りゅうさん‐アンモニウム【硫酸アンモニウム】
アンモニアを硫酸に吸収させて作る無色の結晶。窒素肥料として用いられる。硫安(りゅうあん)。化学式(NH4)2SO4
りゅうさん‐ウラニル【硫酸ウラニル】
ウラン化合物の一つ。酸化ウランを硫酸に溶かし、低温で濃縮して製造する。毒性があり、使用・保有には国の許可が必要。ア...
りゅうさん‐えん【硫酸塩】
硫酸の水素原子が金属によって置換された化合物。サルフェート。
りゅうさんえん‐エーロゾル【硫酸塩エーロゾル】
大気中の硫酸塩の微粒子からなるエーロゾル。化石燃料の燃焼、火山噴火などによって生じ、大気汚染や気候変動の原因となる...
りゅうさんえん‐せん【硫酸塩泉】
泉質の一。硫酸イオンを主成分とする温泉。共存するイオンの種類によりナトリウム硫酸塩泉・カルシウム硫酸塩泉などに分け...
りゅうさんか‐ゆ【硫酸化油】
ひまし油などの脂肪油を濃硫酸と反応させ、水酸化ナトリウムやアンモニアなどのアルカリ性水溶液で中和したもの。19世紀...
りゅうさん‐カリウム【硫酸カリウム】
カリウムの硫酸塩。無色の結晶。カリ肥料・ガラス・明礬(みょうばん)の原料。化学式K2SO4
りゅうさん‐カルシウム【硫酸カルシウム】
カルシウムの硫酸塩。無色の結晶。天然には二水和物が石膏(せっこう)、無水和物が硬石膏として産出。化学式CaSO4
りゅうさん‐し【硫酸紙】
木綿繊維や化学パルプから作った原紙を、グリセリンを混ぜた希硫酸に短時間浸し、セルロースの外部をアミロイド化した半透...
りゅうさん‐ストロンチウム【硫酸ストロンチウム】
ストロンチウムの硫酸塩。透明で無色または淡青色の結晶。斜方晶系。水にきわめて溶けにくい。天然には天青石として産出。...
りゅうさん‐だん【榴散弾】
中に多数の散弾を詰め、破裂するとそれが飛び散る仕掛けの砲弾。
りゅうさん‐てつ【硫酸鉄】
鉄の硫酸塩。 1 硫酸鉄(Ⅱ)。鉄を希硫酸に溶かして作る。七水和物は緑礬(りょくばん)ともいい、緑色の結晶。黒イン...
りゅうさん‐どう【硫酸銅】
銅の硫酸塩。 1 硫酸銅(Ⅱ)。無水和物は白色の粉末。水を吸収して五水和物になりやすい。五水和物は青色の結晶で、胆...
りゅうさん‐ドデシルナトリウム【硫酸ドデシルナトリウム】
⇒ラウリル硫酸ナトリウム
りゅうさん‐ナトリウム【硫酸ナトリウム】
ナトリウムの硫酸塩。無色の結晶。無水和物は硫酸ソーダともいい、ガラス・パルプの製造などに用いる。一〇水和物を芒硝(...
りゅうさん‐なまり【硫酸鉛】
鉛の硫酸塩。酸化数ⅡとⅣの化合物がある。硫酸鉛Ⅱは天然に硫酸鉛鉱として産出。水に難溶。鉛蓄電池が放電しきると、極板...
りゅうさん‐バリウム【硫酸バリウム】
バリウムの硫酸塩。白色の結晶。水にきわめて溶けにくい。天然には重晶石として産出。白色顔料やX線造影剤などに利用。化...
りゅうさん‐ピッチ【硫酸ピッチ】
不正軽油を密造する際に、重油と灯油を混ぜ、濃硫酸で処理した後に残る黒いタール状の物質。ドラム缶を腐食するほどの強酸...
りゅうさん‐マグネシウム【硫酸マグネシウム】
マグネシウムの硫酸塩。無水和物は白色の粉末。ふつう七水和物をさし、白色結晶で、瀉利塩(しゃりえん)ともいい、古くか...
りゅうさん‐ミスト【硫酸ミスト】
大気中に含まれる霧状の硫酸。工場の排煙に含まれる二酸化硫黄が酸化されて生じるほか、ディーゼルエンジンの排気ガスなど...
