かっきり
[副] 1 数量・時間などに、端数のないさま。ぴったり。きっかり。「—2時に終わる」「10メートル—」 2 区切り...
かっ‐き・る【掻っ切る】
[動ラ五(四)]《「かききる」の音変化》力を入れて切る。「腹を—・る」
かっ‐きん【恪勤】
[名](スル)職務に励むこと。まじめに勤めること。精勤。かくごん。「精励—」
かっ‐く【活句】
1 禅宗で、有益に生かして用いられた文句。生きた語句。⇔死句。 2 俳諧で、言外に奥深い味わいのある句。⇔死句。
かっ‐くう【滑空】
[名](スル) 1 航空機のエンジン停止状態や遅い回転状態での飛行、また、グライダーによる飛行にみられる、地表に対...
かっくう【茅空】
昭和50年(1975)に北海道南茅部(みなみかやべ)町著保内野(ちょぼないの)(現函館市)から出土した中空土偶の愛...
かっくう‐き【滑空機】
⇒グライダー
かっくう‐ひ【滑空比】
グライダーや着陸時の飛行機などが滑空するとき、飛行した水平距離と降下した高度との比。滑空比は揚抗比に等しい。→揚抗比
カックー
ミャンマー中部、シャン高原西部にある仏教遺跡。インレー湖の東約50キロメートルに位置する。約2500もの仏塔が林立...
かっ‐け【脚気】
ビタミンB1の欠乏により起こる病気。倦怠感(けんたいかん)・手足のしびれ・むくみなどから始まり、末梢神経の麻痺(ま...
かっ‐けい【活計】
1 暮らしを営むこと。また、その手段。生計。「—を立てる」 2 豊かな暮らし。ぜいたく。「日々寄り合ひ—を尽くす」...
かっけ‐しょうしん【脚気衝心】
脚気に伴う心臓機能の不全。呼吸困難となり、苦悶(くもん)して死に至ることが多い。
かっ‐けつ【喀血】
[名](スル)気管支・肺などから出血して血を吐き出すこと。肺結核・肺癌(はいがん)・気管支拡張症などでみられる。→...
かっ‐こ
《「からころ」という音から》下駄をいう幼児語。「紅緒(べにお)の—も緒が切れた」〈白秋・雨〉
かっ‐こ【各戸】
それぞれの家。家ごと。
かっ‐こ【各個】
いくつかあるものの一つ一つ。それぞれ。めいめい。おのおの。「—別々に処理する」
かっ‐こ【括弧】
[名](スル)特定の文字・語句・文などを囲って他の部分と区別する記号。( )〔 〕「 」[ ]〈 〉など。また、そ...
かっ‐こ【喝火】
《「こ(火)」は唐音》禅寺で、就寝前に火の用心を呼びかけること。また、その役目の僧。
かっ‐こ【羯鼓】
1 雅楽に用いる打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏の速度・長短を指揮する主要楽器...
かっ‐こ【確固/確乎】
[ト・タル][文][形動タリ]しっかりして動かないさま。確かなさま。「—たる信念」「—不動」
かっこ‐い・い【かっこ好い】
[形]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》見栄えがしたり、態度・行動がさわやかだったりして心ひかれる、とい...
かっ‐こう【各校】
それぞれの学校。「—の代表」
かっ‐こう【角行】
⇒かくぎょう(角行)
かっ‐こう【格好/恰好】
《「恰(あたか)も好(よ)し」の意で、ちょうど似つかわしいさまが原義。形がちょうどよいというところから、姿・形の意...
かっ‐こう【郭公】
《鳴き声から》カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに...
かっ‐こう【滑降】
[名](スル)すべりおりること。特に、スキーで、雪の斜面をすべりおりること。「急な斜面を—する」「直—」
かっ‐こう【葛洪】
[283ころ〜343ころ]中国、東晋の道士。丹陽・句容(江蘇省)の人。字(あざな)は稚川(ちせん)。号、抱朴子(ほ...
格好(かっこう)が付(つ)・く
人に見せられる程度になる。体裁が整う。「借り物の洋服を着せて、何とか—・いた」
かっこう‐きょうぎ【滑降競技】
スキー競技のアルペン種目の一。標高差、男子800〜1100メートル、女子450〜800メートルのコースを高速で滑降...
かっこう‐ふう【滑降風】
⇒カタバチック風
かっこう‐ほう【滑腔砲】
砲身の内面に、砲弾を回転させる溝が刻まれていない砲。→施条砲
かっこ‐おどり【羯鼓踊(り)】
風流(ふりゅう)系の民俗芸能で、羯鼓を腹につけ、背に神籬(ひもろぎ)を負って踊るもの。雨ごい・虫送りなどを目的とし...
かっ‐こく【各国】
それぞれの国。「—首脳」
かっこ‐げきは【各個撃破】
敵が分散しているうちに、そのそれぞれを集中的に撃ち破っていくこと。比喩的に、相手側の人間を一人一人説得したり、また...
かっこ‐つき【括弧付き】
《その語に「 」を付けて使うところから》実体がその言葉どおりであるかどうか疑問がある、という意を表す。「—の福祉政策」
かっこ‐つ・ける【かっこ付ける】
[動カ下一]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》見た感じがいいように、体裁をよくする。また、いいところを見...
括弧(かっこ)に入(い)・れる
不確かなものとして扱う。判断を保留にする。「予算については一度—・れて考えよう」
かっこ‐ふばつ【確固不抜】
[名・形動]意志が固く、動揺しないこと。また、そのさま。「—な精神」
かっ‐こ・む【掻っ込む】
[動マ五(四)]《「かきこむ」の音変化》食物をせわしそうに口にかき入れる。「お茶漬けを—・む」
かっ‐こめ【掻っ込め】
《福をかきこめ、の意》酉(とり)の市で売る縁起物の熊手の一。小さい枡形(ますがた)の中に恵比須(えびす)・大黒など...
かっこ‐わる・い【かっこ悪い】
[形]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》物事に気のきいた感じがなくて自分の好みにぴったりしない、という気...
かっ‐こん【葛根】
クズの根。漢方で、発汗・解熱などに薬用。
かっこん‐とう【葛根湯】
漢方の薬方の一。葛根に麻黄(まおう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・桂枝(けいし)・甘草(かんぞう)など...
かっ‐さ【刮痧】
中国の民間療法の一。水牛の角・石などでできた専用の板や陶製のさじなどで、皮膚を刺激して新陳代謝を促進する。日本では...
かっ‐さい【喝采】
[名](スル)声を上げて褒めそやすこと。また、その声。「—を博する」「拍手—する」
かっ‐さつ【活殺】
生かすことと殺すこと。生殺。
かっさつ‐じざい【活殺自在】
生かすも殺すも思いのままであること。相手を思うままに扱うこと。
カッサバ
⇒キャッサバ
かっ‐さば・く【掻っ捌く】
[動カ五(四)]《「かきさばく」の音変化》切り裂く。かき切る。「腹—・いてでも責任はとる」
カッサラ
スーダン東部の都市。カッサラ州の州都。エリトリアとの国境近く、ガシュ川沿いに位置する。1840年、エジプト太守ムハ...