りょうど‐しゅけん【領土主権】
国家が、領土内のすべての人と物に対して排他的に統治を行う権能。領土権。
りょう‐どなり【両隣】
左右両方の隣。右隣と左隣。「向こう三軒—」
りょう‐どり【両取(り)】
将棋やチェスで、二つの駒が同時に取れる状態になっていること。転じて、二つの利益を同時に取れる状態にあること。
りょう‐ない【領内】
領地の中。⇔領外。
りょうながれ‐づくり【両流れ造(り)】
流れ造りの一。母屋(もや)の前後に庇(ひさし)があり、破風板(はふいた)が合掌形にひとつづきに作ってあるもの。厳島...
りょう‐にせんせき【良二千石】
《中国漢代、郡の長官の年俸が二千石であったところから》よい政治を行う地方長官。すぐれた知事。
りょう‐にん【両人】
両方の人。両名。ふたり。
りょうにん【良忍】
[1072〜1132]平安後期の僧。融通念仏宗の開祖。尾張の人。勅諡(ちょくし)号、聖応大師。比叡山の常行三昧堂に...
りょうねい【遼寧】
1 中国、東北地方南部の省。省都は瀋陽(しんよう)。遼河が貫流し、黄海と渤海(ぼっかい)に面する。東は鴨緑江(おう...
りょうねいしき‐たんけん【遼寧式短剣】
⇒遼寧式銅剣
りょうねいしき‐どうけん【遼寧式銅剣】
紀元前9〜3世紀頃に中国東北部の遼寧省付近で作られ、東アジア一帯に広まった青銅製の剣制の総称。剣身と柄を別々に鋳造...
りょうねい‐しょう【遼寧省】
⇒遼寧
りょう‐のう【良能】
生まれながらに持っているすぐれた能力。また、その持ち主。「良知—」
りょう‐のう【良農】
すぐれた農民。
りょう‐のう【菱脳】
脳の発生の過程でできる脳胞の最も後方のふくらみ。内腔に第四脳室があり、やがて前部が後脳に、後部が髄脳に分化する。
りょう‐のう【領納】
1 金品を受け取り納めること。領収。受領。 2 意見などを受け入れること。「中将の君の—したる躰なり」〈花鳥余情・二〉
りょう‐のう【糧嚢】
食糧を入れて背負ったり腰につけたりする袋。糧袋(りょうたい)。
りょうのぎげ【令義解】
養老令の官撰の注釈書。10巻30編、うち2編欠。清原夏野・小野篁(おののたかむら)らの撰。天長10年(833)成立...
りょうのしゅうげ【令集解】
養老令の私撰の注釈書。50巻(現存35巻)。惟宗直本(これむねのなおもと)撰。貞観年間(859〜877)ごろ成立。...
りょう‐はい【僚輩】
同僚の人々。僚友。
りょうはく‐さんち【両白山地】
石川・富山・福井・岐阜の4県にまたがる山地。白山から能郷(のうごう)白山(標高1617メートル)までの、ほぼ南北に...
りょう‐はし【両端】
《「りょうはじ」とも》両方の端。りょうたん。
りょう‐はだ【両肌】
「諸肌(もろはだ)」に同じ。
両肌(りょうはだ)を脱(ぬ)・ぐ
「諸肌(もろはだ)を脱ぐ1」に同じ。「ひょっとこは、秩父銘仙の—・いで」〈芥川・ひょっとこ〉
りょう‐はん【両班】
1 「両序(りょうじょ)」に同じ。 2 ⇒ヤンパン(両班)
りょう‐はん【量販】
同一規格の商品を、安くして大量に売ること。マスセールス。「—店」
りょうはん‐てん【量販店】
家電や衣料など同一規格の商品を、大量に仕入れて安く売る店。
りょう‐ば【両刃】
1 刃物で、刃先の断面の左右両側に刃がついていること。また、その刃物。「—の包丁」⇔片刃。 2 刀剣などで、鎬(し...
りょう‐ば【良馬】
よい馬。駿馬(しゅんめ)。
りょう‐ば【料馬】
ある目的に使用する馬。
りょう‐ば【竜馬】
⇒りゅうめ(竜馬)
りょう‐ば【猟場】
狩猟をする場所。かりば。
りょう‐ば【漁場】
漁をするのに適した場所。ぎょば。ぎょじょう。
りょう‐ばい【良媒】
よい仲人。りっぱな媒酌人。「此回(このたび)—ありて…目出度合巹(ごうきん)の式を挙げしは」〈蘆花・不如帰〉
りょうばつ‐きてい【両罰規定】
法人などの事業主体の代表者や従業者などが、業務に関して違反行為をした場合に、直接の違反者を罰するほか、その事業主体...
りょうば‐の‐つるぎ【両刃の剣】
「諸刃(もろは)の剣(つるぎ)」に同じ。
りょう‐ばば【良馬場】
競馬で、降雨などがなく水けを含まない状態の馬場。→重(おも)馬場
りょう‐ばん【両番】
江戸幕府の大番と書院番、のちには書院番と小姓組(こしょうぐみ)番の称。
りょう‐ばん【良番】
1 俗に、数字の並びのよい番号のこと。ぞろ目や語呂がいい電話番号・自動車のナンバーなど。 2 俗に、入場券や整理券...
りょうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
⇒りゅうばんこきょ(竜蟠虎踞)
りょう‐ひ【良否】
よいことと、よくないこと。よしあし。「品質の—を調べる」「—を判定する」
りょう‐ひ【寮費】
寮生活をする者が寮に納める費用。
りょう‐ひつ【良弼】
よい補佐の臣。良佐。良輔(りょうほ)。
りょう‐ひつ【良筆】
1 よい筆。また、美しい筆跡。 2 すぐれた文章。
りょう‐ひん【良品】
品質のよい品。
りょう‐びらき【両開き】
扉が中央から左右に分かれて開くこと。また、そのもの。⇔片開き。
りょう‐ふ【両夫】
二人のおっと。二夫。「貞女は—に見(まみ)えず」
りょう‐ふ【猟夫】
かりゅうど。猟師。
りょう‐ふう【良風】
よい風俗や習慣。「—美俗」
りょう‐ふう【涼風】
涼しい風。すずかぜ。《季 夏》「—の面(おもて)を衝(う)って渇癒ゆる/草田男」