りゅう‐ざ【竜座】
北天の大星座。小熊(こぐま)座を取り巻くように位置し、中心部は8月上旬の午後8時ごろ南中。黄道の極はこの星座のδ(...
りゅう‐ざん【流産】
[名](スル) 1 妊娠22週未満で妊娠が中絶すること。妊娠12週以降22週未満で流産した場合は、死産届・埋葬許可...
りゅう‐ざん【流竄】
[名](スル) 1 罪によって遠隔の地に追いやること。流罪(るざい)。るざん。「—の身」 2 遠隔の地を流れさすら...
りゅうざん‐じ【竜山寺】
《Leong San See Temple》シンガポール、市街中心部のリトルインディア地区にある道教寺院。1917...
りゅうざん‐じ【隆山寺】
《Chua Long Son》⇒ロンソン寺
りゅうざん‐ぶんか【竜山文化】
中国、黄河中・下流域に栄えた新石器時代晩期の文化。仰韶(ぎょうしょう)文化・大汶口(だいぶんこう)文化に次いで興っ...
りゅう‐し【柳糸】
柳の枝を糸にたとえた語。
りゅう‐し【流矢】
1 的を外れた矢。ながれ矢。それ矢。 2 飛んでくる矢。
りゅう‐し【粒子】
1 物質を構成している微細なつぶ。素粒子・原子・分子など。 2 ある物質の一部としての細かい粒。「砂の—」 3 写...
りゅうし‐かそくき【粒子加速器】
⇒加速器
りゅう‐ししつ【硫脂質】
⇒スルホリピド
りゅうししんろん【柳子新論】
江戸中期の思想書。1巻。山県大弐著。宝暦9年(1759)成立。柳子という架空の人物に託し、朱子学的大義名分論の立場...
りゅうしじょう‐ぶっしつ【粒子状物質】
さまざまな粒子の総称。大気中に浮遊するPMは粒径の違いや測定方法によってPM10・SPM(浮遊粒子状物質)・PM2...
りゅうし‐せん【粒子線】
同一方向に進行する多数の粒子の流れ。電子線・分子線・原子線・中性子線など。
りゅうしせん‐がんちりょう【粒子線癌治療】
⇒粒子線治療
りゅうしせん‐ちりょう【粒子線治療】
粒子線を癌(がん)の病巣に狙いを定めて照射する治療法。陽子を用いる陽子線治療や、水素より重い炭素などのイオンを用い...
りゅう‐しち【流質】
1 質流れ。ながれじち。 2 債務不履行の場合に、質権者に質物の所有権を取得させ、または質物を売却してその代金を優...
りゅう‐しつ【流失】
[名](スル)水などに押し流されてなくなること。「洪水で橋が—する」「—家屋」
りゅうし‐ついしょうめつ【粒子対消滅】
⇒対消滅
りゅうし‐ついせいせい【粒子対生成】
⇒対生成
りゅうし‐ビーム【粒子ビーム】
⇒粒子線
りゅう‐しゃ【流砂/流沙】
⇒りゅうさ(流砂)
りゅう‐しゃ【竜車】
天子の車。竜駕(りょうが)。りょうしゃ。
りゅう‐しゃ【竜舎/竜車】
相輪の、水煙(すいえん)の上、宝珠の下にある球形部分。
りゅう‐しゃ【竪者/立者】
⇒りっしゃ(竪者)
リウ‐シャオボー【劉暁波】
[1955〜2017]中国の作家・詩人・人権活動家。吉林省長春生まれ。コロンビア大学の客員研究員として米国滞在中に...
りゅう‐しゃく【留錫】
《錫杖(しゃくじょう)を留める意から》僧が行脚(あんぎゃ)中に一時、他の寺院に滞在すること。また、その僧。挂錫(か...
りゅうしゃく‐じ【立石寺】
⇒りっしゃくじ(立石寺)
りゅうしゅう【柳州】
中国、広西チワン族自治区中部の商工業都市。柳江南岸に位置し、水陸交通の要地。木材の産地。鉄鋼・機械・繊維などの工業...
りゅう‐しゅう【竜集】
《「竜」は星の名、「集」は宿る意。この星は1年をかけて周回しもとの宿に戻るところから》1年。多く年号の下に記す。歳...