いち‐じ【一字】
1 一つの文字。 2 《一文銭(いちもんせん)の表面に文字が四つあるところから》1文の4分の1。2分5厘。〈書言字...
いち‐じ【一次】
1 第1回。1番目。最初。「—募集」「第—越冬隊」 2 いちばん大切であること。根本的な事柄。「—史料」 3 数学...
いち‐じ【一事】
一つの事柄。一つの事件。
いち‐じ【一時】
1 時刻の名。→時(じ) 2 ある短い時間。しばらくの間。天気予報では、予報期間の4分の1未満の時間、その現象が連...
いちじ‐アイエスピー【一次ISP】
プロバイダー(ISP)のネットワークを相互に接続するインターネット相互接続点(IX)や海外のネットワークと直接接続...
いちじ‐いっく【一字一句】
一つの文字と一つの語句。わずかな字句。「—違わない盗作」
いちじいっせき‐きょう【一字一石経】
経文を墨または朱で、小石一つに1字ずつ書き写したもの。先祖などの冥福を祈って地中に埋める。→経石(きょういし)
いちじ‐いりょうけん【一次医療圏】
⇒医療圏
いちじ‐うけおい【一次請負】
⇒一次下請
いちじ‐うちゅうせん【一次宇宙線】
宇宙空間に存在し、地球大気に入射する前の高エネルギーの放射線。主成分は陽子。大気中で二次宇宙線をつくる。
いちじうんどうニューロン【一次運動ニューロン】
⇒上位運動ニューロン
いちじ‐エックスせん【一次X線】
X線回折や蛍光X線分析などで、物質に照射されるX線。その物質から放射されるX線は二次X線と呼ばれる。
いちじ‐エネルギー【一次エネルギー】
自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・原子力など。→二次エネルギー
いちじ‐おんきゅう【一時恩給】
恩給法上の恩給の一。公務員が年金を受け取れる年数に達する前に退職したときに、支給される一時金。
いちじ‐かいけいかんさにん【一時会計監査人】
株式会社の会計監査人が辞職・死亡・欠格などで欠けた場合、監査役会で選任された仮の会計監査人。任期は次期株主総会まで。
いちじ‐かいこ【一時解雇】
⇒レイオフ
いちじかくぶんれつ‐せいせいぶつ【一次核分裂生成物】
⇒核分裂片
いちじ‐かりいれきん【一時借入金】
国や地方公共団体が、一時的な現金の不足を補うために借り入れる資金。原則として、その会計年度のうちに償還しなければな...
いちじかん‐うりょう【一時間雨量】
⇒時間雨量
いちじ‐かんすう【一次関数】
独立変数の一次式で表される関数。グラフは直線になる。
いちじ‐がき【一字書(き)】
1 1枚の紙に1字ずつ書くこと。 2 字体をくずして、一筆に書きくだすこと。続け書き。一筆(いっぴつ)書き。
一事(いちじ)が万事(ばんじ)
わずか一つの物事から、他のすべてのことを推し量ることができる。一つの小さな事柄の調子が他のすべての場合に現れる。「...
いち‐じき【一食】
仏家で、1日に一度だけ、午前中に食事をすること。頭陀行(ずだぎょう)一食法。一座食。
いち‐じき【一時期】
過去のある短い期間。一時。「—は旅行ばかりしていた」「戦後の—に流行した歌」
いちじききゅう‐せい【一時帰休制】
操業短縮などの場合、従業員を一時的に休職させる制度。この間は休業手当が支払われる。レイオフは一時解雇のことであるが...
いちじ‐きこく【一時帰国】
外国で暮らす人が、諸事情により一時的に母国に戻ること。
いちじ‐キャッシュ【一次キャッシュ】
《first level cache》コンピューターの処理速度の高速化を図るため、CPU内部に設けられたキャッシュ...
いちじ‐きょうせい【一次共生】
細胞内共生説において、太古の地球で生じたとされる、真核生物がバクテリアを取り込んだ共生。それらのバクテリアはやがて...
いちじ‐きん【一時金】
1 その時1回限り支給される金銭。 2 賞与。「年末—」
いちじ‐きんりん【一字金輪】
密教で、大日如来が最高の境地に入って説いた真言である(梵bhrūṃで、勃嚕唵(ぼろん)と音写)の一字を人格化した仏...
いちじく【無花果/映日果】
クワ科の落葉高木。高さ約4メートル。葉は手のひら状に裂けていて、互生する。初夏、卵大の花嚢(かのう)を生じ、内部に...
いちじく‐けっしょう【一軸結晶】
⇒単軸結晶
いちじくじょう‐か【無花果状果】
肉質の壼状の花序の内側に小さな果実が多数つくもの。イチジク・イヌビワなど。無花果果(いちじくか)。無花果(むかか)。
いちじくじょう‐かじょ【無花果状花序】
花軸の先端が多肉の壼状になり、内面に多数の花をつけるもの。イチジク・イヌビワにみられる。隠頭花序。
いちじくせい‐けっしょう【一軸性結晶】
⇒単軸結晶
無花果(いちじく)人参(にんじん)
数え歌の一。「いちじく、にんじん、さんしょでしいたけ…」と食用の植物の名を並べ、その中に数をこめてある。おはじきな...
いちじくへんしんねじ‐ポンプ【一軸偏心螺子ポンプ】
⇒スネークポンプ
いちじくボーイとうりうりぼうや【無花果少年と瓜売小僧】
橋本治の小説。昭和53年(1978)に第1作を刊行した青春小説「桃尻娘」シリーズのひとつ。昭和60年(1985)刊行。
いち‐じげん【一次元】
次元の数が一つであること。一つの座標で表される広がり。線。
いちじげん‐コード【一次元コード】
「バーコード」に同じ。二次元コードに対していう。
いちじげん‐バーコード【一次元バーコード】
⇒一次元コード
いちじ‐こうすい【一時硬水】
煮沸すると軟水になる硬水。→硬水
いちじ‐こうぞう【一次構造】
生体高分子の構成単位となる物質の配列。たんぱく質のアミノ酸配列、核酸の塩基配列など。→高次構造
いちじ‐ごめん【一字御免】
家臣が主君から諱(いみな)の一字を賜って、自分の名に用いること。室町・戦国時代に盛行した。一字拝領。
いちじ‐さんぎょう【一次産業】
⇒第一次産業
いちじ‐さんぴん【一次産品】
自然の中で採取・採掘され、加工されていない産出品。米・小麦・綿花・錫(すず)・原油など第一次産業の生産物。 [補説...
いちじ‐さんらい【一字三礼】
写経するとき、1字を書くごとに三度礼拝すること。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。「法花経—に書かせ給ひて」〈...
いちじ‐しき【一次式】
未知数の最高次数が1である式。
いちじ‐したうけ【一次下請(け)】
下請けが多重構造になっている場合に、その最も上位にある会社。建設業では、元請業者から直接仕事を請け負う業者。自動車...
いちじ‐しのぎ【一時凌ぎ】
その場だけ取りつくろって苦境を切り抜けること。一時の間に合わせ。「—に他部署に応援を頼む」