よう‐れい【妖麗】
[名・形動]あやしいまでになまめかしく美しいこと。また、そのさま。「—な美女」
ようれい‐カード【用例カード】
新聞・書籍・雑誌などから採取した言葉の用例を、書き留めたり切り抜きを貼るなどして記録した紙片。辞書の編纂作業で蓄積...
ようれいさいしゅ‐カード【用例採取カード】
⇒用例カード
ようれい‐りん【幼齢林】
林分の年齢区分の一つ。一般に成長の早い樹種で10〜20年生、遅い樹種で30年生以下の森林をさす。→壮齢林 →老齢林
よう‐れき【陽暦】
⇒太陽暦(たいようれき)
よう‐れつ【庸劣】
凡庸で劣っていること。「わが—を咎めたまわで」〈逍遥・小説神髄〉
ようれん‐きん【溶連菌】
「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」の略。
ようれんきん‐かんせんしょう【溶連菌感染症】
溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどの痛み、発熱、発疹などをともなう。飛沫感染する。→猩紅熱(しょうこうねつ)
よう‐ろ【要路】
1 重要なみち。主要な交通路。「東西交易の—」 2 重要な地位。「政府の—につく」
よう‐ろ【溶炉/熔炉】
金属をとかすための炉。
よう‐ろ【窯炉】
窯業用の炉。内部を耐火物、外側を断熱材で覆い、物質を高温に加熱できる。
よう‐ろう【養老】
老人をいたわり世話すること。また、老後を安楽に送ること。
ようろう【養老】
謡曲。脇能物。世阿弥作。雄略天皇の御代に勅使が美濃の養老の滝へ行くと、霊泉に奇瑞(きずい)が現れ、山神が舞をまって...
ようろう【養老】
奈良時代、元正天皇の時の年号。717年11月17日〜724年2月4日。
ようろう‐いん【養老院】
身寄りのない高齢者を収容して保護する施設。昭和38年(1963)老人福祉法の制定により、老人ホームと改称され、養護...
ようろううし‐おんせん【養老牛温泉】
北海道標津(しべつ)郡中標津町にある温泉。標津川沿いに広がる。約300年前に、アイヌの人々により発見された。泉質は...
ようろう‐さんち【養老山地】
濃尾平野の西、岐阜・三重の県境に広がる山地。南北約25キロメートル、東西約5キロメートル。最高峰は笙(しょう)ヶ岳...
ようろう‐しぼり【養老絞(り)】
縦の線模様を表した絞り染め。
ようろう‐しゅ【養老酒】
岐阜県養老郡特産の混成酒。みりんに丁字(ちょうじ)・人参(にんじん)・甘草(かんぞう)などの薬味を加えたもので、甘...
ようろう‐せき【葉蝋石】
アルミニウムの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系。白ないし帯褐緑色で、真珠光沢がある。ふつう塊状で産出し、軟...
よう‐ろうそく【洋蝋燭】
西洋蝋燭(ろうそく)に同じ。キャンドル。⇔和蝋燭。
ようろう‐ねんきん【養老年金】
若い時期から掛け金を払い込み、老後に支給を受ける年金。
ようろう‐の‐たき【養老の滝】
岐阜県南西部、養老山地北部の東麓の断層崖にかかる滝。高さ約32メートル。昔、源丞内(げんじょうない)が湧き出る泉を...
ようろう‐ほけん【養老保険】
生命保険の一。被保険者が一定の年齢に達するまで生存したとき、または保険期間内に死亡したとき、保険金が支払われるもの。
ようろうりつりょう【養老律令】
養老2年(718)藤原不比等(ふじわらのふひと)らが大宝律令を一部改修して編纂(へんさん)した律・令各10巻の法典...
ようわ【養和】
平安末期、安徳天皇の時の年号。1181年7月14日〜1182年5月27日。
要(よう)を◦得(え)る
重要な点をおさえている。「—◦得た議論」
用(よう)を足(た)・す
1 用事を済ます。「出先で—・す」 2 大小便を済ます。
俑(よう)を作(つく)る
《孔子が、人形を死人とともに埋めることを殉死の悪習が生ずるもとになったとして憎んだという「礼記」檀弓下の故事から》...
用(よう)を成(な)さ◦ない
ものの役に立たない。「いざという時の—◦ない」
用(よう)を弁(べん)・ずる
仕事をすませる。用事をすませる。用を足す。
よ‐うん【余蘊】
余分のたくわえ。余った部分。また、不足の部分。余すところ。「—なく記述する」
ヨントビル
米国カリフォルニア州北部の町。サンフランシスコの北約70キロメートル、ナパ川沿いに位置する。ナパバレーのワイン産地...
よ‐えい【余映】
日が沈んだり、灯火が消えたりしたあとに残った輝き。余光。残光。「落日の—」
よ‐えい【余栄】
死後に残る栄誉。
よ‐えい【余裔】
1 子孫。末裔。 2 末流。末派。
よ‐えん【余炎/余焔】
1 消え残りのほのお。 2 夏の終わりのころの暑さ。残暑。
よ‐えん【余煙】
消え残った火のけむり。
ヨエンスー
フィンランド南東部の都市。北カレリア地方の中心地。ロシア統治時代、ニコライ1世により建設。サイマー湖水系のピエリス...
よ‐おう【余殃】
先祖の行った悪事の報いが、災いとなってその子孫に残ること。⇔余慶(よけい)。
よ‐おき【夜起き】
1 夜中に起きること。〈文明本節用集〉 2 揚屋で客が夜中に起き出して酒を飲み興じること。「この里の—のおもしろさ...
よ‐おぼえ【世覚え】
世の中の評判。「—やむごとなしと申せばをろかなりや」〈大鏡・基経〉
よ‐おもて【四面】
四つの面。周囲すべて。しめん。「夜の御帳の帷子(かたびら)を、—ながらあげて」〈源・鈴虫〉
よ‐おり【節折】
毎年6月と12月の晦日(みそか)に宮中で行われる行事。天皇・皇后・皇太子の身長を竹の枝で測り、祓(はらえ)を行うも...
ヨーロッパのせいきまつ【ヨオロツパの世紀末】
吉田健一の評論集。18世紀以降のヨーロッパについて論じた近代文明論。「ユリイカ」誌に昭和44年(1969)7月から...
よか【良か/善か】
1 (九州地方で)形容詞「よい」の連用形・終止形・連体形の音変化。「それで—」「—天気」 2 形容詞「よし」の未然...
よ‐か【四日】
「よっか」に同じ。「—、かぢとり、今日風雲の気色甚だ悪しと言ひて、船出さずなりぬ」〈土佐〉
よ‐か【予価】
商品の予定価格。
よ‐か【予科】
1 本科に進む準備のために修める課程。 2 旧制大学の、学部入学のための前段階となる旧制高等学校に準じる課程。
よ‐か【余花】
春に遅れて咲く花。特に、おそ咲きの桜。《季 夏》「岩水の朱きが湧けり—の宮/不器男」