こうらい‐や【高麗屋】
歌舞伎俳優の松本幸四郎、およびその一門の屋号。
こうらい‐やき【高麗焼】
朝鮮で作られた陶磁器の総称。朝鮮を俗に高麗と称したところからの名。→高麗茶碗
甲羅(こうら)が生(は)・える
長年の経験から要領よくなったり、ずるくなったりする。「—・えた古参社員」
こう‐らく【行楽】
山野などに行って遊び楽しむこと。遊山(ゆさん)。「—に出かける」「—客」
こう‐らく【攻落】
[名](スル)攻め落とすこと。「敵城を—する」
こう‐らく【後楽】
《范仲淹(はんちゅうえん)「岳陽楼記」の「天下の楽しみに後(おく)れて楽しむ」から》世間の人々の楽しみを先にし、自...
こう‐らく【黄落】
[名](スル)木の葉や果実が黄色に色づいて落ちること。「—期」《季 秋》「—の夜目にもしるき一樹かな/古郷」
こう‐らく【恋ふらく】
《「こ(恋)ふ」のク語法》恋をすること。恋い慕うこと。「かくしあらば何か植ゑけむ山吹の止む時もなく—思へば」〈万・...
こうらく‐えん【後楽園】
東京都文京区にある池泉回遊式庭園。寛永6年(1629)水戸藩主徳川頼房が起工したが、焼失。その子、光圀(みつくに)...
こうらくえん‐やき【後楽園焼】
1 水戸徳川家の御庭焼き。宝暦年間(1751〜1764)に後楽園で創始。初めは楽焼き、のち交趾(こうち)写しを焼い...
こうらく‐かん【康楽館】
秋田県鹿角郡小坂町にある劇場。小坂鉱山の厚生施設として、明治43年(1910)開館。重要文化財。
こうらく‐シーズン【行楽シーズン】
行楽にふさわしい季節。行楽でにぎわう時期。
こうらくじ‐は【康楽寺派】
鎌倉末期から室町時代の絵仏師の一流派。信濃国康楽寺の浄賀(じょうが)を祖とし、浄土真宗関係の仏画などを多く制作。
こうらく‐ち【行楽地】
野外施設や観光名所などがあって行楽に適した土地。
こうら‐さん【高良山】
福岡県久留米市にある山。中腹に高良大社、西斜面に神籠石(こうごいし)がある。
こうら‐たいしゃ【高良大社】
福岡県久留米市にある神社。旧国幣大社。主祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)。八幡大神・住吉大神を配祀。筑後...
こうら‐ぼし【甲羅干し】
腹ばいになって背中を日光に当てること。日光浴。
こうら‐むし【甲羅蒸(し)】
カニの甲羅に、ほぐしたカニの身や野菜・卵黄などを調味して詰め、蒸したもの。《季 冬》
甲羅(こうら)を◦経(へ)る
年功を積む。熟練する。また、世間ずれしてずうずうしくなる。劫﨟(こうろう)を経る。
甲羅(こうら)を干(ほ)・す
甲羅干しをする。
こう‐らん【勾欄】
「高欄(こうらん)1」に同じ。
こう‐らん【紅蘭】
紅色の花が咲くラン類。
こう‐らん【高覧】
相手を敬って、その人が見ることをいう語。「御—に供する」
こう‐らん【高欄】
1 宮殿・神殿などのまわりや、橋・廊下などの両側につけた欄干(らんかん)。擬宝珠(ぎぼし)高欄・跳(はね)高欄など...
こう‐らん【攪乱】
[名](スル)「かくらん(攪乱)」に同じ。「ただ地方を—するために、乱暴狼藉を働いたと見られては」〈藤村・夜明け前〉
こう‐らんけい【広卵形】
幅のひろい卵形。葉や花弁などの形を表すのに用いる語。
こうらん‐けい【香嵐渓】
愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメー...
こ‐うり【小売(り)】
[名](スル)消費者に対して、直接商品を販売すること。「—価格」「—店」
こう‐り【公吏】
明治憲法下の地方公共団体の職員。現在の地方公務員。
こう‐り【公利】
公共の利益。公益。⇔私利。
こう‐り【公理】
1 一般に通用する道理。 2 数学で、論証がなくても自明の真理として承認され、他の命題の前提となる根本命題。 3 ...
こう‐り【功利】
1 功名と利得。功績と利益。また、功績や利益を上げること。 2 幸福と利益。
こう‐り【行李/梱】
1 竹や柳で編んだ箱形の物入れ。旅行の際に荷物を運搬するのに用いたが、今日では衣類の保管などに使用。「柳—」 2 ...
こう‐り【高利】
1 高い利息。また、高い利率。「—の金を借りる」⇔低利。 2 大きな利益を得ること。また、その利益。巨利。「—を博する」
こう‐り【黄鸝】
コウライウグイスの別名。
こうり‐がし【高利貸し】
《「こうりかし」とも》高い利息を取って金銭を貸すこと。また、それを職業とする人。
こう‐りきし【高力士】
[684〜762]中国、唐代の宦官(かんがん)。玄宗の側近として権勢を振るったが、安史の乱で失脚。
こうり‐ぎょう【小売業】
他者から購入した商品を、性質や形状を変えずに、最終消費者に販売する事業。また、その事業者。
こうり‐ぎんこう【小売銀行】
⇒リテールバンク
こうりぎんこう‐ぎょうむ【小売銀行業務】
⇒リテールバンキング
こうり‐ぐん【公理群】
⇒公理系
こうり‐けい【公理系】
一つの理論体系の出発点となっている公理の集まり。それぞれの公理は互いに独立し、かつ矛盾のないことが必要。公理群。
こうり‐しゅぎ【公理主義】
すべての理論は、公理的方法によって構成されなければならないという主張。ドイツの数学者ヒルベルトによって提唱された。
こうり‐しゅぎ【功利主義】
1 功利を第一とする考え方。 2 幸福を人生や社会の最大目的とする倫理・政治学説。「最大多数の最大幸福」を原理とす...
こうり‐しょう【小売商】
流通経路の末端にあって、最終消費者を対象にして商品を小口に販売する業者。百貨店・スーパーマーケット・一般小売商など。
こう‐りつ【工率】
⇒仕事率(しごとりつ)
こう‐りつ【公立】
都道府県・市区町村などの地方公共団体が設立し維持すること。また、その施設。国立・私立と区別していう。私立に対して国...
こう‐りつ【効率】
1 機械などの、仕事量と消費されたエネルギーとの比率。「—のよい機械」「熱—」 2 使った労力に対する、得られた成...
こう‐りつ【高率】
比率が高いこと。また、高い比率。「—の課税」⇔低率。
こうりつ‐がっこう【公立学校】
地方公共団体が設立・維持する学校。公立校。