】
梅毒の第2期に陰部・肛門や乳房の下などに生じる赤く平らな盛り上がり。接触による感染源となる。
へんぺい‐じょうひ【扁平上皮】
魚の鱗に似た薄く平らな細胞によって構成される上皮。皮膚・消化管・子宮頸部などにみられる。
へんぺいじょうひ‐がん【扁平上皮癌】
扁平上皮細胞から発生する癌(がん)。
へんぺい‐そく【扁平足】
足の裏が平たく、土踏まずがほとんどみられない足。
へんぺい‐りつ【扁平率】
地球のような回転楕円体が、球に比べてどの程度扁平であるかを表す量。赤道半径と極半径との差を、赤道半径で割った値で示す。
へんぺい‐りつ【偏平率】
自動車のタイヤで、タイヤ断面の幅Sに対する高さHの比。偏平率はH/S×100で表される。
へん‐ぺき【偏僻】
[名・形動] 1 かたよること。心がひねくれていること。また、そのさま。「—な人」「空想に—し写実に拘泥する者は」...
へんぺん【片々】
今井邦子の歌集。大正4年(1915)刊行。
へん‐ぺん【片片】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 きれぎれになっているさま。また、その一片が軽くひるがえるさま。「一葉の小舟—と...
へん‐ぺん【翩翩】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 軽くひるがえるさま。「衣を—と翻して」〈谷崎・魔術師〉 2 軽々しく落ち着かな...
へん‐ぼいん【変母音】
⇒ウムラウト
へん‐ぼう【辺防】
辺境の防備。国境の防備。
へん‐ぼう【変貌】
[名](スル)姿やようすが変わること。「畑が住宅地にすっかり—する」「—を遂げる」
へん‐ぼう【偏旁】
漢字の偏と旁(つくり)。
へん‐ぼう‐かん‐きゃく【偏旁冠脚】
漢字の偏と旁(つくり)と冠(かんむり)と脚(あし)。漢字の4種の構成部分の併称。
へん‐ぽう【返報】
[名](スル) 1 人がしてくれたことに対してむくいること。また、むくいるための行為や金品。返礼。「受けた親切に—...
へん‐ぽう【変報】
変事の知らせ。
へんぽう‐じきょう【変法自強】
中国、清朝末期の政治改革運動。康有為・梁啓超らが中心になり、議会政治を基礎とする立憲君主制の樹立をめざした。光緒帝...
へん‐ぽん【返本】
[名](スル)書店が仕入れた本を出版社などへ返すこと。また、その本。「版元に—する」
へん‐ぽん【翩翻】
[ト・タル][文][形動タリ]旗などが風にゆれ動くさま。「—とひるがえる日章旗」
へんま‐がん【片麻岩】
変成岩の一。広域変成作用でできた、粗い縞(しま)状構造をもつ岩石。鉱物組成は花崗岩(かこうがん)に似たものが多く、...
へん‐まひ【片麻痺】
上肢および下肢の、左右どちらかの側だけが麻痺した状態。大脳皮質から頸髄(けいずい)までの障害によって生じ、脳出血な...
へん‐まん【遍満】
[名](スル)広くいっぱいにいきわたること。「苦痛が全身に—して」〈谷崎・乳野物語〉
へん‐み【変味】
[名](スル)味が変わること。また、変わった味。
へんみ【辺見】
姓氏の一。 [補説]「辺見」姓の人物辺見(へんみ)じゅん辺見庸(へんみよう)
へんみ‐じゅん【辺見じゅん】
[1939〜2011]ノンフィクション作家・歌人。富山の生まれ。本名、清水真弓。父は角川源義(げんよし)。戦艦大和...
へん‐みょう【変名】
[名](スル)⇒へんめい(変名)
へんみ‐よう【辺見庸】
[1944〜 ]ジャーナリスト・小説家。宮城の生まれ。本名、秀逸。共同通信社に入社、外信部の記者となる。勤務のかた...
へん‐みん【辺民】
片田舎の住民。
へん‐む【片務】
契約当事者の一方だけが義務を負うこと。⇔双務。
へんむ‐けいやく【片務契約】
契約当事者の一方だけが債務を負担する契約。贈与・使用貸借など。⇔双務契約。
へんむ‐じょうやく【片務条約】
当事国・機関の一方だけが義務を負う条約。
へん‐めい【変名】
[名](スル)本名を隠して別の名を称すること。また、その名。へんみょう。
へん‐めん【変面】
中国の古典劇に伝わる、一瞬で面を変える演技。仕掛けは門外不出とされる。四川省の「川劇(せんげき)」の変面が有名。変...
へん‐めん【片面】
片方の面。かためん。
へん‐もく【編目/篇目】
文章の編や章につける題目。また、その表題。