こうじょう‐あきんど【口上商人】
江戸時代、盛り場の路傍で、巧みな弁舌で人を集め、品物を売る商人。
こうじょう‐いい【口上言い】
興行場などで、口上3を述べる人。口上人。
こうじょう‐いいんかい【工場委員会】
産業別・職種別組合の発達した国で、経営者との交渉にあたるため、企業や工場の全従業員によってつくられる企業内組織。第...
こうじょう‐えいせい【工場衛生】
工場で働く者の保健や病気の予防などを目的として行われる衛生。
こうじょう‐かん【興譲館】
江戸時代、米沢藩の藩校。元禄10年(1697)に創設されたが衰微。安永5年(1776)に藩主上杉治憲(鷹山(ようざ...
こうじょう‐かんばん【口上看板】
歌舞伎などで、座元の口上を記した看板。上演狂言の由来説明や、俳優の出勤・欠勤などの事情説明などに用いた。
こうじょう‐がき【口上書(き)】
1 口頭で述べることの趣旨や次第を文章にしたもの。口上。 2 江戸時代、裁判などに関する口頭の供述を筆録したもの。...
こう‐じょうけん【好条件】
ある目的にかなう都合のよい条件。有利な条件。「—を提示する」
こうじょう‐げんしょう【恒常現象】
暗い所でも白紙が白く見えたり、離れた所に立つ人物があまり小さく見えなかったりするなど、観察条件が変わっても、物の性...
こうじょう‐ざいだん【工場財団】
抵当権の目的とするために、工場に属する土地・建物・機械・器具、その他の設備または権利の全部もしくは一部をもって組成...
こうじょう‐しょ【口上書】
外交文書の一。相手国に対してある意向を伝えるため、口頭で述べる代わりに文書にして渡すもの。
こうじょう‐しん【向上心】
現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目ざして努力する心。「—に欠ける」
こうじょう‐せい【恒常性】
生物の生理状態などが一定するように調節される性質。→ホメオスターシス
こうじょうせい‐しゅこうぎょう【工場制手工業】
⇒マニュファクチュア
こうじょう‐せん【甲状腺】
喉頭(こうとう)の下方、気管の前方にある蝶(ちょう)形の内分泌腺。甲状腺ホルモンを分泌して物質代謝を促し、身体の成...
こうじょうせん‐がん【甲状腺癌】
甲状腺に癌腫が形成される病気。分化癌(乳頭癌・濾胞癌)・髄様癌・未分化癌・悪性リンパ腫などの種類があり、病態や悪性...
こうじょうせんきのうこうしん‐しょう【甲状腺機能亢進症】
甲状腺の機能が異常に亢進した状態。血中の甲状腺ホルモンが過剰となり、それによる症状が現れる。バセドー病はその代表。...
こうじょうせんきのうていか‐しょう【甲状腺機能低下症】
甲状腺の機能が低下した状態。血中の甲状腺ホルモンが減少し、それによる症状が現れる。乳幼児期のクレチン病、大人では粘...
こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】
脳下垂体の前葉から分泌されるホルモン。甲状腺ホルモンの生成・分泌を促す。サイロトロピン。チロトロピン。TSH(th...
こうじょうせん‐しゅ【甲状腺腫】
甲状腺にはれが生じている状態。
こうじょうせん‐シンチ【甲状腺シンチ】
⇒甲状腺シンチグラフィー
こうじょうせん‐シンチグラフィー【甲状腺シンチグラフィー】
甲状腺に集まる放射性医薬品を投与して、その分布を画像化する検査。バセドー病・橋本病・甲状腺腫瘍などの診断に用いられ...
こうじょうせん‐シンチグラム【甲状腺シンチグラム】
⇒甲状腺シンチグラフィー
こうじょうせん‐ひばく【甲状腺被曝】
体内に取り込まれた放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積して、甲状腺が放射線にさらされること。内部被曝の一種。甲状腺がんの原因...
