りょく‐とう【緑豆】
マメ科の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。緑黄色の蝶形の花をつけ、長さ5〜10センチのさやができ、中に緑色か灰黒...
りょく‐ど【緑土】
1 草木の茂った土地。緑豊かな国土。 2 海緑石に近い化学成分の物質。凝灰岩などの火山ガラスが海底などで変質してできる。
りょく‐どう【緑道】
都市公園の一。都市部を中心に設けられる、歩行路または自転車路を主体とした緑地帯。
りょく‐ないしょう【緑内障】
眼圧が異常に高くなり、視神経が障害されて視力が低下する病気。急性では眼痛・頭痛・嘔吐(おうと)などの症状があり、進...
りょくのう‐きん【緑膿菌】
シュードモナス科の細菌。グラム陰性の桿菌(かんきん)で、化膿(かのう)性炎症を起こし、産生する色素により膿汁が緑色...
りょく‐は【緑波】
緑色に見える波。青波。「—、岸を打て」〈織田訳・花柳春話〉
りょく‐はつ【緑髪】
黒くつやのある髪。みどりのくろかみ。みどりのかみ。
りょく‐ばん【緑礬】
硫酸鉄(Ⅱ)の七水和物の俗称。
りょく‐ひ【緑肥】
緑色の生きている植物を田畑の土中にすき込んで肥料とすること。また、その植物。空中窒素固定を行うマメ科のレンゲソウ・...
りょくひ‐さくもつ【緑肥作物】
緑肥として用いるために栽培する作物。
りょくひ‐りつ【緑被率】
ある地域の敷地面積に占める緑地の割合。樹林、農地、草地、園地など、植物の緑に覆われている部分を緑地とする。→緑視率
りょく‐ふう【緑風】
青葉を吹く、初夏の風。薫風(くんぷう)。
りょくふう‐かい【緑風会】
昭和22年(1947)参議院保守系無所属議員により結成された院内交渉団体。参議院の使命を重んじ、政党の力によらない...
りょく‐べん【緑便】
乳児が消化不良などのときにする緑色の大便。胆汁色素のビリルビンが酸化したビリベルジンという色素による。緑色便。
りょく‐ほう【緑袍】
六位・七位の官人が着用する朝服の上着。緑色の袍で、緑衫(ろうそう)・緑の衣とも。
りょく‐マンガンこう【緑マンガン鉱】
最高品位のマンガン鉱石鉱物。等軸晶系。黄緑・濃緑色であるが、空気中で容易に黒変する。
りょく‐もん【緑門】
祝賀の際などに建てる、常緑樹の葉で包んだ弓形の門。グリーンアーチ。
りょく‐や【緑野】
草木の青々と茂った野原。みどりの野原。
りょく‐ゆ【緑油】
⇒アントラセン油
りょく‐ゆう【緑釉】
陶磁器の釉(うわぐすり)の一。鉛釉(えんゆう)の一種で発色剤の銅の酸化により、鮮やかな緑色を呈する。西洋・東洋で紀...
りょく‐よう【緑葉】
緑の木の葉。青葉。
りょく‐ら【緑蘿】
青々とした、つたかずら。みどりの、つた。
りょく‐りん【緑林】
1 青々とした林。 2 《前漢の末期、王莽(おうもう)の即位後、王匡(おうきょう)・王鳳(おうほう)らが窮民を集め...
りょくれん‐せき【緑簾石】
カルシウム・アルミニウム・鉄などを含む複雑な含水珪酸塩鉱物。黄緑色のガラス光沢のある柱状結晶。単斜晶系。低温ででき...