かごしま‐すいぞくかん【かごしま水族館】
鹿児島県鹿児島市にある水族館。平成9年(1997)開館。展望ホールからは、桜島を眺めることができる。愛称、いおワールド。
かごしま‐だいがく【鹿児島大学】
鹿児島市にある国立大学法人。第七高等学校・鹿児島師範学校・鹿児島青年師範学校・鹿児島高等農林学校・鹿児島水産専門学...
かごしま‐ほんせん【鹿児島本線】
福岡県の門司港(もじこう)から博多・熊本・川内(せんだい)を経て鹿児島に至るJR線。全長398.5キロ。
かごしま‐わん【鹿児島湾】
鹿児島県南部、大隅(おおすみ)・薩摩(さつま)両半島に囲まれる湾。更新世末期に生じた姶良(あいら)・指宿(いぶすき...
かご‐しゅ【過誤腫】
臓器の正常な組織成分が先天的な異常によって過剰に増殖した状態。
かご‐じ【籠字】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かご‐そ【駕籠訴】
江戸時代の越訴(おっそ)の一。幕府の重職にある人や大名などの駕籠が通行するのを待ち受けて直訴すること。
かご‐ぞり【駕籠橇】
そりの上に、畳表で囲った駕籠をのせ、中に布団を敷いた雪国の乗り物。
かご‐たけ【籠茸】
アカカゴタケ科のキノコ。秋に広葉樹林内に生える。全体が中空の球状となり、目の粗い網状で、直径4〜5センチ。
かご‐だし【籠出し】
川の流れを変えたり、堤防崩れを防いだりするために、川に突き出して蛇籠(じゃかご)を並べること。また、その蛇籠。
かご‐ちょうちん【籠提灯】
竹で編んだ籠に紙を張った提灯。
かご‐つるべ【籠釣瓶】
《水もたまらないということから、切れ味のよさを連想させる謎(なぞ)言葉》よく切れる刀。
かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】
歌舞伎狂言。世話物。8幕20場。3世河竹新七作。明治21年(1888)東京千歳座初演。吉原百人斬り事件に取材したもの。
かご‐づり【籠釣(り)】
釣りで、寄せ餌(え)を入れた小籠を道糸に仕掛けて釣る方法。
籠(かご)で水(みず)を汲(く)・む
ほねをおっても効果のないことのたとえ。
か‐ごと【託言】
《「かこちごと」の意》 1 他にかこつけていう言葉。口実。「御返り、口疾(と)きばかりを—にて取らす」〈源・夕顔〉...
かごと‐がまし・い【託言がましい】
[形][文]かごとがま・し[シク] 1 恨み嘆いて言うようすがありありと感じられる。ぐちめいている。「—・い声を出...
かご‐ながもち【籠長持】
竹で目を粗く編んだ、ふたのない長持。非常の際などに使用。
駕籠(かご)に乗(の)る人(ひと)担(かつ)ぐ人(ひと)そのまた草鞋(わらじ)を作(つく)る人(ひと)
世の中には階級・職業がさまざまあって、同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。また、そのさまざまの人が...
かご‐ぬき【籠抜き】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かご‐ぬけ【籠脱け/駕籠脱け】
1 江戸時代に行われた軽業(かるわざ)の一。底のない長い竹籠などをくぐり抜ける曲芸。 2 「籠脱け詐欺(さぎ)」の略。
かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】
関係のない建物を利用し、そこの関係者のように見せかけて相手を信用させ、金品を受け取ると相手を待たせておき、自分は建...
かご‐の‐き【鹿子の木】
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生。樹皮は灰黒色で、円形にはがれた跡が白くなり、鹿の子模様になる。葉は先のとがった長...
かご‐の‐とり【籠の鳥】
1 籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。 2 《1の境...
籠(かご)の中(なか)の鳥(とり)
「籠の鳥1」に同じ。
かご‐バッグ【籠バッグ】
竹や籐(とう)などで編んだ籠に持ち手をつけたバッグ。
かご‐ばらい【過誤払い】
必要以上の金額を誤って支払うこと。また、支払うべきでない人に誤って金銭を支払うこと。(1)企業が従業員に、所定の額...
