むべむべ・し【宜宜し】
[形シク]「うべうべし」に同じ。「—・しき所の前栽にはいとよし」〈枕・一六一〉
ムベヤ
タンザニア南西部の都市。ムベヤ州の州都。標高約1700メートルの高原に位置する。同国第三の規模をもつ。ザンビア、マ...
ムペンバ‐こうか【ムペンバ効果】
高温の湯が低温の水よりも早く凍結する現象。特殊な状況下で観察される現象で、必ず起こるわけではない。名称は、1960...
む‐ほう【無法】
[名・形動] 1 法のないこと。法律があっても守られないこと。また、そのさま。「敗戦後の—な混乱状態」「—地帯」 ...
む‐ほう【霧砲】
霧による視界不良のとき、船舶に灯台などの位置を知らせるために撃つ空砲。
むほうこうせい‐こうばん【無方向性鋼板】
⇒無方向性電磁鋼板
むほうこうせい‐でんじこうばん【無方向性電磁鋼板】
特定の方向に磁化しないよう、結晶軸の方向を無秩序にした電磁鋼板。磁気特性が方向に依存せず、モーターの鉄芯などに用い...
む‐ほうしゅう【無報酬】
報酬のないこと。報酬を受けないこと。「—で働く」
むほう‐とう【無縫塔】
⇒卵塔(らんとう)
むほう‐の‐ほう【無法の法】
《「伝灯録」から》特に法規を設けなくても、自然の中に法則が備わっているということ。
むほうまつのいっしょう【無法松の一生】
稲垣浩監督による映画の題名。昭和18年(1943)公開。脚色は伊丹万作。出演、阪東妻三郎、園井恵子ほか。 の稲垣自...
むほう‐もの【無法者】
法や社会秩序を無視する者。乱暴者。
むほう‐やぶり【無法破り】
非常に乱暴なこと。また、その人。「わがまま者の—」〈浄・百日曽我〉
む‐ほけん【無保険】
加入する必要性の高い任意保険に加入していない、あるいは、保険料の滞納などにより加入が義務付けられている保険の適用を...
むほけん‐しゃ【無保険者】
無保険の状態にある人。自動車保険など加入する必要性が高い任意保険に加入していない人や、国民健康保険の保険料を滞納し...
むほけんしゃ‐しょうがいほけん【無保険車傷害保険】
対人賠償保険に加入していない自動車との事故により、死亡したりけがを負ったりして、十分な損害賠償を受けられないとき、...
む‐ほん【無品】
《「むぼん」とも》親王で、品位(ほんい)をもたないこと。
む‐ほん【謀反/謀叛】
[名](スル) 1 時の為政者に反逆すること。国家・朝廷・君主にそむいて兵を挙げること。律の八虐の規定では国家に対...
むほん‐ぎ【謀反気】
世間の風潮や人に対して反抗しがちな気質。「汝が痩せしからだはすべて—のかたまりなりといわれてしこと」〈啄木・一握の砂〉
むほん‐しんのう【無品親王】
品位(ほんい)をもたない親王。→品(ほん)2
むほん‐にん【謀反人】
謀反を企てる人。
む‐ぼう【無帽】
帽子をかぶっていないこと。
む‐ぼう【無謀】
[名・形動]結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲。「—な旅程」「—運転」
む‐ぼうび【無防備】
[名・形動]危険や災害に対する備えのないこと。また、そのさま。「—な敵の背後をつく」「大地震に対して—な(の)状態」
むぼうび‐とし【無防備都市】
敵に対する防御・抵抗を放棄した都市。国際法上、攻撃が禁止される。無防守都市。 [補説]作品名別項。→無防備都市
むぼうびとし【無防備都市】
《(イタリア)Roma, Citta, Aperta》イタリアの戦争映画。1945年作。監督はロッセリーニ。続く「...
むま【今】
「いま」に同じ。「篠塚(しのづか)の—や—やと待ちわびし君はむなしくなりぞしにける」〈大和・七〇〉
むま【馬】
⇒うま
む‐ま【夢魔】
夢の中に現れて人を苦しませる悪魔。転じて、不安や恐怖を感じさせる夢。
むま‐き【牧/馬城】
⇒うまき
むま‐ご【孫】
⇒うまご
むまのひょうてき【夢魔の標的】
星新一の長編ホラー小説。昭和38年(1963)から昭和39年(1964)にかけて、雑誌「S-Fマガジン」に連載。単...
むま‐や【馬屋/厩】
⇒うまや
む‐み【無味】
[名・形動] 1 味がないこと。うまみがないこと。「—無臭」 2 おもしろみがないこと。なんの風情もないこと。また...
むみ‐かんそう【無味乾燥】
[名・形動]おもしろみも風情もないこと。また、そのさま。「—な数字の羅列」
む‐みょう【無明】
《(梵)avidyāの訳》仏語。邪見・俗念に妨げられて真理を悟ることができない無知。最も根本的な煩悩で、十二因縁の...
むみょう‐い【無名異】
1 新潟県佐渡から産する、硫化鉄を多量に含む赤色の粘土。 2 呉須(ごす)のこと。
むみょうい‐やき【無名異焼】
佐渡市相川で産する朱泥(しゅでい)系の陶器。弘化年間(1844〜1848)ごろ、伊藤甚兵衛が無名異1を陶土にまぜて...
むみょう‐えん【無名円】
江戸時代によく知られた打ち身や切り傷の薬。
むみょうしょう【無名抄】
鎌倉時代の歌論書。2巻。鴨長明著。建暦元年(1211)ごろの成立。和歌に関する故実、歌人の逸話・語録、詠歌の心得な...
むみょう‐じょうや【無明長夜】
仏語。無明ゆえに生死流転していくことを、長い夜にたとえていう語。 [補説]書名別項。→無明長夜(むみょうちょうや)
むみょう‐せかい【無明世界】
仏語。無明による迷妄に支配された世界。煩悩にとらわれた迷いの世界。娑婆(しゃば)。
むみょうぞうし【無名草子】
鎌倉時代の物語論書。1巻。著者は藤原俊成女説が有力。建久7〜建仁2年(1196〜1202)ごろの成立。物語・歌集・...
むみょうちょうや【無明長夜】
吉田知子の短編小説。昭和45年(1970)発表。同年、第63回芥川賞受賞。
むみょう‐の‐さけ【無明の酒】
人間を惑わす煩悩を、正常な心を失わせる酒にたとえていう語。「—の酔(ゑ)ひ心」〈謡・紅葉狩〉
むみょうのちょう【無明の蝶】
出久根達郎の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成2年(1990)の刊行。収録作のうち表題作と「猫...
むみょう‐の‐ねむり【無明の眠り】
無明の境にさまようことを眠りにたとえていう語。
むみょう‐の‐やみ【無明の闇】
煩悩にとらわれ悟りえない心の状態を闇にたとえていう語。
む‐む
[感] 1 物事に気づいたり納得したりしたとき、また感心したときに発する語。「—、なるほど」 2 口をふさいでふく...
むむき【肫】
鳥の五臓。ももげ。〈和名抄〉