かね‐うけ【金請け】
近世、借金の保証人をいう語。
金請(かねう)けするとも人請(ひとう)けするな
借金の保証人にはなっても、人物の保証人にはなるな。人の保証に立つと厄介なことが多いことをいう。
かねうじ【兼氏】
鎌倉末期の刀工。正宗の弟子で正宗十哲の一人。大和から美濃国多芸郡志津に移り、志津三郎と称した。
かね‐うち【金打ち】
「金打(きんちょう)」に同じ。
かね‐うち【鉦打ち】
時宗に属し、金磬(きんけい)・銅鉦(どうしょう)を首にかけ和讃を唱えて念仏踊りなどをした半僧半俗の者。
かね‐う・つ【金打つ】
[動タ四] 1 鉦(かね)を鳴らして、神仏に誓いを立てる。「大仏の御前にて、—・ちて仏に申して去りぬ」〈宇治拾遺・...
かね‐うり【金売り】
「金商人(かねあきゅうど)1」に同じ。「我らは—吉次の馬追冠者」〈浄・孕常盤〉
かねうり‐きちじ【金売吉次】
源平時代、陸奥(むつ)国の黄金を京で売り、長者になったという伝説的な人物。源義経を陸奥国の藤原秀衡(ふじわらのひで...