かご‐ぱく【籠ぱく】
俗に、スーパーマーケットなどの買い物かごを持ち帰ること。多く、会計後の品が入ったかごをそのまま持ち帰る。 [補説]...
かご‐ぶね【籠船】
祭礼で引き歩く山車(だし)の一種。美しく飾りたてた船形に四輪の車をつけたもの。京都祇園会の船鉾(ふなぼこ)など。飾り船。
かご‐ぼり【籠彫(り)】
社寺建築の木鼻(きばな)などにみられる装飾用木彫りで、外面だけでなく、内部にも透かし彫りをして立体的に仕上げるもの。
かご‐まくら【籠枕】
籐(とう)や竹で編んだ枕。中空で風通しがよく、夏に用いる。籐枕。《季 夏》「涼しさや夢もぬけ行く—/乙由」
かご‐みみ【籠耳】
《籠に入れた水が編み目から漏れるところから》聞いてもすぐ忘れてしまうこと。「身は聞き下手のしかも—」〈徳和歌後万載...
かご‐め【籠目】
籠の編み目。また、模様やひもの編み方などが、籠の目のようになったもの。
かごめ‐かごめ
《「かごめ」は「囲む」の命令形「囲め」からか》しゃがんで両手で目を隠した一人を、籠の中の鳥に見立て、他の者たちは手...
かご‐や【籠屋】
籠を製造・販売する人。また、その店。
かご‐や【駕籠屋】
1 「駕籠舁(か)き」に同じ。 2 駕籠かきを置き、客の求めに応じて駕籠を仕立てる家。また、それを営む人。
かご‐やか
[形動ナリ]「かごか」に同じ。「—に局住(つぼねず)みにしなして」〈源・初音〉
かご‐やく【駕籠役】
1 江戸時代、江戸市中の貸し駕籠業者に課した税。 2 駕籠を担ぐ役目の者。
かご‐やろ【駕籠遣ろ】
[連語]駕籠かきが客に「駕籠をやろ」と呼びかける声。また、転じて、駕籠かき。「天下は夜中八つ過ぎ、廓(くるわ)は恋...
かご‐わき【駕籠脇】
1 駕籠のそば。 2 貴人の乗っている駕籠の左右に付き添っていく役。また、その人。駕籠回り。
かご‐わたし【籠渡し】
架橋できない深い谷や断崖(だんがい)、また、急流のために舟が渡せない場所で、綱を両岸に渡して籠をつり、中に人や物を...
か‐ごん【過言】
1 大げさすぎる言い方。言いすぎ。かげん。「実力では世界一と言っても—ではない」 2 度を過ぎた言葉。無礼な言葉。...
かさ【梂/毬】
《「笠」と同語源》松やトチなどの実の殻(から)。
かさ【笠】
《「傘」と同語源》 1 日光・雨・雪などが当たらないように頭にかぶるもの。藺(い)・菅(すげ)などで浅い円錐形に作...
かさ【傘】
《「笠」と同語源》雨・雪・日光などがじかに当たらないように、広げて頭上に差しかざすもの。竹や金属の骨に紙や布をはり...
かさ【嵩】
1 物の大きさ、分量。体積。容積。「荷物の—が張る」「水の—が増す」 2 高い所。「敵の行く前(さき)難所なる山路...
かさ【暈】
《「笠」と同語源》太陽や月の周囲にできる淡い光の輪。光が高層大気中に浮かぶ氷の微細な結晶を通過するときに屈折して起...
かさ【瘡】
1 皮膚のできもの、はれもの。また、傷の治りぎわにできるかさぶた。 2 梅毒の俗称。
か‐さ【枷鎖】
1 かせとくさり。昔、罪人をつなぐのに用いた刑具。「—を抜きて逃げなんとしけるに」〈今昔・二五・一一〉 2 禅宗で...
か‐さ【過差】
分に過ぎたこと。分不相応なおごり。ぜいたく。「—殊の外に好ませ給ひて、大饗せさせ給ふに」〈大鏡・伊尹〉