こうじょうせん‐ホルモン【甲状腺ホルモン】
甲状腺で生成・分泌されるホルモン。沃素(ようそ)を多く含む。甲状腺から分泌されるホルモンには物質代謝を促す作用をす...
こうじょう‐ちゃばん【口上茶番】
身振りを入れず、座ったまま、せりふだけで演じるこっけいな茶番。→茶番2
こうじょう‐ていとう【工場抵当】
工場の所有者が、その工場に属する土地・建物・機械・器具などに抵当権を設定すること。また、その抵当権。
こうじょう‐なんこつ【甲状軟骨】
喉頭(こうとう)にある最大の軟骨。喉頭全体を鎧(よろい)状に保護している。頸部(けいぶ)前面中央の隆起したところは...
こうじょう‐にん【口上人】
「口上言い」に同じ。
向上(こうじょう)の一路(いちろ)
禅宗で説く、言語・思考の及ばない最上の境地。
こうじょうのつき【荒城の月】
土井晩翠(どいばんすい)作詞、滝廉太郎作曲の歌曲。明治34年(1901)に発表。歌詞は仙台の青葉城趾などから、曲は...
こうじょう‐はいすい【工場廃水】
工場から河川などの公共水域に排出される水。水質汚濁の原因となるため、法的に規制される。
こうじょう‐ぶれ【口上触れ】
歌舞伎で、頭取がこれから口上が始まることを触れること。また、浄瑠璃の所作事を演じる前に、舞台でその役割や演奏者名を...
こうじょう‐へいさ【工場閉鎖】
1 操業をやめて工場を閉ざすこと。 2 ⇒ロックアウト
こうじょう‐ほう【工場法】
工場労働者の保護を目的とした法律。日本では明治44年(1911)制定、大正5年(1916)施行。12歳未満の者の就...
こうじょう‐ほう【攻城砲】
要塞(ようさい)や堅固な陣地の攻撃に用いる大口径の火砲。
こうじょう‐ろうどうしゃ【工場労働者】
工場で生産に従事する労働者。
こう‐じょく【劫濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。時世の堕落。飢饉(ききん)・疫病・争乱などの社会悪が起こることをいう。
こうじょしらぎくのうた【孝女白菊の歌】
落合直文の長編叙事詩。明治21年(1888)発表。井上哲次郎の漢詩の翻案で、新体詩の先駆的作品となった。
こうじょたいしょう‐はいぐうしゃ【控除対象配偶者】
合計所得金額が1000万円(給与所得者の場合、年収1220万円)以下の納税者と生計を一にする配偶者で、合計所得金額...
こうじょたいしょう‐ふようしんぞく【控除対象扶養親族】
扶養親族のうち、その年の12月31日の時点で年齢が16歳以上の人。→特定扶養親族
こうじょ‐りょうぞく【公序良俗】
おおやけの秩序と善良な風俗。公序良俗に反する事項を目的とする法律行為は無効とされる。
こう・じる【困じる】
[動ザ上一]「こう(困)ずる」(サ変)の上一段化。「借金の返済に—・じる」
こう・じる【高じる/嵩じる/昂じる】
[動ザ上一]「こう(高)ずる」(サ変)の上一段化。「無理がたたって病が—・じる」
こう・じる【講じる】
[動ザ上一]「こう(講)ずる」(サ変)の上一段化。「適切な処置を—・じる」
こう‐じるし【口印】
接吻(せっぷん)。江戸後期の流行語。「手つけの—までやらかして」〈滑・膝栗毛・初〉
こう‐じん【工人】
1 工作を職業とする人。職人。 2 中国で、労働者のこと。「高重は東洋紡績の—係りで」〈横光・上海〉
こう‐じん【公人】
公職にある人。公務員・議員など。また、社会的な立場にある場合の個人。「—として恥ずべき行為」⇔私人。
こう‐じん【功人】
てがら・功績のある人。功労者。
こう‐じん【行人】
1 道を行く人。通行人。また、旅人。 2 使者。「公私—」〈延喜式・兵部省〉 [補説]作品名別項。→行人